サントリー美術館で展覧会『「もののあはれ」と日本の美』が開催されるとの新聞記事を読みました。
「もののあはれ」といった日本の美学概念をテーマとし、平安時代から現代に至るまでの日本の絵画、工芸作品を展示するのが本展覧会です。
普段は西洋美術を中心に見ている私ですが、こうしたテーマ設定に興味を引かれました。
近代、現代の西洋美術に慣れている私としては、日本美術は好みではない、退屈と感じることもなくはないのですが、本展覧会の出展作品の中には、そんな私でも是非見てみたいと思う作品があります。
一つそうした作品を挙げると、。
一本の木とその背後を流れる川が主に描かれている作品です。
木の花や枝垂れは細かく描かれていますが、川の流れは非常に簡略化され様式化されています。
この対比の妙が何とも素晴らしいのです。
絵画の他にも、国宝『時雨螺鈿鞍』などの工芸作品にも注目したいです。
高度な技法を尽くした精緻な作品を是非間近で観賞してみたいものです。
本展覧会は4月17日から6月16日まで開催されます。会期末だと混雑する可能性があるので早めに見に行きたいです。