現在、ある住宅のリノベーションを計画進行中。

 

狭小建築の、木造2階建てです。

 

この物件は、築年数は50年近くで、結構傷んでいます。

 

でね、構造材と屋根を残して、大体リニューアルなんですがね、リフォーム業者の提案では、既存の柱を抜く、まあそれはよくあることだけど、抜く以上は補強もしないとね、梁などにも影響があるので。

 

じゃ、逆に柱を増設、これもよくあります、が、結構経験の浅い設計者は、増設するうえで重要なこと、それは1階に増設する場合は、基本下には土台が必要、そして基礎も基本的には必要。

 

その設計者は、基礎まで考えないでね、数本増設案をしているんだけど、ここ既存ではもともと壁もない場所だから、多分基礎ないんじゃないですかと質問、回答はというとやっぱり無い😱

 

いいんです、基礎を造れば、でも基礎を造るにしても予算もそれなりに必要だし、既存との接合もそれなりに手間もかかります。

 

柱の増設、そんな簡単ではない、土台と梁がある場所に増設ならばそれほど難しくはないんですが、リノベーションってさ、間仕切り壁なども移動、変更することも多いので、既存との整合性を確認しながら計画を進めないといけないんですよね~😊

 

2025年からは、リノベーションなどでも、建築確認が必要になるケースが出てくるので、そこらの無知な工務店などは要注意、そういうところには依頼をしないことです😤

 

構造無知、基本的知識の無知、計画性の無知、この三拍子がそろった工務店やリフォーム業者が、そこらにたーくさんいますので、これから計画を考えいている方は、ほんと注意してください。

 

資産価値が後から下がる、補修や変更などが後から出てくることも多々ありますので。

 

注意してくださいね。