明日、病院に行く事になりました。

今度は、乳房全摘→再建の手術の為、日程を決めてくる為です。


さすがに二度目の手術ともなると、冷静です・・・。

今度は、現状を踏まえて、いろいろ考えた末、自分で主体的に選んだ決断だからかもしれません。


せっかく温存したのに・・・とも言われそうですが、変にくしゃっと縮んでしまった乳房をずっと見て生活するのと、例えシリコン入りでも、きちんとした形(但し、全摘のキズは多少残るでしょうね)の乳房とだったら、後者の方が精神的に落ち着くであろう、との結論にようやく達したのでした。

自分の組織を使う方法もありますし、検討したのですが、仕事を早く探したいのと、手術後の社会復帰をできるだけ早く、と考えると、今回は選択肢からはずさざるをえませんでした。自分の組織を使った方が、やわらかく、より自然な乳房ができるらしいですけど・・・。(*注:手術用の組織を取る、体のほかの部分にキズができます)


通院後、また記事を書きたいと思います。



私の場合は、本当にたまたま、見つかりました。

経緯を書くと・・・


2006年7月下旬 - 健康診断で、超音波検査技師の人が、検査に長い時間をかけ、

             しかも、別の技師に代わって、二度検査有

     8月下旬 - "再検査"の通知。女性向けのクリニックに行き、細胞診も受ける

     9月上旬 - "Class V"(ガン)の結果が出た為、大病院に転院

     9月中旬

   ~10月下旬 - 検査を複数受け、 ・非浸潤がんの可能性大(転移はなさそう)

                          ・腫瘍が乳頭の下まで来てて、また結構上の方に近い

                          ・腫瘍の大きさや場所から、温存手術をする場合

                          の成功率は五分五分。

                          場合によっては、再手術、全摘も覚悟のコト。

                          (*腫瘍は、後から見た切除範囲から察するに、

                           約3cm程度?だったようですが、その周囲も

                           再発防止の為切除必要なので、実際は

                           もっと大きく扇型に切除)

              との診断。


ちょうどその頃、仕事の状況が落ち着いたことから、「さあ、転職活動!」と張り切っていた

矢先の出来事で、本人大ショック!

しこりが、気づきにくい所に小さくあっただけなので、本人としては自覚症状がない所に、

いきなり「胸切ります」宣告ですから。

病気のコトをまず受け入れられなかったし、(←これについては今も・・・どうかな…)

人生がすっかり終わった気になっていました。


この時は、病院に付き添ってくれた母が、「未婚なのに;」と、もっと嫌がってましたね、

今思えば。

私は「これからどーすりゃいいんだ?」とただただ呆然。一応、ネットで情報は調べてましたが、

とにかくこの事に関する拒否反応がすごくて、頭に入っていたかどうか・・・。


取り合えず、かなり嫌々ながら、温存手術を受けることにし、11月上旬に病院に入院しました。



はじめに、私の症状を簡単に。


・ 30代半ば(未婚/当然出産経験無)で、乳がん宣告
・ 0期の非浸潤がん
・ 乳房温存療法の術後、かなり変形。

  (現在、術後約2ヶ月弱。手術跡が拘縮していて、医師の指示により様子見中)

・ ただいま、乳房再建を検討中←*その場合は、再度全摘手術を受ける必要有
  

と、いうわけで、今後の治療方法について、現在せっせと情報集め中の日々です。

そーんな中、さらに追い討ちが。

!派遣勤務の契約が、先方都合により終了。

体の事に加え、急遽職探しも急がなくてはならなくなって、現実は厳しいですね・・・。

ま、でも、これはきっとターニングポイントなんだな、と思ったら、前向きになれるものです、人間って。

(というか、そう思わないとやってられない、というのもありますが(苦笑)


乳がんの罹患数は年々増加している、と良く見聞きします。また、治療方法等が、とても個人差の多い病気みたいです。

私の体験はあくまで一例ですが、読んでくださった方の、何かのヒントになるとうれしいです。