攻める建築と守る建築 1
世界中に星の数ほどある建築を分類する手段は、これもまた腐るほどある。時代や様式、用途、規模などいろいろあるが、ふと、自分は「攻める建築・守る建築」というカテゴリーを考えてみた。
「攻める建築」とは、時の流れの中で前へ積極的に進もうとする建築だと思う。それはたとえば、モダニズムの発生の時のような、自分達独自の様式を確立しようとする動きだったり、現代において都市をさらに経済的に発展させる手段であったり、建築を通して社会を風刺したりするような動きに代表されるものであると思う。なんにせよ、現状を積極的に変えてやろうという意気込みを持った建築であり、そのフォルムや思想は時に前衛的で、一般に受け入れられるまでには時間がかかるものもある。しかし、こういった積極的に変えていこうという姿勢や発展を望む気持ちなどは、建築をするうえでの前提条件であるし、発展を望まない開発などありえなので、これは建築の持つべき必要十分条件なのかもしれない。
また、「守る建築」とは、時代の流れを逆行し、昔から築いてきた価値観を再認識しようという動きである。建築文化財の修復作業や、古い様式をもう一度広めようとする動きもそうである。これは、現代の価値観を受け入れられないものによく見られる動きだが、単純に現在を批判するだけでなく、将来の流れを予見してそれに対する現代を過去としてみたときの後悔などを含む場合もある。ただ、産業革命以降、世界の趨勢は追いつけ追い越せで、文化的成熟よりも前に技術が発展していってしまった。これにともなって、発展こそが唯一の美徳であると世界の大半が思っていたことであろう。そして、ようやくこのことは間違っていたと気付き、こういう守るという受身的な動きにもようやく目を向けられてきた感がある。
「攻める建築」とは、時の流れの中で前へ積極的に進もうとする建築だと思う。それはたとえば、モダニズムの発生の時のような、自分達独自の様式を確立しようとする動きだったり、現代において都市をさらに経済的に発展させる手段であったり、建築を通して社会を風刺したりするような動きに代表されるものであると思う。なんにせよ、現状を積極的に変えてやろうという意気込みを持った建築であり、そのフォルムや思想は時に前衛的で、一般に受け入れられるまでには時間がかかるものもある。しかし、こういった積極的に変えていこうという姿勢や発展を望む気持ちなどは、建築をするうえでの前提条件であるし、発展を望まない開発などありえなので、これは建築の持つべき必要十分条件なのかもしれない。
また、「守る建築」とは、時代の流れを逆行し、昔から築いてきた価値観を再認識しようという動きである。建築文化財の修復作業や、古い様式をもう一度広めようとする動きもそうである。これは、現代の価値観を受け入れられないものによく見られる動きだが、単純に現在を批判するだけでなく、将来の流れを予見してそれに対する現代を過去としてみたときの後悔などを含む場合もある。ただ、産業革命以降、世界の趨勢は追いつけ追い越せで、文化的成熟よりも前に技術が発展していってしまった。これにともなって、発展こそが唯一の美徳であると世界の大半が思っていたことであろう。そして、ようやくこのことは間違っていたと気付き、こういう守るという受身的な動きにもようやく目を向けられてきた感がある。
Last, 20/20
終わった~!!ようやく終わりました。嬉しいような、物足りないような、複雑な気分ですが、なんにせよ実務を身をもって体験できたのは、これから絶対にプラスに働いてくると信じてます。
世の中にはかなりの数の建築事務所があり、その就業形態もさまざまでしょう。ですから、今回のこれ一回で建築実務をわかったような気になるのは、絶対にいけないと思うし、これからも色々見て、感じて、自分なりの将来像を描けるようになれたらいいなと強く感じるようになりました。自分の理想とする建築とは何なのか?それを、そろそろ真剣に考え始める時がきているような気がします。
学校を卒業して、実務に入ったら、目の前のことでいっぱいいっぱいで、こうありたいとか、建築に対する強い目的意識を忘れがちになるかもしれません。オープンデスクも終わり、このブログの存在意義がなくなったので、これからは建築について自分の考えを記していくくことにします。ゆっくり考える時間のある、学生の間に、未熟ながらも、ここに、そのときそのとき建築について考えたことを、不器用な言葉ながら綴っていこうと思うのです。
誰のためでもなく、自分のために、そ して将来クライアントになるかもしれない人のために。
世の中にはかなりの数の建築事務所があり、その就業形態もさまざまでしょう。ですから、今回のこれ一回で建築実務をわかったような気になるのは、絶対にいけないと思うし、これからも色々見て、感じて、自分なりの将来像を描けるようになれたらいいなと強く感じるようになりました。自分の理想とする建築とは何なのか?それを、そろそろ真剣に考え始める時がきているような気がします。
学校を卒業して、実務に入ったら、目の前のことでいっぱいいっぱいで、こうありたいとか、建築に対する強い目的意識を忘れがちになるかもしれません。オープンデスクも終わり、このブログの存在意義がなくなったので、これからは建築について自分の考えを記していくくことにします。ゆっくり考える時間のある、学生の間に、未熟ながらも、ここに、そのときそのとき建築について考えたことを、不器用な言葉ながら綴っていこうと思うのです。
誰のためでもなく、自分のために、そ して将来クライアントになるかもしれない人のために。
19/20
さぁ、残すところあと一日となりました。と、いっても普段と業務はあんまり変わんないですけどね。
今日作った模型は、かなりやヴぁい。スケールが1/10だったのです。普通、どんなに大きくても大体は1/20が限界で、しかもそういう模型は、部屋ひとつのディテールが知りたい時とかに作るものなのです。しかし、今日のは違った!建物のよりによって長手方向の断面を作ったのです。その結果、模型の全長は4m高さ50cmくらいの巨大模型が出来上がりました。迫力は圧巻なんですが、すっごい、作業場が狭くなって、困りもんでした。
あと、今日はうれしいニュースがひとつ。要らなくなった紙をごみに捨てるため、束ねていた時のことです。要らなくなった紙の中には、建材メーカーからのカタログ(タイルとか、キッチンとか)がありました。捨てちゃうのか~、と思い、もらえないかぁ~と、ダメもとで「ください!」って言ったら、なんとすんなりもらえてしまいました。重かったけれども、こういうのを見て勉強するのも大事だと思い、ガンバって家まで、運びました。
明日は最後!今までの総集編として、がんばってこようと思います。
今日作った模型は、かなりやヴぁい。スケールが1/10だったのです。普通、どんなに大きくても大体は1/20が限界で、しかもそういう模型は、部屋ひとつのディテールが知りたい時とかに作るものなのです。しかし、今日のは違った!建物のよりによって長手方向の断面を作ったのです。その結果、模型の全長は4m高さ50cmくらいの巨大模型が出来上がりました。迫力は圧巻なんですが、すっごい、作業場が狭くなって、困りもんでした。
あと、今日はうれしいニュースがひとつ。要らなくなった紙をごみに捨てるため、束ねていた時のことです。要らなくなった紙の中には、建材メーカーからのカタログ(タイルとか、キッチンとか)がありました。捨てちゃうのか~、と思い、もらえないかぁ~と、ダメもとで「ください!」って言ったら、なんとすんなりもらえてしまいました。重かったけれども、こういうのを見て勉強するのも大事だと思い、ガンバって家まで、運びました。
明日は最後!今までの総集編として、がんばってこようと思います。
18/20
ようやく2個目の模型作り終わった~!!え?まだ2個目でいいのかって?いいのです、なぜなら、結局図面全面的に書き直しのため、模型の締め切りを遅らせたそうなのです。まぁ、あと2日しか残ってないので、俺が10個全部仕上げられないのは残念なんだけれども、、、(もちろん、強がりです。)
今日はニューメンバー、その名もForm Zの使い手が登場しました。大学院一年生の男の子ですが、彼は去年の夏にオープンデスクに来てから、ちょくちょくピンチなときに呼ばれてるそうです。
その彼、会って一日目なのに不思議と意気投合してしまい、メアド交換のうえ日本とアメリカの情報交換をしようってことになりました。(おれのところは田舎だから、そんなにめぼしい情報もないが、、)
なんか、こういう出会いもあるんだなぁ、としみじみ感じた一日でした。
今日はニューメンバー、その名もForm Zの使い手が登場しました。大学院一年生の男の子ですが、彼は去年の夏にオープンデスクに来てから、ちょくちょくピンチなときに呼ばれてるそうです。
その彼、会って一日目なのに不思議と意気投合してしまい、メアド交換のうえ日本とアメリカの情報交換をしようってことになりました。(おれのところは田舎だから、そんなにめぼしい情報もないが、、)
なんか、こういう出会いもあるんだなぁ、としみじみ感じた一日でした。
16,17/20
ふぅ~、二回目の徹夜、、かと思いきや、今回はある事件があり所員の方の部屋に一泊させてもらうことになったのです。
事務所では、みなさん仕事に追われてて、なかなかゆっくり話したり、質問したりできないかったので、その夜わずからながら、彼のヨーロッパ行脚や、他の事務所時代のことをゆっくり聞けたことが、とても楽しかったです。俺も、今度はがんばってお金ためて、絶対ヨーロッパに繰り出そうと思います。
今日、作った模型は過去最大級の難易度で、所員の人自身も作り方がよくわからないまま託されてしまったので、かなり試行錯誤的な雰囲気で進んでいきました。何が、難しかったかというと、床が水平なこと以外、全ての壁、天井に至るまで90度で交わっていなくて、しかも、天井が途中から角度が変わったり、3つに別れたり、とにかく大変でした。でも、なんとか解決法を見つけたときの喜びといったら、それはそれは、、、これぞ模型作りの醍醐味ってか?
事務所では、みなさん仕事に追われてて、なかなかゆっくり話したり、質問したりできないかったので、その夜わずからながら、彼のヨーロッパ行脚や、他の事務所時代のことをゆっくり聞けたことが、とても楽しかったです。俺も、今度はがんばってお金ためて、絶対ヨーロッパに繰り出そうと思います。
今日、作った模型は過去最大級の難易度で、所員の人自身も作り方がよくわからないまま託されてしまったので、かなり試行錯誤的な雰囲気で進んでいきました。何が、難しかったかというと、床が水平なこと以外、全ての壁、天井に至るまで90度で交わっていなくて、しかも、天井が途中から角度が変わったり、3つに別れたり、とにかく大変でした。でも、なんとか解決法を見つけたときの喜びといったら、それはそれは、、、これぞ模型作りの醍醐味ってか?
15/20
今日はかなり大変な一日でした。4つのプロジェクトが同時進行で進んでいて、しかも! 今日はオープンデスク俺一人。4人のプロジェクト責任者の間を使いっぱしりみたいに行ったりきたりして、てんてこまいでした。ほんとに、猫の手も借りたい状況でした。
そのなかでもメインなのが、最後の一週間かけての模型製作。なんと、総勢10個にも及ぶ大作?です。ということは、金曜日までなので、一日で平均2.5個仕上げなければならず、、、かなり不安なんだけど、、、
そのなかでもメインなのが、最後の一週間かけての模型製作。なんと、総勢10個にも及ぶ大作?です。ということは、金曜日までなので、一日で平均2.5個仕上げなければならず、、、かなり不安なんだけど、、、
14/20
明日もお休みなのです。なんか、当初予定してた日数よりもどんどん減っていってしまったのですが、一回一回が結構濃いので、まぁいいでしょう。
俺は結構模型作りながら、コックリコックリしてることがあるんだけども、それがばれてないと思ったら、取締役にめっちゃばれてたみたく、、、彼が他のオープンデスク生にこうもらしたそうです。
「彼ってたまに寝てるでしょ?なんか、見てるとホッとするんだよね(笑。 でも、あれくらい図太くないと、ダメだよー。」
???
どうやら俺は図太くて、癒し系だそうです。確かに、みなさんの取引先との交渉を聞いてる限りでは、みんな図太いけどもね。
俺は結構模型作りながら、コックリコックリしてることがあるんだけども、それがばれてないと思ったら、取締役にめっちゃばれてたみたく、、、彼が他のオープンデスク生にこうもらしたそうです。
「彼ってたまに寝てるでしょ?なんか、見てるとホッとするんだよね(笑。 でも、あれくらい図太くないと、ダメだよー。」
???
どうやら俺は図太くて、癒し系だそうです。確かに、みなさんの取引先との交渉を聞いてる限りでは、みんな図太いけどもね。
13/21
今日も模型作りでした~。まぁ、オープンデスクの本業が模型作りみたいなもんですからね。
話は変わって、設計事務所であるから、やっぱり建築系の雑誌や本が大量に置いてあって、本が大好き(特に建築系の本)な自分にとっては、まさに楽園なのですが、読む時間がない!! 所員の方に、いつでも好きな時に読んでいいよっていわれたのに、模型つくりに追われて、帰るときには終電なので、そんなj暇もなく、、、
自分も、将来絶対に書斎を作りたいので、今から微小ながら本を溜め込んでるんだけども、建築系の本、特に写真集は高いので、学生の時分には手が出せないんだよね、、、ほんとに、将来は建築の図書館みたいにしたいなぁ。
話は変わって、設計事務所であるから、やっぱり建築系の雑誌や本が大量に置いてあって、本が大好き(特に建築系の本)な自分にとっては、まさに楽園なのですが、読む時間がない!! 所員の方に、いつでも好きな時に読んでいいよっていわれたのに、模型つくりに追われて、帰るときには終電なので、そんなj暇もなく、、、
自分も、将来絶対に書斎を作りたいので、今から微小ながら本を溜め込んでるんだけども、建築系の本、特に写真集は高いので、学生の時分には手が出せないんだよね、、、ほんとに、将来は建築の図書館みたいにしたいなぁ。
12/21
やっぱり、今日も模型なわけで、あまり進展はないんです。
今日作ったのは1/10サイズという、結構巨大なものだったの で、和室の土間のテクスチャーとか違い棚とか結構細かいところまで表現しなければいけないんですね。そして、地獄のルーバー作り。ルーバーってのは、よくあるエアコンのフィルターの部分みたいな薄い板を少しだけ隙間を空けて並べてあるようなものです。これを、表現するために、すっごい細い木の棒を等間隔(1ミリ間隔くらい)で並べていかなければならないのです。
なにが大変かって、目が疲れる疲れる。ジーと集中して見つめていると、なんかぼんやりと焦点が定まらなくて、、、あと、全部を平行になるように並べるのも、これまた一苦労。もう、ルーバーはこりごりです。
今日作ったのは1/10サイズという、結構巨大なものだったの で、和室の土間のテクスチャーとか違い棚とか結構細かいところまで表現しなければいけないんですね。そして、地獄のルーバー作り。ルーバーってのは、よくあるエアコンのフィルターの部分みたいな薄い板を少しだけ隙間を空けて並べてあるようなものです。これを、表現するために、すっごい細い木の棒を等間隔(1ミリ間隔くらい)で並べていかなければならないのです。
なにが大変かって、目が疲れる疲れる。ジーと集中して見つめていると、なんかぼんやりと焦点が定まらなくて、、、あと、全部を平行になるように並べるのも、これまた一苦労。もう、ルーバーはこりごりです。
11/21
今日もスタディー模型作りに終始した、一日でした。ただ、作りながら、いろいろ考えることがありました。
設計のプロセスとして、今まで図面とにらめっこしながら、またはスケッチをしたり、ダイアグラムを描いたりしながら、いいアイディアが浮かぶまで、うんうんうなってたのですが、最初から3次元で考えていくことも大切だし、そういうやり方もあるんだ~ってことを知りましたね。
そこで、考えたのが手を動かすことの大切さ。何でもかんでもデジタル化してしまった現代では、発案か ら仕上げまで全てパソコンでできるし、模型ですらCGに取って代わっていっている風潮があります。でも、手で図面を書き、模型を作り、自分の手でじかに触れて設計していかないと、自分で建物を建てるんだっていう実感が薄れていってしまう気がします。
建築も完全にデジタル化できない数ある分野のうちのひとつなんだと思います。
設計のプロセスとして、今まで図面とにらめっこしながら、またはスケッチをしたり、ダイアグラムを描いたりしながら、いいアイディアが浮かぶまで、うんうんうなってたのですが、最初から3次元で考えていくことも大切だし、そういうやり方もあるんだ~ってことを知りましたね。
そこで、考えたのが手を動かすことの大切さ。何でもかんでもデジタル化してしまった現代では、発案か ら仕上げまで全てパソコンでできるし、模型ですらCGに取って代わっていっている風潮があります。でも、手で図面を書き、模型を作り、自分の手でじかに触れて設計していかないと、自分で建物を建てるんだっていう実感が薄れていってしまう気がします。
建築も完全にデジタル化できない数ある分野のうちのひとつなんだと思います。