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中国 基準値引き下げ
8月11日中国人民銀行は、対ドルレートの基準値を2%引き下げた。人民元高により輸出が大幅に落ち込んでいた。経済の減速感が高まる中低迷の要因の一つである輸出企業の競争力回復することが目的である。
中国の先行き不透明感や米国での利上げ観測の影響から人民元は今後も下押し圧力が続くと考えられる。ただし、人民元安は世界の工場と言われる中国の輸出の押し上げにつながると期待され、中国景気が持ち直せば世界景気拡大の追い風になる。
中国への輸出額が大きいアジア通貨(韓国、台湾)に売りが出ている。中国と関係が深い通貨は今後も下げ圧力が強くなる。

人民元とは、為替管理相場制によって狭い範囲でしか変動しない。中国の経済発展により大量輸出に悩む米国日本は、ドル、円に対して人民元が割安すぎると切り上げを促した。

米国利上げ
利上げは悲観的に考える必要はない。米国利上げ後、株から債券が買われる動きが想定され、株が下がることが予想される。しかし過去3回の利上げ局面を見ると、利上げ開始前後で株価は1割程度下落したが、市場が落ち着きを取り戻した後は政策金利が引き上げられる中で株価は上昇基調を辿っている。さらに先行きは個人消費を中心に緩やかな経済成長が見込まれ利上げ前後の株式相場の調整は一時的で株価は上昇期待がある。利上げができるほど景気が回復していることが好感される。
10日にフィッシャー副議長は米国はインフレ率が非常に低く、回復するまで利上げすべきではないと発言している。アトランタ連邦銀行のロックハート総裁は利上げの準備は整っており9月利上げは妥当であると発言。ロックハートは中立派としてられるので市場は動揺している。金融政策の変更は、最終的にはFOMCメンバーの多数決で決まるのでFOMCメンバーの発言に注目されている。