しかし、「ポインタが理解できないから」という理由で、こうした新しい言語を歓迎している人はちょっと待ってほしい。ポインタについては、きちんと理解できるまで学んでもらいたいのである。
確かに、Visual Basic や Java にはポインタがないが、プログラミングするのに困ることはない。であるならば、ポインタを理解する必要などないではないか、と思うかもしれない。
しかし、問題は、実際にポインタを使った開発をするかどうかではない。ポインタという考え方が身についているかどうかだ。
ポインタという考え方は、メモリ操作の基本であり、これが身についているのといないのとでは、コンピュータの世界で起こる様々な現象の理解度に違いが出てくる。
では、そんなに重要なポインタが、なぜ排除されていくのか。それは、ポインタに関するバグが致命傷になりやすいからである。勘違いのないようにしていただきたいが、ポインタの考え方が難解なためにバグが出やすいから、というわけではない。ましてや、ポインタを理解できない人が多いからではない。
ポインタが難しいとされている大きな原因は、C言語の「*」や「&」といった記号にあるのではないかと思う。初心者にとって、こうした記号は不気味なものである。しかし、そんなものに騙されてはいけない。ポインタの考え方自体はシンプルなものだ。あきらめずに学んでほしいものである。
C言語ポインタが理解できない理由
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バグ出して、これを読むと身につきます
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