11日間で5試合を戦わなければならない超過密日程。

9月1日から始まったアジア最終予選も、

今日の中国戦が最後です。


4試合すべてを観戦しましたが、どの試合もスムーズに

戦えたゲームはなかったように思います。

W杯の優勝後、休養を取れぬまま突入したアジア最終予選、

試合の内容を云々したら野暮であります。


想像もつかないプレッシャーと疲労、

そして、過密すぎる試合日程のなか、

最大の目的である五輪の切符をもぎ取ったわけですから。



世界一の看板を背負って最終予選に臨んだ佐々木監督は、

重圧で眠れない日々を過ごしていたそうです。


しかしながら、人心掌握術は今大会でも健在で、

五輪出場権獲得を賭けた北朝鮮戦の前には、

選手に応援メッセージの映像を見せて、

「埼玉県の50代男性」と言って紹介された最後のメッセージが、

実は佐々木監督のものであったとか。


「失敗を恐れず、自分を信じ、仲間を信じる。
  それが今日の戦術だ。」



内容もジーンと来るものがありますね。

緊張がほぐれた、その場の雰囲気が目に浮かんできます。

佐々木監督は、ユーモアを忘れない素晴らしい指揮官である

と同時に、アイディアマンであること間違いなしです。


W杯優勝から連日のように、このアジア最終予選まで

テレビ等の報道で試合を観てきましたが、

今日の中国戦が一区切りといったところでしょうか。

少々さびしい気分です。


これまで、なでしこに、幾度となく勇気を与えられ、

どれほど励まされたことだろうか。


今日の最終戦、いろんな想いがあるかもしれませんが、

選手の皆さん自身が、楽しんでプレーできることを

切に願いたいと思います。