銀の車輪のブログ~The Blog of the Arianrhod~

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思いつくことテキトーに
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クセのある新人さんが入ってきて、指導はしないのですが当然フォローとサポートはしないと行けない状態になりました(笑)

 

そのせいもあって最近は疲れて食事もまともにとれずに、コカコーラとプロテインのゼリーを主食にしていますw

 

今日も雨でやる気が起きないのでゴロゴロしていますが、一念発起してあこがれの祥子さんの載っているFRIDAYを読みながらニヘラとしております←宣伝です。あと変質者ではありませんww

 

何かBGMが欲しいなと思って最近聞いてなかったNIGHTCOREの「ENEMY」を聴いていたんですがそんな気分ではなかったので、この曲を聴いています。

 

昔のCMですが落ち着いた大人の曲とCM内容ですので今の私にぴったりですね。

 

このシリーズは他にもすごくいい出来のモノがあります。

今のCMにはない味がいっぱい隠されていますよ・

 

 

 

偶然なのか、はたまた私が単に見つけられなかっただけなのか分かりませんが、前回の記事を書いて2週間くらいした辺りからポツリポツリとこの「所得控除」に関する記事をまたネットで散見するようになりました。

記事を書く前とは異なり、結論として、「130万(社会保険)の壁があるから今までどおりの働き方がいいよ」というもので、私が記事で述べた結論と同じものでした。

中には数字抜きでまるでコピペのような内容で書かれたものもあり、瞬間ムッとはしましたが、意見に賛同してくれたものだと解釈して、それ以上の感想などは持ちませんでした。


このネタは、今日のNIKKEI STYLEでも取り上げられており、拝読しました。

日経で取り上げる記事らしく、きちんとデータを提示して、それを元にした論理的なお話を展開しており、他の三大紙とは全く違う「安心感」を持って読み進めていけました。

ただし気になったのは中心になった話題が「配偶者控除」「配偶者特別控除」や、「配偶者手当」「家族手当」であり、「103万(所得税)の壁はこの手当の支給要件にもなっているし、超えても急に扶養者の税金が高くなるわけではない。むしろ税よりもこの手当の方が問題だ」とするものです。

内容としては首肯できるものではあります。「控除」は抜かれる、「手当」は貰えるもので両方の視点からもきちんと精査されております。


この記事では主に「控除」に関する内容で、私が述べた「社会保険の壁」や「将来の働き方」についての結論は出ておらず、次回の記事を待つことになっています。そこでどのような内容が出てくるかを私としては注視したいと考えています。

ただ、最後に出て来た、第一生命経済研究所のエコノミストさんの話を引用しており、それがすごく気になっています。
引用させていただくと、

「社会保険が発生して手取りが大きく減ってしまう壁がパートで働く妻の就労に立ちはだかる。この壁を越えたなら、もはや150万円は意識せずに働くのではないか。」

一見そのとおりなんだけれども、扶養者の会社からの手当がなくなり、被扶養者がパートで月13万も14万も稼ぐ。子育てをしている世帯で果たしてそれが可能なのか?待機児童の問題の解消にはほど遠い現状で。
そもそもそれだけ稼ぐと今回の記事で話題になった所得税も課税されはじめるし、地方税も課税される。社会保険も発生する。この社会保険も4月から年金が、9月から健保が保険料アップとなる。一部の世帯では支出が微増することになる。

そして保育園などに預けた場合の保育料や、最低でも義務教育の間の学童保育、親権者・保護者としての子供の管理義務など金の面、金以外の面でも多くの「壁」が存在します。
そうすると先に出した金額程度の収入ではかえってトータル的にマイナスの家計となりますね。

また、私自身「鍵っ子」でしたから学校が終わって家に帰ると誰もいない、その時の寂しさはよく分かるつもりです。

そういうことを全部織り込んだ上でこのエコノミストさんは話したのでしょうか?

以前野村総研の方と仕事でお話させていいただく機会がありました。その時の印象は、マクロ的な話しはとにかくスゴイ。切り口も大胆である。でもミクロなところは結構甘い、というものです。
TVで目にするエコノミストや経済研究所の方は更にひどい。偏向的で穴だらけの論理矛盾。このエコノミストさんはどうなんでしょうかね?ある意味期待してますw

ネットとはいえニュースとして出てくるこの記事、ましてや経済に強い日経。勉強させて下さい。私たちの将来にも関わる話しですから。

付記
2017年2月11日付日本経済新聞朝刊