誰も私の声なんか聞いてない・・・

誰も私の辛さなんてわからない・・・

誰も私のことなんか気にしていない・・・


・・・だって、ブスだし。
・・・デブだし。
・・・暗いし。
・・・面白くないし。


小学生の頃から卑屈のへそ曲がり。
擦れている小学生。
冷めている中学生。
諦めている高校生。

それが私だった。
常に良い子。優等生。勉強ができる真面目な子。

それは全部仮面。作り顔。
そうすることで自分のことを守っていただけ。

そうすれば、大人から攻撃されなかったから。

大人の嫌いなものイコール【面倒くさいもの】
『自分の手を煩わせるもの』
『自分の時間を奪うもの』
『自分の意見に逆らうもの』
『自分の話をきかないもの』
『自分の気分を壊すもの』

だから、大人しくした。
出来るだけ自分でなんでもした。
可能な限り意見は言わなかった。
どんな愚痴だろうが悪口だろうが、黙って聞いた。
気分が上がるように楽しいフリをした。

だから、私は小さい時には大人から攻撃されなかった。

つまりは、『とても良い子だった』

他人の目からはとても『幸せな家庭』に見えたのかもしれません。

ですが、本来の姿は・・・

偽りの見かけだけの『幸せな家族』は、私たち子供たちが成長してから『本当の家族』として本来の姿を表現することになるのでした。




つづく・・・・・