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ついこの前まで晩夏の余韻を引きずっていましたが、
寒さの到来と同時に2016年も年末が見えて来ましたね。
お店のショーウインドウもクリスマスツリーが出てきたり
おせち、年賀状、の文字も出没!
早いですね。
そんな中、もう一つの季節の風物詩が
『控除証明書』です。
近ごろ、郵便受けに保険会社からのハガキや封書、
届いていませんか?
そして、ダイニングテーブルの端っこに置きっぱなしとか
未開封のまま、「大事そうな書類」の束の中に
とりあえず仲間入りさせとくとか・・・
とかく、所在なさげにウロウロしがちな重要書類、
それが『保険料控除証明書』、『国民年金控除証明書』
『住宅ローン控除証明書』などの各種控除証明書です。
第一、保険料控除証明書、っていう時点で
読めるけど頭にスーッと入って来ない言葉です。
なんだか面倒くさそうなオーラを醸し出していたりもします。
でも、それは、
①なんだか大事そうだけれど、何に役立つかわからない
②今すぐ、どうしたら良いものか次のアクションがわからない
からではないでしょうか。
これがわかれば、控除証明書はあなたの味方、
①役割を理解して、②取り扱いを決めれば
確定申告も年末調整も慌てることがなくなります。
だから、届いていたら今がチャンスです!!
どこかにしまいなくしてしまう前に準備しましょう!
①控除証明書の役割
まずこの控除証明書、すごーーく簡単に言うと、
・確定申告時に納める税金の額に影響します。
・来年の住民税や健康保険料に影響します。
紛失して申告しなければ
必要以上に税金を納めることになりますし
きちんと申告すれば、確定申告時に納める額が減ったり
もしくは還付金(払い過ぎた税金が戻されること)が増えたります。
適正に計算される、ということなので
控除証明書は出さないと損をしてしまいます。
会社の経費精算に例えると、
取引先の接待で使ったお金の領収書をなくして
精算しなかったら自腹、みたいなものです!
そもそも確定申告とは何なのか、平たーーく言うと、
この一年間の個人の収入に関する決算です。
役員報酬、給与所得、事業所得、不動産所得など
様々な収入から必要経費を引いた金額、
すなわち「所得」がいくらだったのかを
税務署に申告するのです。
今年の所得○○円に対しての税金は○○円、
とハッキリ「確定」させて「申告」し、
足りない分は払って(納税)
払い過ぎている分は返してもらう(還付)
全国一斉大精算大会です。
そういうと、カーニバル、フェスティバル感が出てきますね。
確定申告は翌年2月15日~3月15日。
1ヵ月にわたる国をあげての壮大な祭り、
参加人数と開催期間を考えるとすごいです。
その時の「必要経費」の計算が複雑に感じるので
気が重たくなるのですが、
ポイントを押さえておけば大丈夫です。
会社で働いている方は年末調整がそれに当たります。
年末に会社が従業員の皆さんの一年の収支決算をして
税務署への申告を代行しているようなものです。
総務や経理の方々にとっては、他の年末業務とあいまって
まさにカーニバル、フェスティバルですよね。
年末に向けて美味しいもので体力つけて、頑張ってください!!
応援してます!!
②届いたら、やること
そして、控除証明書が届いた後のアクションです。
・会社で働いている方は超カンタン!
届いたら、翌日には会社の机の引出しに保管です!
(重要書類としてカギのかかる引出しなどに保管してください)
総務や経理から年末調整の案内が来たら
書類に必要事項を書き写して一緒に提出。
・確定申告する方は、いわば、経費の領収書と同じなので
精算の時まで大切にしまっておきましょう!
以上!
なんともシンプルですが、
あなたが年末調整の対象外の方で
私のような超~面倒くさがりでしたら
A4の書類が入る「経費精算用」の箱を用意して
他の領収書と一緒にしておくだけでも。
なぜA4かというと、
最近はインターネットでクレジット決済したり
領収書がメールで届いたりするものもあるので
プリントしたものを入れておくのにも具合が良いからです。
もっと良い方法もあると思いますが、
これならできそうじゃないですか?
ここでもう一歩進められる方は
ざっくり2つに分類しておくと良いです。
本当なら、交通費、会議費、新聞図書費などの
いわゆる領収書やレシートも毎月こまめに分類するに
越したことはないのですが、
(そして毎月帳簿につけるに越したことはないですが、)
以下の2つに分類するだけでも
来年2月のカーニバルが少し楽になります。
①お店でもらった領収書、レシート類
会社で働く方は日々の経費精算で、
事業主の方は確定申告で”精算”するものです。
②国や市区町村から来たもの&各種控除証明書
・そろそろ届く国民年金の控除証明書(ハガキ)
・春先に届いた住民税の納税通知書&健康保険料通知書
・毎月納付した証明書 or 年が明けてから届く引落し証明書
・住宅ローン控除証明書 など
こちらの証明書類は、そんなに多くないはずなので
お店の細かいレシート類と一緒にしない方が楽です。
また、申告書類の記入欄が決まっている項目なので
そこから始められるだけでも精神的負担が軽くなります。
経験者は語るw
さて、ここからは余談ですが・・・
なぜ領収書と分けて考えるのか。
そもそも『控除証明書』ってなんだ。
それは、収入から必要経費を引いた「所得」や
そこから算出した「税額」から
「控除してもいいよ」ということだからです。
すなわち、
パソコンを買ったり、洋服を買ったりする時の消費税でいうと
「本体価格」が下がることに値します。
当然、税金が下がります。
それはすごい!
ここまで、確定申告や控除証明書についてお話ししましたが
私は税理士や会計士ではありませんので
中小企業経営者、個人事業主としての経験をもとに
書いております。
具体的な税務会計処理については専門家に
お尋ねいただきたいと思いますが
中小企業経営者、起業家、個人事業主の方々、
企業で働くビジネスパーソンの皆様に
この記事がお役に立てれば嬉しいです。