夏になると思い出すのは学生時代のあの事件。
大学生末期のあのころは、仕送りも無くなり、バイトと大学の奨学金などでなんとか生活していました。

当時住んでいたのはコーポCの1階
ここは窓を開けると、タタミ一畳ほどの花壇があり、枯れ木寸前の植木が適当に放置されていました。

そこで!私は食料自給率を上げるため、この花壇を勝手に耕しはじめました。(今考えるとばかです)
耕すといっても雑草を引っこ抜き、シャベルで土を掘り返す程度。
しかも耕した場所に植えたのは、

どっかから引っこ抜いてきたシソとミツバ。

「シソとかミツバならもともと雑草みたいなもんだし、勝手に育つんじゃね?」
というひどい発想。
で、この経験から様々なことを学びました。
まず最初に、

「バッタ様はシソの葉がお好き」。

すくすくと育ったシソでしたが、ある日突然バッタに食い荒らされ(現場を目撃したので)、
茎だけ残し、それはもう見事なくらいに丸裸になりました。
そして、

「日に当てたミツバは硬くて食えたものではない」。

燦々と降りそそぐ太陽のもとでは、ミツバは元気いっぱい成長しカッチカチの筋筋に。
あの絹のような繊細さは微塵もなく、全くかわいげのない雑草に成り果てました。

せっかく育てた(放置していた)野菜たちが収穫することなく無残な姿になり、がっかりする私。
しかしここであきらめないのも私。

「やっぱり放置プレーはよくない!ちゃんと育てよう!」
ということで、次にチャレンジしたのがいきなりの

トウモロコシ。(ザ・無謀)

皆さん想像してみてください。小さな花壇にトウモロコシの穂がたなびく様を。
はあ~~壮観。

と、農作物と全く縁の無い都会っこが、突然トウモロコシを育てることになったのです。

つづく。


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