電子工作の参考書には2SC1815というトランジスタがよく出てきます!
トランジスタは微弱な電気信号を増幅させるときによく使われます。具体的にはセンサーとセットで使われることが多いですかね。
トランジスタの役割はイメージしにくいので回路シミュレーターを使ってみました。
回路シミュレーターLTspiceにはこの製品が最初は入っていません。
Ltspiceをインストールしたフォルダを探してライブラリーフォルダの中のコンポーネントのトランジスタのデータが入ってるファイルに追記するだけです。
フォルダ
/LTspice/lib/cmp/
ファイル
standard.bjt
今回はインターネット上にあるデータをコピーして使いました。
並列回路のLEDをArduinoからの制御で光らせることをイメージしてシミュレーションしました。
コレクタ側に数十ミリアンペア以上は流したいけど定格の150ミリアンペアを超えないような感じですね💦
LED側の電源は3ボルトの乾電池を考えています。
トランジスタは電子工作の参考書に載っていた2SC1815のyタイプで行いました。
またコレクタの定格電流が150ミリアンペアなので抵抗をつけて100ミリアンペアまでしか流れないように電流制限をしています。
コレクタ側の抵抗は複数のLEDの保護抵抗を合成したものをイメージして30オームにしています。
Arduino側でベース電流を制御しますがベース電流の定格50ミリアンペアやArduinoのデジタルポートの上限電流20ミリアンペアを超えないように大きめの抵抗で1キロオームにします。
2SC1815にはいろんな種類がありますが増幅率が違うのでデータシートで調べながらやるのがオススメです。
回路図
シミュレーション結果
ベース電流数ミリアンペアのベース電流から数十ミリアンペアの電流を制御できそうですね!
こちらはベース電流のグラフです。
ちなみに増幅率の高いGRタイプでの結果です。