こんにちは

 

 大型連休、それも10連休とは……正月休みより長いなんて!…

ラジオもTVも朝早くから、道路や新幹線や空港、行楽地の混雑を伝えています…

おかげで都心は空いていますが、どうやら天気は味方していないようです…!

 

 その大型連休のもとは新しい天皇の誕生と元号の制定です…!

 

 元号とは天皇制のある日本独特の年号です…

天皇が代替わりするたびに年代の表現(呼び方)が変わります…

今までは「平成」でした…つまり平成天皇です…平成時代です!

 

 珍しい生前退位で、この五月一日から皇太子が天皇になられますので「元号」も変わります…それが「令和」です…これからは色々な書式の年代表記には、いわゆる西暦と一緒に元号の「令和」と併記されることになります…この五月一日以降の生まれの子供たちは「令和」生まれということです…! 平成の略はH、令和はRかLかどっちかな?

 

 さて漫画の「サザエさん」に登場するアレコレが昭和の時代の空気感(コレ漠然とした言葉ですが…この感じワカリます…)のように表現するなら「平成時代」のアイコンは何なんなのか?というのはもう少し時間が必要かもしれませんね…

 

 ただ神戸・淡路大震災や東北大津波と引き起こされた原発の事故…そんな基本的な負の遺産の記憶が平成のカケラの大きさだということは間違いがないようです…

 

 今度の元号の出典は日本の「万葉集」だそうです…今まで中国の古典だったからと問題にもなりました…でも元々の元号は大陸(中国)文化の影響です…

今さら「令和」が国粋礼賛的だというのもおかしな話です…

僕たち昭和世代には「令」は、命令、指令、号令のです…

名は体を表すとか、その伝でいえばあまりいい印象のない文字です…「冫」をつければ「冷」です…

 

 先日の新聞や、中学時代の例のセンセイが教えてくれた話では、あの「明治」を庶民は「うまく治る(おさまる)明(めい)」と揶揄ったそうです…笑いは庶民の武器です…!

 

 というワケで、どっこい庶民はおカミにタテつくのが常らしく、早速読者の俳句にも登場しました…

「和(なごやか)であることを(命)令する」のが「令和」だそうです…みんな仲良く、列を乱さず、みんなと変わらず、調和をとって、ヨコ一線、あくまでみんな同じに…せっせせっせ!

 

 思い返してみれば「昭和」は激動の時代、戦後は世界を目指したモノ作りの時代、世界を目指して時代が一生懸命に汗をかきました…そして一息ついたような「平成」が世界に肩を並べる時代だったとすれば…?

 

 「令和」は世界も自分たちの世界もいっそうの均質化を求める時代…そんな空気感が世界を覆います…!

 

 変わらないのは…法的な提出書類に世界の共通言語の西暦と日本固有の元号の併記を今でも求められる…このややこしさです…! ムチャクチャでござりまするがナ…

 

 

 せめて個人の個性、文化の個性、多様性を理解する「令和」の子供たちがのびのびと育ってくれることを願います…!

 

 

 ありがとうございました

 元号が変わったのは再生の時(シャニムニ!)の到来…と考えるのも年寄りの特権です…

おのおの方、新しい時代のはじまりですゾ…長生きしましょうゾ…!

 ね、ご同輩!