住宅専門 カワサキジムショ+(株)かわさき組

住宅専門 カワサキジムショ+(株)かわさき組

新潟市を中心に活動しております、
住宅専門の設計事務所+工務店です。
古民家とも異なるレトロテイストを取り入れた
自然素材住宅を提案しています。

インスタグラムの方で、我が家のウッドデッキ施工の様子を上げていました。

 

正直、外に使う木材なので、出来るだけ腐りにくく、シロアリに強い材を使うべきですので、

レッドシダーとか、イペ、ウリン、

国産材であれば、ヒノキやヒバといった材種を選ぶべきです。

 

それを分かったうえで、我が家では敢えて杉を使っています。

前回のデッキも、腐り方などを検討したかったので、杉を使いましたが、

案の定5年で腐れはじめ、8年でかなり危険な状態になりました。

 

その経験を基に、(というか以前から分かっていたことですが)

今回は作り方に工夫を入れてみて、今後どうなるのか検討していきたいと思います。

 

木口(切り口の断面)が腐りやすい(水を吸ってしまうので)ので、

木口に水をはじくオイルを塗ります。

水に強めの桐油を塗ってみました。

 

塗った写真を撮り忘れるという失態(笑)

こちらは塗る前の写真

 

とはいえ、いくら水をはじくオイルを塗ったからと言っても

永遠に持つわけではありませんので、木口を物理的に塞ぎます。

 

幕板を付けて、木口を隠します。

これで木口に水が浸入しにくくなります。

 

それから、デッキ上に水が溜まらない様に、結構きつめに勾配を付けました。

横と縦、2/100の勾配、つまり1m毎に2cmほど下がるくらいの傾斜をつけています。

これで、水が流れてくれると思います。

 

もう一つ、水が溜まらないような工夫。

床板の下地大引も、このように加工してみました。

これで大引にも水が溜まりません。

 

もちろん、大引の木口もオイルを塗ってふさぎました。

 

床束(支えの柱みたいなもの)も木材ではなく、プラスチック束を使い、

腐らない様にしてあります。

 

張る方向にも気を使いました。

下屋によって雨がかからない軒下は、

そもそも木材が濡れないので腐らない事が分かりましたのが、

外に向かって床板を張ってしまうと、

一本の床板でも、雨がかかる所は腐り、かからない所が腐るという

交換も容易にならない事になります。

また、板伝いに水が流れてくるという事もありましたので、それも防ぐ意味で

屋根の方向と平行に床板を張っています。

 

さてさて、これでどれくらい耐久してくれるものなのか。

 

ちなみに、今は毎朝デッキに出て、外で朝ごはん食べています。

沢山使ってあげることで、さらに耐久が上がるはずです。

 

実験スタートです。