今日はのんびり手仕事をした。
いい山椒の実が手に入ったので、下処理をしていくらか糠床に入れた。
糠床に山椒の実を入れると、あんまり混ぜなかったときに出てくる白いカビみたいなのが出にくくなるらしい。
殺菌効果みたいなのがあるから入れすぎ注意なんだって。
大量の山椒の実を枝から外す作業は、頭が空っぽになるからいい。
窓からの風が山椒の匂いと一緒になって、とても爽やかで心地よい時間だった。
あー、家のことをするのも悪くないな。
食事の準備や細々としたことを通して、四季や温かさ、安心感を家族に伝えられるのはとてもいいことだ。
頭は空っぽだけど、心がほっこりする素敵な時間を過ごせた。
季節の物は、心にまで栄養をくれるようだ。
今回やった山椒の実の下処理方法のご紹介
①枝つきのまま水洗いして綺麗にする。
②沸騰したお湯で枝つきのまま4~5分茹でる。お湯がグラグラしすぎないように気をつける。
目安は指で潰れるくらいの柔らかさ。③茹であがったら水で冷やし、1時間くらい水にさらす。味見して、まだアクが強いなら水を変えながら時間延長。
④程よくアクが抜けたらざるに上げて水気を切りる。
⑤枝を外す。実についてる軸は取らなくても大丈夫。気になる人は綺麗にとる。
⑥水気を拭いて、保存袋に入れて冷凍保存する。
山椒の実は買ったらなるべく早く下処理をした方が色が悪くならなくていい。