こんにちは

 

 星座の中で有名なものは幾つかありますが…

聞いたら忘れられないのが「サソリ座でしょうね…

 

 見た目では「オリオン座」の三つ星が有名ですが、西洋占星術にこの星座はありません…「オリオン座」は誰もが見つける冬の夜空に横たわる大きな星座です…

 

 これと同じくらい大きな星座が「サソリ座」です…

この星座の始まりは10月23日で、終わるのが11月23日です…晩秋から冬にかけての星座ですが…天空を貫く「天の川」にかかる大きな星座で「夏の星座」と呼ばれます…

 

                 さそり座はなんとなく秘密めいている!

 

 この中でも有名なのは赤く輝く大きな星(赤色超巨星)の「アンタレス」でサソリの心臓に輝く赤色超巨星です…対して今の季節から輝く「オリオン座」は一等星のペテルギウスや、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキシオンと「冬の大三角」と呼ばれています…犬に関係があるのも猟犬だからかな?

 

 サソリというのは尻尾に毒があり人間からは忌み嫌われています…日本にはいない昆虫です…人が嫌う生き物に蛇がいますが、サソリも嫌われます…よく嫌いな人の表現に「蛇蝎」ダカツのようだ…と言いますが、蛇は知っててもサソリを知らないのにこんな表現を使って気味悪がります…

 

               時々、何を考えてるのかわからない?「さそり座」

 

「サソリ座」と「オリオン座」の間を神話はこう語ります…

傲慢になった猟師オリオンは女神ヘラの怒りをかい、女神の放ったサソリに殺されます…その功績で星座になったのが「サソリ座」です…

 一方でオリオンを哀れんだ女神アルテミス…英語のダイアナ…は大神ゼウスに頼んでやはり星座にします…これが「サソリ座」(夏)が去った天空に「オリオン座」(冬)が輝くのはサソリを避けてのことです…と!

 

              ご用心!…「サソリ座」が隠れています!

 

 「サソリ座」生まれの人にはなんとなく…秘密っぽさや、内緒が付いて回るようです…美川憲一さんの「さそり座の女」というのもそんな気質を表しているようですね…

 

 確かに「サソリ座」の人は他人からの干渉を好みません…その分他人の出来事には興味があります…自分らしさを大事にして、他人に気を払う…という事です…

 

 こんな行為が、特に開けっぴろげな性格の人からは警戒されるようです…

でもその性格も使い方次第…利点と考えればこんな強い味方がいないのも事実です…

 

                   「さそり座」も使い方次第…

 

 いくら星座が人の性格を形作るとはいえ、それぞれに長所も短所もあります…あくまでも人を見る要素の一つになるということです…それに僕たち東洋人に神話は遠い話なんですから…でも星を見上げながら心に描いた思いや、ハナシの面白さは僕たちの先祖もおなじです…

 

                        案外、贅沢!

 愛犬だってそんな目で見れば…そんな風に見えなくもない!かな?

 

 ちなみにアメリカ映画によく出てくるハナシ

「 溺れかかったサソリがカメに向こう岸まで背中に乗せてくれと頼みます…「キミはその毒で僕を刺すんだろうから嫌だ」とカメは断ります…「そんなことはしない、君が死ねば僕だって溺れるから」と懇願するサソリ…「わかった」と応じるカメ…背中に乗せて向こう岸まで行った時、サソリはカメを刺します

…カメは苦しい言葉で言います「キミを助けたのになぜ刺したの?」…サソリは答えます…「わからないよ、だってボクはサソリなんだ!」って 」…

 

 

 ここまで、ありがとう

 どうでしたか、「さそり座」の人には良い期間だったですか? …これもシャレです…

 ね、ご同輩!