これから「家」を持ちたいと思う、または大人になりたい人に、読んで欲しいと思うブログです…

あなたの「マイホーム計画」のお役に立つために…今日は「水」のお話です…!

 

 

これも現代のバンガロー・スタイル…

ティンバー・フレームのような角材で正面をデザインしています…

そのぶん乱石積みでポーチを強調しています…

 

 

 最強と言われた19号台風は、関東以北の河川を氾濫させ、多くの死者と15号台風の避難者まで巻き込んで今なおその爪痕の過酷さが連日のように報告されています…月並みな表現ですが、今なお苦しんでいられるご遺族や床上浸水で日常を失った方たちのご回復を願うしかありません…都会人の無力さを感じます…

 

 その多くは「水害」による、いわば「水」の被害です…しかも今回の19号ではことさらに水の被害が大きいようです…堤防の決壊、それに伴う広域の床上浸水の被害や田や畑、果樹の冠水など「水」の被害の大きさが連日のように報告されます…

 

 

 その「水」は僕たちの生命維持装置でいちばん大事な要素です…!

地質的に日本は「軟水」であり、ヨーロッパの大半の国のような「硬水」ではなく、そのまま飲めるのも日本の特徴です

 

 人間の体のほとんどが「水」で出来ているということはよく知られています…そのが失われることは生命を維持ができなくに至ります…それがこの国で昔から「水」と「安全」はタダと言われてきたことにもつながります…「水」の美味しさと飲料の手軽さは、煮炊きだけでなく酒や調味料、料理方法や味わい方まで文化を作ってきました…

 

 

 もともと日本は稲作文化「水」は貴重です…小さな国だから山頂に降った雨は瞬時に上昇気流になりまた大量の雨を降らせ、海へと流れ落ちます…この急峻な流れが時に洪水を引き起こし、国土を引き裂きます…

山を収め水を治める…この「治山治水」はこの国の政(まつりごと)の根幹ですが、それでもこのように僕たちに牙を剥きます…それも毎年のように…大きくは地球の温暖化という環境破壊の現実があります…

 

 ムダ話ですが…

若い頃に焼岳から西穂高岳を通る縦走を何度かしました…稜線を挟んで右が上高地で左が飛騨です…その稜線を西穂高岳を目指して縦走するときに言われたのが「午後になって飛騨側から雲が湧くならば雨になる」ということでした…この言葉のイミは本当でした…狭い国土とはいえ、古来からここではこういう言い習わしで、人的被害を天災から守ったのだと知れます…

おそらくはこんな言い習わしは、日本のあちこちにあることでしょう…そこには「天災だから…」という諦観自然観がこの国にはあったと想像します…その一方で、樹林帯の所々で下流のダムのために水を蓄える木々を保護する「涵養林」(かんようりん)の標識を見ます…「水」を保護しながらも暴れることを恐れる…いわばこのスタンスが「自然災害」への僕たちの感覚なのかもしれません…

 

 

 ところで生存に不可欠な「水」ですが、その水を供給する水道パワーも目立って進歩しています…!

例えば揚水能力も今では3〜4階建の高さまで、ポンプなしで本管から直接各戸まで水を供給できます…

今まではせいぜい2階位までが安心圏内…マンションという名がつくところでは、たいてい本管の水を貯めるタンクがあり、それが屋上に四角や円形や球形のタンクを作っています…揚水ポンプで持ち上げられた水は一度そこに貯められて、そこから重力=サイフォンで各戸の蛇口に配られます…

 

 当然ですが、このタンクは外気に無防備だから寒暖の差や、特に太陽に照らされたままでは内部にカビや藻が発生して匂いもこもります…

 実はこれらがタンクを汚し、水を汚します…つまり「飲料水」も汚れます…!

 

 揚水ポンプの作動音が聞こえないように、あるいは衛生的に考えて地下に設置するケースもあります…

たいていはモターも2機、もしくは複数が交互に運転しながら…つまり休憩しながら…働いています…時々モーターの低いうなり音が断続的に聞こえるのは揚水ポンプが水を補充するために送水している音です…

 

 

 水はかなりの重さですそのため水量とポンプの能力がタンク設置の高さに影響を与えます…

人気の高層マンションはこうしたタンクが幾つか繋がって最上階の蛇口まで配水します…つまり憧れの高層マンションの欠点の一つはタンクの数だけ、水道=新鮮さ?から遠ざかっているというわけです…

それでも最近は蛇口に取り付ける整水器などでなるべくきれいな水を飲むようにしていますが…

 もちろん、きれいな水=水道水にはタンク=貯水がない方が良いにこしたことはありません…

先述した3〜4階のいわゆる低層マンションは水道管に直結した工事でタンクをなくしています…!

 

 「水」はお米を研いだり、調理したり、飲んだり、風呂を浴びたりと生活のあらゆる場面で使われます…ひとたび「断水」すればその影響がいかに大きいかということも毎回の災害が僕たちに伝えます…

 

 「水」は生きています… 新鮮が良いと体験的に知っています…!

若い頃にあちこちをキャンプしました…その先々でその土地ならではの「名水」に出会います…まさにこんこんとわき出る名水を口に含むとその冷涼さと口いっぱいに広がる味に思わず「美味だなぁ…」と思ったものです…さらに驚くのはこの時に手持ちのタンクに汲んだ水がなかなか腐らなかったことです…一般の水道水をためておくとカルキ臭くなり独特の匂いもあり、そのままではもう飲めません…でも「名水」にはそんなことがありません…

 

 きっと「名水」は地中のミネラルなど生命に必要なものを取り込みながら、長い旅を続けてきたのでしょう…「水」もまたをつなぎながら僕たちに命の恵みを与えているのです…

 

 最近はスーパーなどでが売られています…これが本当の水商売ってか…そのほとんどが煮沸されます…

水の中のミネラル分は熱に弱く、煮沸された時点で死滅しています…販売の法的な規制とはいえ、スーパーの飲料水がみんな同じ味なのはこのせいです…あとは香りや味付けでごまかしています…

 

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 その貴重な「水」を配水する水道管の太さは、直径が13ミリでしたが最近は20ミリの太い管が使われるようです…これも都市部の利用度が増えたことへの対応なのでしょう…前回のブログに書いた、電気の配線がテン6から2ミリに太くなった理由と無縁ではなさそうです…

 

 あなたの家に入っている水道管の太さは、検針票に記載されているので確かめると良いでしょう!

当然ですが、配水管が太くなった分だけ水の流量は増え、使い勝手も良さそうです…13ミリの菅でもその水圧はとても人力で抑えることは不可能です…それが20ミリと太くなるのですから…⁉︎

 

 そこで気をつけなくてはいけないのが、請求書の数字です…基本料はともかく全体請求の総額にびっくりするはずです…今までの13ミリのように20ミリを使えばそれなりに流量も増えています…つまり洗い物などは便利と感じますが、あなたには同じだと感じる汚れを取るのにも実はそれだけ水を使っていることになります…要は感じ方の違いですが、結果としてそれが料金=使用量になって現れます…同じ時間を使っても、実際の流量は増えています…ここで錯覚します…⁉︎

 

 

 ついでながら、基本料が地域、地方によって違う理由ですが、水道の保守や点検では老朽化した機器類の取り替え、掘削や夜間工事などのコストがかかります…これらをその監理地域の水道局が日夜やっているわけですが、そのコストの分担を利用者が負担しています…つまり基本的には利用者の頭割です…利用者が多ければコストは下がり、反対ならばコストは上がります…これが地域ごとの差額になって表れています…

 

 今までと違う新しい地域=自治体「家」を作る時にはこのことも知っておいてください…!

 

 配水管は冷水用にはグレイ=灰色菅を、給湯などの熱菅にはレッド=くすんだ赤菅を使います…これらの材料は塩ビ菅で、各曲がり角では直角に結ぶ必要があります…そのためにエルボーやソケットなどの部材を使って、菅をストレートに結ぶ必要がありました…

 

 その作業を簡略化したのがホース式のものです…これなら曲がり角の直角など気にせずに配管ができます…もちろん専用のソケットを使う必要があります…ホースも赤と青に色分けされています…

 

 最近のホース式でも役物との取り合い部分のカットの正確さが求められますが、この役物に一度はめ込んだホースは外せませんから注意が必要です…さらにホースには撓みがあるのでこれも注意が必要です…新しい「家」では考えられないことですが、ここでも丁寧な仕事を求めてください…

 

 電気の配線と違い、ちょっとした配管、例えば庭の散水栓などは大工にもできます…けれども塩ビ菅を切った時のバリ処理やエルボーや分岐栓、止水栓のソケットの接着には気をつけてください…接着には専用の接着剤を使いますが、これは接着する両面を融解させて接続させます…この時にしっかりと接着するまで、とは言ってもホンのわずかな時間ですが…持っていなくてはなりません…接着剤は接着する両側に塗る必要がありますが、これが片側だけでは融解しません…しっかり接着させないと水圧でそこから水漏れが起きます…こんなミスはプロにも案外多く、見知った例では壁裏の配管が不十分で、そこから漏水して部屋が水浸しになりました…作業慣れかもしれません…

 

 また、カランなどねじ込み部分には「シールテープ」という薄いテープを巻く必要があります…

水漏れを防ぐものです…ネジの回転に合わせて巻き込むように巻きますが、コツがいります…水道屋さんという本職ならではのコツです…でも大事なコツですよ!

 

 ちなみに、たまに昔風のヤード・ポンド法で菅の太さを呼ぶのもガス菅と並んで、この世界独特ですが、古い家屋ではまだインチ菅とかが使われていて、プロ専用の道具屋さんでは通用しています…

 

 

 最近は珍しくなくなった人工衛星の他に宇宙間航行があります…そのミッションのひとつが「水」という資源の確保です…があれば人間は生きられる、将来予測される世界規模の人口増加にも役に立つはずだというのがその根拠です…月の裏側を覗いたり、火星や木星の地中を探るのはきっとが封じ込められているに違いない、という予測によるもので、とりもなおさず「宇宙権益」を確保することです…

 

 ぶんぶんと頭上を飛び回っている人工衛星…スマホやGPSを身近にする一方で「水」を探す旅も始まっています…生命の痕跡をたどるの存在…はそれほど大事なのです…!

 

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 すでに「水」商業的に管理されています…水を重要な資源と考える会社が水の保有から利用、請求書まで一括して管理します…東京ではすでに水道は民間に委託されています…水道は取水や濾過、給配水だけでなく、排水も処理しなくてはなりません…その管理は多岐にわたります…

 

 僕たちの生存権を握っている大事なを粗末に扱うことは、請求書の数字だけではない大きな問題をも含んでいます…いずれは子供達の世代へ繋がる大きな問題だと認識してください…!

 

 世界地図から消えた湖や河川なぜ消失したのか?…深く考えなくてはならないようです…僕たちの生活の便利さがいずれは子供達の大事さまで奪うかもしれないのです…!

 

 年々上昇し続ける気温で、植木の水やりや打ち水…飲料以外の水を雨水に頼るのも一つの解決策です…あなたが家を作るならこの方法も考えてみてください…どのみち植木たちは空中のゴミや汚れを吸収した水でもイキイキし、アスファルト塗装された道路の打ち水は土じゃないからすぐに蒸発します…

 「水」「電気」と同じ自然を活用することで手に入る「エネルギー」です…僕たちがこの当たり前に気がつかないだけです…!

 

 こんな記事もありました…あらかじめ「家」を作る際に近所を流れる堤防の決壊を予測して、盛り土をした上に「家」を建てたそうです…今回の増水を免れたばかりでなく近くの住民も助けられました…盛り土の大切さを知りますが、あらかじめ地図を確認した建て主の想像力にも脱帽です…!

 

 避難所の老人化であらためて、古来から打ち続く「災害」「人災」なのだと知ります…!

その一方でホームレスを断る役所が存在しました…多くの東京人が「恥」を感じています…人の安全を選別する役所、そもそも人の生存マニュアルが必要なのでしょうか?…世界一高潔だ、おもてなしの国だと言っても、その下にはこんな顔が隠れています…これで東京オリンピックを開催しようなんて!

 

 目の前の「災害」にただただ恐れ慄く人を招き入れた人、用意するといった朝食を断った遠慮深い遭難した人たち…こんなことを当たり前にしてしまう地域と人…反対にを選別する役所や役人がいる政治のホンネ… 僕たちが子供たちの世代に本当に伝えたいことはどっちなのでしょう…!

 

 図らずも今回の「災害」も僕たちにも大きな教訓を与えてくれました…

何度も言いますが、「災害」「人災」にしないためにも「家」「シェルター」なのです…

 

 この意味を考えて「家」を作るべきです…同時に「リノベーター」はここからも学んでください…!

 

 

 

 くどい文章をここまで読んでくれて、ありがとうございます! 

 

 次回は、今回つながりで「排水と器具」のお話です…! 

 

「この手紙を長々書きました・それは短く書く時間がなかったからです…」とは誰かの言葉… 

毎回面倒な文章は、まるで出来損ないのラブレターみたいに冗長です…

「家」にまつわる事柄はどうしても多いからなのですが…でもこれは「あなた」と「家」へのラブレター…

どうかご勘弁ください! 文章力がないとはいえ…毎回反省してマス……!

 毎回こんなブログにお付き合いくださる少数の方…ありがとうございます…お礼を言います!

 

 

 「家」の基本はその本質を知ることです…情報を得て共有することです…

高い買い物です…当たり前といえば、当たり前なんですが…どうにも他人任せのようです…

あなたの「マイホーム計画」が成功することを願います…!

 

 Renovationには修理や修繕の他に刷新や元気回復という意味もあります…

「家」を新しい力で元気にさせる…「リノベーター」に応しい言葉ではありませんか…!