こんにちは
いよいよ選挙も最終局面です…それでも「笛ふけど踊らず」で投票所に行かないのが特に若い世代のようです…投票率がちっとも上がりません…
「政治は難しくてわからない」とか「こんな一票が影響するなんて思えない」なんていう無関心派が大勢を占めるようです…せっかく選挙権が18歳に引き下げられたのに、行使しないなんて！…手にした権利の重大性がわからないのかもしれません…
若い世代には今の社会の生きづらさをウスウス感じている人もいるでしょうね…
雇用も給与も、住むことや子育てまで、一昔前には考えられないコトです…言ってみればこの社会に「未来」への「希望」や「展望」を感じていないようです…！
「閉塞感」とでも言っていいかもしれません…
「幸福感」や「上昇感」が、「虚構＝ウソ」だということもわかっているようです…
世界には「環境」や「宗教」「多様性」などの問題も多発しています…
そうそう「オイラの国がイチバン」という「排他主義」で狭量で排他的なナショナリズムが「テロ」を呼び、多くの人がスマホの小さな画面で世界を理解したつもりでいます…
加速する「老人化」と増える「少子化」「空き家」問題、それを救うはずの「老人ホーム」や「年金」の問題…問題だらけです！…問題は世の中に満ち満ちています…
「安心」を保証するものが、今では毎日のようにガタガタと音を立てて崩れて行きます…それも大企業や政府機関によってです…手抜き工事もまかり通ります…ダマされるのはいつだって善良なお年寄りと「政治に無関心な」若者たちです…
こうしたいくつもの問題が自分たちの「階級」を作ります…持てざる者との間に線引きして「階級社会」を作っています…「貧乏」と「金持ち」の境目をくっきりとさせます…二極化、言ってみれば光がつくる影です…その光がますます強くなっています…！
こうした問題をあなたたちの目から遠ざけて来たのは「親」たちです…こんな世間の荒波の防波堤になって、あなたたたちを守ってきました…親の子に対する愛です…
その親たちも今はすっかり年を取り、無力になり、貯金もなく、あなたに与えるものも無くなりました…シルバースタインの「おおきな木」のリンゴの木のようです…
今度はあなたが考える番です…その一つが「選挙権」です…
あなたが抱える今日の問題は、あなたの子や孫も抱える明日の問題です…
あなたが今何もしないなら、このまま先送りされるだけです…それも何にも解決されぬままに…です！ そう、この事実はこの先これからもずっと続く「物語」です…まるで「ネバー・エンディング・ストーリー」です！
あなたがこんな老人になるのは、時間の問題です…あなたのや孫たちに引き継がれるいわば「負」の遺産です…これが「遺してやれるもの」ですか？
想像してみてくださいイマジンです Imagin ♪ …親から子へ、そして孫へ続く大きな円の一部があなたの人生です…その一部に「政治」があります…
これらの問題をたとえ少しずつでも変えてゆけるのが「政治」だと思いませんか…
決して難しいことではありません…政治に直結する事柄は、普段の生活の中にあります…たとえささやかに思えるような問題でも、たとえ将来に渡ろうとも解決してゆくのが「政治」です…「選挙権」はそれを行使できる、いわば「権利」なのです…
話は違いますが… 車の免許証もあなたが手にできる当然の「権利」です…その権利のために各地の免許センターはあります…ただ機械を制御するのだから難しい責任を負います…それを楽にするのが「教習所」あるいは「合宿ナントカ」です…言ってみれば私立なので、商売上卒業試験もルーズです…中には「教習所」を通らなければ「免許」はもらえないと信じる若者もいます…思考が停止しています…
それで若者は運転＝カンタンでもお金がかかる、と思いこみます…費用は高くても「だって時間がないから・費用には変えられないサ」と「行く」理由を正当化します…
確かにセンターの試験は難しいです…でもその分あなたの自立心も鍛えられます… 自らがんばって「権利」を手に入れるのか・それともラクな手段で回避するか？…
若者はお金がなくて当たり前です…恥ではありません！ むしろお金があるのは、かじるスネがあるということです…でも若者には「選択」する「潔さ」があります…
通常「直接免許」などと言います…「権利」の直接請求です…頑張ればお金がなくても取得できます…いわば誰にも門戸は開かれています…それが「権利」です…苦労の末の「免許証」を行使するのに、世界一難しい問題をクリアした初心者になるのか、反対に世界一下手な初心者になるのか？…門の外では事故が待っています…あおり運転なんて、世界一下手な初心者がやることです…
「選挙」もこれに似ていませんか？…「投票権＝権利」を行使して未来を考えるのか・安易に回避して未来を閉ざすのか？…選挙のいいところは、「免許」のようなお金がかからないことです…
若者にある特権の一つは「選択の自由」です…とかく年とると地域や人のしがらみでがんじがらめになって、気がつくと「これでいいや」という安易な選択をします…選択の自由を失います…「成熟する」ことを止めます…「寄らば大樹の陰」です…
「成熟する」ことで人の知覚は発達します…一方で「成熟」しなければ環境も変えられません…よく知っているサ、と思う当たり前の物事や価値観に縛られます…
若者もすぐに老人になります…その時になって声を荒げて文句を言っても世の中、何も変わりません…若い時から世の中のことに耳を塞ぎ、興味のあることしか見なく
、声に出して意見を言わなかったたツケが回ってきます…まるで「見猿、聞か猿、言わ猿」の三猿です…
世界を見ると環境問題や人権問題、さらには政治問題に参加して声を上げているのはほとんどが若い女性です…お隣の国の、もう何年も前の「雨傘運動」を行動で語り継いでいるのも若者たちです…でも日本の若者は「政治」に無関心だから話しもしません…行動もしません！ きっとまだ「ブリキの太鼓」に囲まれているのかもしれません…
世界を知りたいのなら、どうか「選挙」に参加をしてください…！「投票」することが将来、あなたの子や孫たちの「暮らしやすさ」につながっているからです…
今度の金・土曜日は、期日前投票ができて…日曜日が本投票です…たまにはゆっくりと散歩がてら「権利」の行使を楽しんでください…ご近所の新しい発見もあるはずです！
では、良い週末を…！
長い人生では時に TDL よりも大事なコトがあります…ミッキーだってこんな時間は許してくれます…
え、これが猫に見えるって？ う〜ん、モノの見方ってさまざまだなぁ！
というわけで、投票所には行ってください…
出口でちょっぴりイイ気分になれるはずです…それこそがあなたの一票の重みです…
僕たちは、右でも左を問わず政治的人間でよかったと思います…相変わらず、血が騒ぎます…！
ね、ご同輩！