54冊目「日本語 オノマトペのえほん」
作 髙野紀子 あすなろ書房 2020年初版発行
すっかりあいてしまいました。
せめて週1ペースで、と思うのになぁ。反省・・・。
さて。オノマトペ。
こちらの本の冒頭の説明によれば、
『音や動物の鳴き声、ものごとのようす、心の動きをあらわしたことば。「擬音語」「擬態語」』とのこと。
普段、ついついオノマトペ多めにしゃべっているなぁ、という自覚もあり、手に取ってみました。
絵本だけに、状況に合わせたオノマトペが楽しく描かれてます。
目次で見ると、笑う、食べる、歩く、泣く、学んで遊んでけんかして、季節などに関するもののほか、
消えてゆくもの、生まれてくるもの、ふるさとのもの、いろいろな国のもの、
鳥の鳴き声、そのさえずりに意味をもたせた「聞きなし」
巻頭と巻末には、生き物のオノマトペ、働くオノマトペがそれぞれ描かれています。
日本語にオノマトペが多いことは感じていましたが、
ここまであるのかと驚きました。
ふるさとのオノマトペについては、地域によっての違いにもびっくり。
初めて知るけど、ニュアンスは分かる!と思うものもたくさんでした。
それにしても、鶏の鳴き声、世界中に何種類くらいあるんだろ。
この本だけでも、日本国内で8種類、ほかの国で6種類書かれてました。
楽しいオノマトペ。これからも親しんでいこうと思います。