今回は妹島和世さんが設計した愛知県豊田市にある逢妻交流館に行ってきました

 

 

すぐ隣に小学校と中学校があり、時間帯もあったのか交流館のいたるところに体操着を着た中学生がいて、その間をお邪魔してしまいました(汗)

 

面白かったのが、筒のようになっている部屋と部屋、部屋と外壁の間のあいまいな空間の中からそれぞれ居心地がいい場所を見つけ出して、遊んでいました(今話題のミステリードラマを見るために少し薄暗い場所で、1つの小さなスマホの画面を4~5人がのぞき込んでいたり)

 

 

 

この建物において、しっかりと役割の決まった部屋とその間のあいまいな空間との関係は「ルビンの壷」のように、とらえ方によって2通りの姿があるような気がします

 

ルビンの壷

 

1階平面図

 

2階平面図

3階平面図

 

 

廊下は空間として利用する人も時間も少なく、部屋と部屋をつなぐものという機能的な側面しか持ち合わせないために、空間的な観点からみて無用なものであり、できる限り排除すべきであるという考えもあります

 

しかし、交流館のような人の集まりを目的とする建物においては、廊下などの一見無用な空白の中にも意味を見つけ出せることができるのではないかと思いました

 

先日、マングローブに訪れる機会があったのですが、マングローブは川と海の間にあり、水の満ち引きが原因で一日の中でも環境の変化がとても激しいそうです

 

 

また海に近い部分では水の塩分量が多かったりと、場所によってもその環境はかなり違うそうです

 

そのため、マングローブに住む生き物には多様性があり、さまざまな生き物が共生しています

 

それぞれの生き物は自分達が住みやすい場所を見つけ出し、そこに生息します

 

この交流館を見た時、マングローブで聞いたこの話を思い出しました