始まりの終わり―根源という名の混沌―-ろり?
始まりの終わり―根源という名の混沌―-お人形01


前言通りおにゃのこアゲw
美少女と呼べるかどうかは皆様の判断にお任せしまする><

昔むか~しに描いた品。
かといって今描いたらコレより上を行くかと聞かれると微妙orz

丁度画風が安定しだした頃の品。

スキャナー持ってないから欲しくてたまらない今日この頃。
他サイトでうpしてた小説を見直し、修正かけて
こっちで再投稿しようと画策中w

一話完結型のショート・ショートと

未完の大長編。


和音はビビリーなので前者からちょっとずつ公表して行く予定><

夜露死苦(無闇に古い)
ヒトは誰しも

「理想とする姿」「永遠に変わらないヒーロー・ヒロイン」なんていう

目標や理想像を持っているものだと思う。

何かに、誰かに憧れて。それを目指して成長していく…

それはとても素敵なこと。


みんなの理想は誰だろう?

みんなの目標は何だろう?


私の理想は…

私の目標は…


全身タイツの人だった。


青空の様な深い青のボディスーツを着て

目の覚める様な真っ赤なケープをはためかせて空を自由に飛ぶ人。


彼はいっぱい名前がある。

本当の両親に貰った名

 「カル・エル」
     胸のマークは家紋なんだ

地球での育ての親に貰った名

 「クラーク・ケント」
     地球のお母さんのミドルネームからもらったんだよ

最愛の人、ロイス・レインから貰った名

 「スーパーマン」
     これ以上彼にふさわしい名はないと思う


…そう。

私のあこがれの人。

私の生涯をかけた目標にすべき人は

よりによって世界一のスーパーヒーローだった。


空を飛べるから憧れたんじゃない。
(空を飛ぶのは何も彼だけじゃない)

その怪力に惹かれたわけでもない。
(力が強いヒーローも少なくはない)


どうして私は彼に惹かれたのかな。

どうして皆彼の事が好きなのかな。

彼が強いから憧れた?

彼の格好良さに惹かれた?

それもある。きっとそれも1つの答え。


でも何より。

彼が世界一のヒーローである理由は。

彼がキレイだからなんじゃないだろうか。


何かを得たくて人を助けるわけじゃない。

使命感から人助けをしてるわけでもない。


単純に。

人が好きだから。

人間を愛しているから世界中飛び回ってる。


「普通の人がチカラを得た」んじゃなくて

「生まれ持っての超人」

人の持ってる闇を持たないかわりに

人ではない自分に苦悩する事もあるヒーロー。


誰よりもヒーローだからこそ

100年以上愛され続けてきた

「世界一有名なヒーロー」


私が彼に初めて出会ったのは

幼稚園児の頃。

自分の家にあった8ミリビデオで

字幕で見てた。

俳優はクリストファー・リーヴ。


幼稚園児の私は涙が止まらなかった。

字幕で、わからない字があることなんて関係なかった。

戦隊モノなんて目じゃなかった。

彼はどんな誰よりも「正義の味方」だった。



それから数年が経ち私は小学校の高学年になった。

幼少時の感動は数年の間に記憶に埋もれてしまっていた。

幼稚園児にして字幕映画に感動していた私は

予想通りと言うか「賢(さか)しい子供」に成長した。

周りの子たちと話が合うはずもなく

段々疎遠になり、いじめられるようになった。


正直に言って私はこの時「彼」のコトを忘れていた。


でも私は体を鍛える事にした。

今思い出しても不思議だ。

その時私はいじめっ子(クラスの半分以上)に仕返しするなんて

全く思いつきもしなかった。

じゃあ何で鍛えていたのか。

正直頭がおかしいとしか思えない。

私は

「私以外のいじめられているヒトたちを守れるように」

なんて理由で体を鍛え始めたんだ。


もしかしたらすべては「彼」の導きかもしれない。

なんて妄言としか思えない事も信じてみたくなる瞬間だったと思う。


それから今までずっと。

私はどんな小さな声でも「助けて」って声が聞こえたら

必ず助ける事にしている。

困った事に私は耳がいいから

東奔西走する毎日だけど(笑

そんな毎日も悪くないと思ってる。


どんな時でもどんな状況でも対応できるように

体を鍛えて

知識を修めて

何でも出来るように精進してきた。


そうして2006年8月


クリストファー・リーヴ以来誰も恐れ多くて出来なかった

「彼」の役を

やってくれる新人が現れた。

「ブランドン・ラウス」

身長・体重ともにリーヴと殆ど同じと言う好青年。

おまけに顔もそっくりだ。

正に「スーパーマンを演じるために産まれた男」だった。


スクリーンには当然観に行った。


私は、これを待っていた。


そうとしか言いようのない素晴らしい作品だった。


正直な所、

ラウス演じる「彼」の姿を前宣伝や写真で見た感じ

リーヴとは違う、と

少しの違和感を感じていた。

だが、

劇場に行ってそんな考えは吹き飛んだ。


彼は正にスーパーマンだった。


劇場には公開初日から数えて

結局4回観に行ってしまったw



そんなこんなで

気持ちを新たにして私は

私の中の「彼」を目指して挑み続けている。


彼ほど爽やかになれていないだろう。

彼ほど強くも優しくもないだろう。

彼ほどの万能になんてなれないだろう。

空を飛ぶなんてできっこない。


でも私は「彼」を目指す。

私にとって彼以上の目標なんていないだろうから。



もう十数年もそうして生きてきたけれど

私は誰かの「スーパーマン」になれただろうか?


世界中の人を救うなんて到底できない。

でも最終目標はそこにある。

「のぞみは何?」って聞かれて

「世界平和」とか「世界中の人の幸せ」なんて大真面目に答える。

笑われたっていい。他人の評価など気にするな。

私は死ぬまで「彼」のように生きてみせる。




たまに助けた人に聞かれる事がある。


「お名前は?」
“Who are you?”と。


そしたら笑いながらこう答える事にしている。


「貴方の友人です」
  “A Friend.”  って。



~~~~~~
取り敢えずテーマを作って投稿しないのも何なので更新。
やっぱり最初にうpるならこれだろうな、と。

私という人間を端的に表現した文章です。

ちなみに最後の
“Who are you?”
“A friend”
のくだりは

クリストファー・リーブ主演
SUPERMAN
に出てきたもの。

まぁ…厳密に言えばコレ、小説じゃないんですけどねーorz