今年の1月19日から私はヴィーガンを続けています。

写真は毎朝の朝食、豆乳ヨーグルト、シリアル、レモン、干しぶどう、あと、バナナやキウイがあるときは入れる。
 

すでに半年以上経っているんだけど、そろそろ、ちゃんとやっている理由をまとめておこうかなと思います。実はヴィーガンを始めた直接のきっかけは、すごくシンプルで、ネットフリックスであるコンテンツを見たことがきっかけです。アホか!と言われそうですが、もともと思っていたことの最後のボタンが押された感じで始めました。その週末は、ステーキにしよう!といって自分でスーパーのどでかいオージービーフを買ってきてたいたのに関わらず、いきなり、お父さんが俺はヴィーガンになると言い出したので、家族は迷惑千万だったと思います。

 

正直ヴィーガンだというと、まわりが、やたら気を使うので、理由が「ネットフリックスを見たから」だと誰も納得しないです。最近だと、コロナのせいで集まって食事するということもなくなりましたが、それでも、そういう場がある度に理由を説明しないといけないのが、意外と難しいんです。まじめに説明し始めると、なんとなく、食事前にあまり強く伝えづらいこともあり。。。あとは、大概聞いてくるけど、そもそも人の話を聞かないパターンも多い(笑)。一方、自分自身もうまく伝えられないもどかしさもあったので、一度考えを整理して書いておきたいと考えました。

 

なぜ、私がヴィーガンになったのか? 以下が主な理由になります。

  1. 地球温暖化の解決策として、自分でできることを探していたから
  2. 動物への共感と食の選択に結びつきを感じるから
  3. 健康に問題ないと納得したから
  4. 一人の行動からこそ大きな事が変化すると信じているか
  5. 自分が本気でそう思っているのか試したいから

 

地球温暖化の解決策として、自分でできることを探していたから

温室効果ガスの排出源は、25%が電力で最も多く、その次に大きいのが24%の農業です。日本が火力発電所の問題で突っ込まれているのは、25%のところです。ここで自分がなにができるのか?というと、家庭内の節電ぐらいなわけです。もちろん、それも大事ですが、他にTESLAに車を買い換えるほど金持ちではないし、家の屋根にソーラーパネルをつけるところまでもいかない。うーん。。というわけです。じゃあ、農業のところで何ができるのか?というと、ヴィーガンという解決法にたどり着いたわけです。特に牛の「おなら」と「ゲップ」から出るメタンの影響は大きく、「全世界の温室効果ガス排出の18%が畜産業関連と言われ…畜産業全体の排出ガスの78%は牛肉生産に起因している。」という統計もあり、一人あたりの温室効果ガズが削減できる量もベジタリアンの2倍多いということなのです。この事に注目している人も多いからこそ、ヴィーガンがが増えていたり、人工肉のスタートアップに注目が集まっています。そんなこんなで、なんとなく私もヴィーガンをやってみようという気になったのです。
 
 
 

 

動物への共感と食の選択に結びつきを感じるから

これは、始めた時のきっかけでは無いのですが、続けたことで強まってきた理由です。なにせ、ヴィーガンをやる直前までステーキを美味しく食べようと思ってたぐらいなので、別に動物が好きでも、牛丼もステーキも食べてたわけです。それが普通で当たり前の事だとは思います。ただ、ヴィーガンを始めようと思ったときには、オーストラリアの大火災があり、家内が孤児になった動物のための巣を編み始める活動に参加し始めていた時でした。大火災も温暖化の影響という話もあるなかで、動物保護の話が私の中で溶け合っていきました。そして、肉を食べないという選択を繰り返す度に、自身の中にあった動物への愛情との結びつきが強くなっていきました。

 

以前見ていた「Food Inc.」や、中学時代に好きだったThe Smithの「Meet Is Murder」を聞いていたことからの刷り込みもあったんだと思います。「生きるために肉を食べる必要がある」だから、しょうが無いじゃんという理由は本当だろうか?つい、そんな事を考え始めてしまいした。今の世の中、生きるために狩猟して、エスキモーのように暮らしているわけではない。好きだから食べて、苦しくても食べて、人に自慢するために食べて、それでも、食べれないから捨てるという、過剰に食を摂取するのが今の社会です。もちろん、食べ物が潤沢にあって困らないことは幸せです。ですが、現状は必要不可欠な食事を取れる社会というよりは、食べすぎで病気にかかる社会と認識する方が理にかなっていると思います。そう思うと、無駄に動物の命を扱ってる上に、自分たち自身も病気にしているという事に価値があるんだろうかと改めて考え始めたのです。

 

その考えの中にある時、食事を選択する時の視点として、本当に自分が何を求めているのか考えると、お腹を満たすということが普通にできる私という人間にとっては、「屠殺の隠蔽」より「動物との共感」というストーリーの方がより重要になってきたと感じたということなのです。論理的にはちょっと飛躍しているかもしれませんが、これは、最初のきっかけというよりは、実践する中での強化された想いです。食べたいなと思ったときの抑止力になるいえば簡単にイメージつくと思います。

 

 

 
 

健康に問題ないと納得したから

実はこの理由は以外に大きいのですが、私には肉は食べなくてはいけないものという固定観念がありました。おそらく多くの人も肉は食べないと健康によくないと考えていると思います。ただ、それは必ずしも正しくない認識だという事がよくわかったのが、ネットフリックスでみた「ゲームチェンジャースポーツ栄養学の真実」です。え、なんだ肉食べるより、野菜食ってた方が体大きくなるのか!と思いました。まぁ、たしかに草食動物の方が大きかったりするので、ほんとに目からウロコな感じでした。ちょうど、週末に10キロのジョギングをしたり、体を鍛えることにも興味がわきはじめた時期だったので、健康にも良いし、スポーツのパフォーマンスもあがるなら、ちょっと試してみようかなという考えになりました。

 

 

一人の行動からこそ大きな事が変化すると信じているから

自分の子供からも言われましたが、一人がやってもそんなの変わらないじゃんと。はい。ごもっともです。という部分はありつつも、一人の行動から大きな運動につながって、世の中が変わってきた歴史がある事もまた事実です。実際ヴィーガニズムは随分進んできおり。BBCによると、2018年でイギリスでは60万人がヴィーガンになっていて、アメリカでも急激にヴィーガン人口は増えてきています。周りがやってないから自分もやらないということでは物事は動きません。一方、個人からはじまり、大きなものになっていく事をやるのはワクワクする事でもあるのです。私はどちらかというとそういうのが好きなタイプです。自分のストーリーにインパクトがあるとは言い難いですが、個人のストーリーにはインパクトが宿る事があるのです。そして、その事を私は信じたい人間だと思っているのです。
 

自分が本気でそう思っているのか試したいから

最後に、これが実は最もシンプルで自分らしい理由だと思っていることです。自分の職業はUXデザイナーです。UXデザイナーは課題を解決することが仕事だと思っています。私はこれまでのキャリアでそれなりにいろいろな事をやってきたと思っていますが、残りの自分の人生のキャリアの時間とエネルギーを何にあてたいのか?と考えたときに、シンプルに最も重要な課題に、その時間を費やすべきだろうと考えました。もちろん、そこには多分な思い上がりがあるとは思います。ただ、自身のエネルギーも限られている中で、何をなすべきかを考えると、世界でおそらく最も大事な課題である「温暖化問題」に対して、デザインがするべき事が、もっとあるような気がしたのです。

 

もちろん、今やっている仕事を放り投げて、全然違うことをやるという事ではないのですが、今関わっている仕事のなかで何かできることをやっていったり、将来的にそのような課題に対してのアプローチできるような仕事をやっていきたいと考えたのです。ただ、ここまで考えた時に、本当にそれやり続けたいんだっけ?というのが私自身の問でした。また、単なるおもいつきなんちゃうかお前、って自分ながら思っちゃたんですね。だから、自分が本気でその事を考えてるんだったら、まず出来ることやってからだろ、と思ってチャレンジしたのが、私がヴィーガンになった理由です。

 

 

最後に

ヴィーガンになる理由は人それぞれだと思います。正直そんなに気軽にするものでも無いので、それなりの意思が必要です。その意思決定のプロセスは思ったよりシンプルではなく、人に説明することも難しいこともあります。また、ヴィーガンを否定的に理由を聞いてくる人に対して説明しても、嫌な気分になりそうで、説明するのも難しい状態になることもあります。ただ、やっているからには、人にうまく伝えて共感もしてもらいたいのですが、決して強要はしたくないのです。なんか、めんどくさい状況にしたくないわけです。そう思って理由まとめてみました。でも、やっぱちょっとめんどくさいですかね(笑)

 

ヴィーガンをすると、色々と面白いこともあって新しい発見もあります。もし気が向けば、その面白い方の話でも次回書いてみようかと思います。今回は、自分自身の整理ももちろんですが、同じような感じで、ヴィーガンやってる理由を説明するのが難しいと思った人がいたら、その参考になればと思い、私自身のケースを書いてみました。また、ヴィーガンに対して興味の湧いた方は、リンク貼ったコンテンツなど見ながら、ぜひ、チャレンジしてみてください。では。