パソコンでネットワークや通信についての実習をしようと思いますがコマンドプロンプトという機能を使います。(Windowsパソコンでやりますが他のOSでも同じような機能があるので大丈夫です。)

コマンドプロンプトは黒い画面に文字を打ち込んで実行していくことになります。文字で操作して行うやり方はCUIと呼ばれます。

今回はサイトへの通信状況について見ていこうと思います。


🔵ping

pingというコマンドでサイトへの応答時間がわかります。相手のサーバーが機能してるかを確認するためにも使われます。pingの後にIPアドレスやドメイン名を指定して実行します。 通信相手と疎通できない場合はタイムアウトと表示されます。ICMPという通信の仕組みで行っています。

YouTubeのサイトで実験してみましょう。
平均12msの結果が得られましたので順調というか問題ないでしょう!

🔵tracert

tracertはサイト(サーバー)までどんな道のりでたどり着くのかを確認することができます。サイトがつながらないときの原因の推定にも役立ちます。中継されるポイントの数をホップ数といいます。一般的に中継ポイントで多いのはプロバイダーやデータセンターやインターネットエクスチェンジやCDNノードですね。

YouTubeのサイトを指定して行ってみました。
2404:6800:4004:80a: :200eなどは見慣れない数字や文字の列ですがIPv6のアドレスです。。ホップ数は11で中継ポイントが右側に表示されています。

🔵nslookup

nslookupはDNSサーバーと通信してドメイン名からIPアドレスを調べたりその逆を行います。

YouTubeのドメイン名を指定して行ってみました。

結果の上の2行は自分の部屋のルーターの情報なのでその下を見ていきます。権限のない回答というのは直接YouTubeのサーバーに聞いてるのではなくDNSサーバーというものに聞いてるということを意味します。

アドレスの結果が複数ありますがYouTubeのような大規模なシステムは世界中に複数のサーバーが設置されてるためと考えられます。上にIPv6のアドレスが表示されてその下に従来のIPアドレスが表示されています。




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味変の辛い玉ねぎが美味しかったです。