2023年7月27日の最新ニュースによれば、iPhone 15シリーズの中では標準バージョンが最もコスト効率が高いと言えるようです。

 バークレイズ銀行のアナリスト、ティム・ラング氏によれば、次期iPhone 15 Proモデルは現行モデルよりも高価になる可能性が高いとのこと。一方で、別の調査レポートによると、iPhone 15 ProはiPhone 14 Proよりも100ドル高くなり、iPhone 15 Pro MaxはiPhone 14 Pro Maxよりも100ドルから200ドル高くなることが予測されています。

 それに対して、標準モデルのiPhone 15とiPhone 15 Plusの価格は前世代と同じで据え置かれるとのことです。

具体的な価格は以下の通り:

- iPhone 15:799ドル(変わらず)
- iPhone 15 Plus:899ドル(変更なし)
- iPhone 15 Pro:最大1,099ドル(以前は999ドル)
- iPhone 15 Pro Max:最大1,299ドル(以前は1,099ドル)

 これらの価格に基づくと、iPhone 15と15 Plusの開始価格は依然として約12万円と13万円に相当します。一方、iPhone 15 Proは16万円-17万円に値上げされ、iPhone 15 Pro Maxは20万円に値上げされるかもしれません。

 報道によると、iPhone 15 ProおよびiPhone 15 Maxの値上げは、望遠レンズなどのアップグレードによるコスト上昇に起因しているとされています。

 また、iPhone 15シリーズには7つの主要なアップグレードが予定されているようで、USB-Cインターフェイスの採用や「スマートアイランド」デザインの採用、枠の狭くなること、新しいチタンボディの採用、3nm A17 Bionicチップの搭載、光学ズーム性能向上のペリスコープレンズの搭載、40W有線高速充電と20W MagSafeワイヤレス充電のアップグレードが含まれます。

 最終的な選択は個人の好みや用途によると思いますが、iPhone 15と15 Plusはコスト効率が高く、多くの機能を楽しめる選択肢となるでしょう。それとは異なり、ProやMaxはより高性能を求めるユーザーやプロフェッショナル向けで、少し追加の費用をかけても価値があると考えられます。リリースが9月に予定されているため、初回ロットは数量が限られている可能性があるので、購入を検討する場合は早めに検討することが大切でしょう。