毎年8月7日に行われる、稲城の妙見尊に伝わる「蛇より行事」に行ってきました。蛇より行事は340年前から続けられているもので、村内への疫病を防ぐことを願って毎年作られるものです。毎年、見に行こうと思っていたのですが、今年、ようやく見に行けました。

蛇をよるのが午後3時ごろからかと思って行ってみたら、もう半分位蛇が出来上がっていて、なお蛇よりの真っ最中。よいしょ、よいしょのかけ声が響いていました。


蛇よりの作業に飛び入り参加してしまいました。その様子も合わせてご覧下さい。(記事の一部は文化財ノート(稲城市教育委員会)を参考にしました)

妙見尊の場所はこちら
稲城 北辰妙見尊
 
蛇の頭はもう出来上がっていて、二十三夜塔の前に置かれ、妙見寺のご住職が読経していました。


蛇は青カヤでつくられ、このカヤはすぐ北側の斜面に生えているものを刈ってきたものです。午前中に、選ばれた当番7人で刈ってくるそうです。カヤを何本か束ねたものを撚っていきます。


やってみる?の声に私も蛇を撚ってみることに。まだ青々としたカヤを手でねじりながら作るので、結構力がいります。茎がバリバリ音を立てますが、まだ生乾き(?)なので、多少柔らかいです。カヤを継ぎ足しながら作るのですが、6、7束継ぐと、もう腕が痛くなってきました。交代、交代。

そうこうしているうちに、だいぶ長く出来上がってきました。カヤがなくなったら終了です。


出来上がった蛇を妙見尊の方へ引き上げます。蛇を担いだり触れたりすると災難や病気から免れると言われています。たくさんの見学者も担ぎ上げ、あっという間に参道の階段を上っていきました。


カヤの量が少なかったからか、今回は残念ながら尻尾がお堂の前まで到達しませんでした。蛇は階段の横に置かれました。最近はカヤが少なくなったという話も聞かれました。


最初に出来上がっていた頭とつなげて、読経が上げられます。この後、蛇にお神酒をかけて、蛇よりは終了です。