長期投資 vs 短期投資どちらが良いか?という不毛な議論
最近また昔買った株式投資の本を読み返しています。
まあ名著と言われる本はそれこそすり切れるほど読んだので、微妙な、特にブックオフで100円で買った本なんかをななめ読みで読み返しているんですよね。
各本の中でよく言われることが、
長期投資でないと儲からない
とか
短期売買はそれほど儲からない。。。
とか、それぞれの実証データを用いて論破しているわけです。
改めて見て思うのが、なんて不毛なこと書いてるんだろう・・・
ということ。
そういう本に限って、具体的な思考だったり、手法を明記していなかったりするんですよね。
ポーカーの本はその点違って面白いんですよね。
各ハンドごとにすべて解説してあるから。(もちろん良いものも悪いものも)
ひどいものだと(というか投資本の9割はそうなんだけど)自分の理想の投資の仕方を熱く語って、他は用語やチャートの基本的な読み方の講義で終わってしまっていたりする。
定価を見てみると1600円とか・・・
本当に金の無駄ですね。
投資本は古典的名著と呼ばれているもの以外は基本的に読む価値がないですね。
今回はよくある長期投資vs短期売買について私見をちょっと書いてみたいと思います。
長期投資vs短期投資どっちが有利!?
結論から言うと本気でこの質問や議論はナンセンスだと思っています。
サッカー選手と、野球戦湯どっちがすごい?
という質問と同じくらい無意味です。
どっちが有利かは、その人がどちらが得意かによって変わるわけですね。
投資手法に有利不利なんてそんなに無いと言うのが個人的な持論です。
長期投資派の言い分は、「株は長期的には右肩上がりなので、持っておけば損はしない」ですね。
また「長期になればなるほどリスクが下がる資産なので長期でもって置くのが株式投資」
これも投資なんて自分ではしない糞FPに多い発言ですね。
気の毒です。
基本的に長期投資(ここでは基本的にバイ&ホールドを指す)というのは正しい銘柄選定が出来る場合だけ、アホほど儲かる投資の仕方ですよね。
事業を見る目のない人や、全くリサーチもせずに投資する人にとっては一番危険極まりない投資の仕方ですよね。
企業を見る目がないと、30年間かけて損をし続けるというなんとも酷い目にあってしまうわけですね。
JALとか東電とかその最たる例ですよね。
きちんとした長期投資家はJALや東電何かに手は出しませんからね。
長期保有に不適格なのは一目瞭然です。
短期売買派は、そこまで長期投資に反論はしていませんよね。
どちらかというと自己肯定型の進め方をしている気がします。
短期売買も、適当にやっていたらまずマイナスになるでしょう。
上がるか下がるかは5分5分ですが、損切りできない人の方が多いので、当然負ける人の方が多くなります。
やっぱりきちんと自分なりの法則を見つけて、それに遵守する人だけが勝つ訳ですね。
そういう人は短期売買でも長期的に儲け続けることができるわけです。
長距離ランナーか短距離ランナーどっちでオリンピックに出るのが有利!?
というのと全く一緒なんですよね。
使う筋肉も違えば、トレーニングの仕方も違うわけですから。
問題はどちらを自分が目指すのかというだけの問題だと思うんですよね。
短距離トレーニングをしている人は短距離で早くなりますし、長距離トレーニングをすれば当然長距離でオリンピックに出るほうが楽になります。
一番まずいのはやっぱりセールスマンや糞雑誌、糞FPの言うことを鵜呑みにしてしまうのが一番まずわけですね。
自分もこういう誘惑をうまく避けて良くここまで、ある程度投資についてわかるようになったもんだなぁとゾッとするときがありますよね。(まだまだ勉強不足ですが)
とちょっと上から目線の更新になってしまいました。スイマセン
まあ名著と言われる本はそれこそすり切れるほど読んだので、微妙な、特にブックオフで100円で買った本なんかをななめ読みで読み返しているんですよね。
各本の中でよく言われることが、
長期投資でないと儲からない
とか
短期売買はそれほど儲からない。。。
とか、それぞれの実証データを用いて論破しているわけです。
改めて見て思うのが、なんて不毛なこと書いてるんだろう・・・
ということ。
そういう本に限って、具体的な思考だったり、手法を明記していなかったりするんですよね。
ポーカーの本はその点違って面白いんですよね。
各ハンドごとにすべて解説してあるから。(もちろん良いものも悪いものも)
ひどいものだと(というか投資本の9割はそうなんだけど)自分の理想の投資の仕方を熱く語って、他は用語やチャートの基本的な読み方の講義で終わってしまっていたりする。
定価を見てみると1600円とか・・・
本当に金の無駄ですね。
投資本は古典的名著と呼ばれているもの以外は基本的に読む価値がないですね。
今回はよくある長期投資vs短期売買について私見をちょっと書いてみたいと思います。
長期投資vs短期投資どっちが有利!?
結論から言うと本気でこの質問や議論はナンセンスだと思っています。
サッカー選手と、野球戦湯どっちがすごい?
という質問と同じくらい無意味です。
どっちが有利かは、その人がどちらが得意かによって変わるわけですね。
投資手法に有利不利なんてそんなに無いと言うのが個人的な持論です。
長期投資派の言い分は、「株は長期的には右肩上がりなので、持っておけば損はしない」ですね。
また「長期になればなるほどリスクが下がる資産なので長期でもって置くのが株式投資」
これも投資なんて自分ではしない糞FPに多い発言ですね。
気の毒です。
基本的に長期投資(ここでは基本的にバイ&ホールドを指す)というのは正しい銘柄選定が出来る場合だけ、アホほど儲かる投資の仕方ですよね。
事業を見る目のない人や、全くリサーチもせずに投資する人にとっては一番危険極まりない投資の仕方ですよね。
企業を見る目がないと、30年間かけて損をし続けるというなんとも酷い目にあってしまうわけですね。
JALとか東電とかその最たる例ですよね。
きちんとした長期投資家はJALや東電何かに手は出しませんからね。
長期保有に不適格なのは一目瞭然です。
短期売買派は、そこまで長期投資に反論はしていませんよね。
どちらかというと自己肯定型の進め方をしている気がします。
短期売買も、適当にやっていたらまずマイナスになるでしょう。
上がるか下がるかは5分5分ですが、損切りできない人の方が多いので、当然負ける人の方が多くなります。
やっぱりきちんと自分なりの法則を見つけて、それに遵守する人だけが勝つ訳ですね。
そういう人は短期売買でも長期的に儲け続けることができるわけです。
長距離ランナーか短距離ランナーどっちでオリンピックに出るのが有利!?
というのと全く一緒なんですよね。
使う筋肉も違えば、トレーニングの仕方も違うわけですから。
問題はどちらを自分が目指すのかというだけの問題だと思うんですよね。
短距離トレーニングをしている人は短距離で早くなりますし、長距離トレーニングをすれば当然長距離でオリンピックに出るほうが楽になります。
一番まずいのはやっぱりセールスマンや糞雑誌、糞FPの言うことを鵜呑みにしてしまうのが一番まずわけですね。
自分もこういう誘惑をうまく避けて良くここまで、ある程度投資についてわかるようになったもんだなぁとゾッとするときがありますよね。(まだまだ勉強不足ですが)
とちょっと上から目線の更新になってしまいました。スイマセン
イーギャランティのIRセミナーに行ってきました 【2012年4/11SBI証券主催】
先日題名のとおりイーギャランティのIRセミナーに行ってきました。
まあ普段IRセミナーなどはいかないのですが、
今回はちょっと前から気になっていたビジネスそしている会社だったのと、
日本国内でもどこか長期保有できる企業がないなかなぁと探していたこともあり、参加してみました。
セブン銀行が結構長期保有出来るかな?と考えた企業だったのですが、金利上昇リスクが怖くて売ってしまいました。
(過去の記事参照 http://ameblo.jp/arbitrage-me/entry-11134806783.html)
前半はどこかの金融機関の投資部門の部長による30分ほどの経済動向のセミナーでした。
失礼かもしれませんが、得るものは全くなかったですね。
話を聞いていて、
基本的に短期的な視点から売買している印象を受ける内容でした。
思ったよりも50代のご年配の方が多い・・・
というかほとんどそれくらいの方でした。
20代なのは自分くらいでしたね。ちょっと意外・・・
SBI証券の方に聞いてみるとセミナー内容でかなり来る年齢層が変わってくるとのこと。
本当ですかね?(笑)
イーギャランティってどんな企業?
事業内容は書くのが面倒くさい(笑)ので企業HPから以下引用
当社の保証サービスとは?
当社は、主に企業間取引において生じた売上債権の未回収リスクを保証します。倒産等による債権の焦付きが発生した際にあらかじめ設定した支払限度額を上限に保証金を支払いますので、未回収債権に係るリスクを限定させることができます。
簡単に言うと企業の売掛債権の保障を引き受けて、それを金融機関にパッケージ化して金融商品として販売する事業。
アメリカで言うファニーメイーやフレディマックの売掛債権版みたいな感じですね。
(上記2社は住宅ローン版ですね)
この手のビジネスって日本ではイーギャランティだけなんですよね。
節度をわきまえれば非常に儲かる事業なのでちょっと注目していたんですよね。
しかし、投資家として、結構ディープな情報だったり理解がないと投資できない業種だったりするんですよね。
引き受けるリスクの安全性と、転嫁するリスクと、自社で保有するリスクとその料率の適正と、
どの程度リスクを引き受けるべきなのかの経営者の考え方、バランス感覚について理解しないと結構投資するのは怖い企業だったりするんですよね。
私からすると、引き受けているリスクをどの程度選別しているのか?
自社で引き受けるリスクの選別と、その販売するまでのリスクの在庫の量と質について知りたかったんですけどね。
行く前に質問を10個くらいリストアップしておいたんだけど、場の空気と時間的に2つしか聴けませんでした。
聞いた質問は
投資家はイーギャランティが抱えている潜在的なリスクをどこを見てしればよいのか?ということ。
答え⇒ 決算書に偶発債務という欄の記載があり、そこに書かれているとのこと。
やっぱりそうだったのね。と納得。
話を聞いてみるとやはり事業自体は素敵ですね。
例えば保証債務の額面3%で引き受けた保障を金融機関に1.5%で販売するわけですね。
転売に徹しきればまさにノーリスクの素敵なビジネスです。
中小企業が引き受け先の中心のため、、保険会社や銀行も入って来れないニッチである可能性が高いです。銀行と協力して、紹介してくれたら手数料を払う仕組みになっているため、本腰を入れて三有してくるとも考えにくいですしね。
ROEは調べてみると8~9%。
高くはないですが、ノーリスクで挙げられる収益性と考えると悪くないですね。
ROEをあげようとすると、当然自社でのリスク保有を増やさざるを得ないため、簿外でのリスクは高まります。
それはよろしくないので、やはり市場規模を大きくして販売量を増やしていくのが私としては一番好ましい経営戦略なんですけどね。
多分このビジネスは、節度をわきまえて、拡大して販売量を増やしていけばかなり高収益なビジネスになると思います。
んんー気になるなぁ・・・
IR担当に電話して根ほり葉ほり聞いてみようかなぁとちょっと思いました。
それか単元分の株を買って株主総会で空気を読まずに質問をしまくるか。(笑)
ちなみにイーギャランティの番になると退場者がチラホラ・・・
正直なぜ帰るのか疑問ですね。
大化けするチャンスがあるかもしれないのにね。
もったいない。
まあ人によって投資の仕方は違うので当然と言えば当然ですが。
思ったのが、オンラインでリアルタイム中継してIRセミナーやれば良いのに、と思いましたね。
ちょっと自分でそれ専用の会社作ってそういう仕組みでも作ってみようかなぁ。
まあ普段IRセミナーなどはいかないのですが、
今回はちょっと前から気になっていたビジネスそしている会社だったのと、
日本国内でもどこか長期保有できる企業がないなかなぁと探していたこともあり、参加してみました。
セブン銀行が結構長期保有出来るかな?と考えた企業だったのですが、金利上昇リスクが怖くて売ってしまいました。
(過去の記事参照 http://ameblo.jp/arbitrage-me/entry-11134806783.html)
前半はどこかの金融機関の投資部門の部長による30分ほどの経済動向のセミナーでした。
失礼かもしれませんが、得るものは全くなかったですね。
話を聞いていて、
基本的に短期的な視点から売買している印象を受ける内容でした。
思ったよりも50代のご年配の方が多い・・・
というかほとんどそれくらいの方でした。
20代なのは自分くらいでしたね。ちょっと意外・・・
SBI証券の方に聞いてみるとセミナー内容でかなり来る年齢層が変わってくるとのこと。
本当ですかね?(笑)
イーギャランティってどんな企業?
事業内容は書くのが面倒くさい(笑)ので企業HPから以下引用
当社の保証サービスとは?
当社は、主に企業間取引において生じた売上債権の未回収リスクを保証します。倒産等による債権の焦付きが発生した際にあらかじめ設定した支払限度額を上限に保証金を支払いますので、未回収債権に係るリスクを限定させることができます。
簡単に言うと企業の売掛債権の保障を引き受けて、それを金融機関にパッケージ化して金融商品として販売する事業。
アメリカで言うファニーメイーやフレディマックの売掛債権版みたいな感じですね。
(上記2社は住宅ローン版ですね)
この手のビジネスって日本ではイーギャランティだけなんですよね。
節度をわきまえれば非常に儲かる事業なのでちょっと注目していたんですよね。
しかし、投資家として、結構ディープな情報だったり理解がないと投資できない業種だったりするんですよね。
引き受けるリスクの安全性と、転嫁するリスクと、自社で保有するリスクとその料率の適正と、
どの程度リスクを引き受けるべきなのかの経営者の考え方、バランス感覚について理解しないと結構投資するのは怖い企業だったりするんですよね。
私からすると、引き受けているリスクをどの程度選別しているのか?
自社で引き受けるリスクの選別と、その販売するまでのリスクの在庫の量と質について知りたかったんですけどね。
行く前に質問を10個くらいリストアップしておいたんだけど、場の空気と時間的に2つしか聴けませんでした。
聞いた質問は
投資家はイーギャランティが抱えている潜在的なリスクをどこを見てしればよいのか?ということ。
答え⇒ 決算書に偶発債務という欄の記載があり、そこに書かれているとのこと。
やっぱりそうだったのね。と納得。
話を聞いてみるとやはり事業自体は素敵ですね。
例えば保証債務の額面3%で引き受けた保障を金融機関に1.5%で販売するわけですね。
転売に徹しきればまさにノーリスクの素敵なビジネスです。
中小企業が引き受け先の中心のため、、保険会社や銀行も入って来れないニッチである可能性が高いです。銀行と協力して、紹介してくれたら手数料を払う仕組みになっているため、本腰を入れて三有してくるとも考えにくいですしね。
ROEは調べてみると8~9%。
高くはないですが、ノーリスクで挙げられる収益性と考えると悪くないですね。
ROEをあげようとすると、当然自社でのリスク保有を増やさざるを得ないため、簿外でのリスクは高まります。
それはよろしくないので、やはり市場規模を大きくして販売量を増やしていくのが私としては一番好ましい経営戦略なんですけどね。
多分このビジネスは、節度をわきまえて、拡大して販売量を増やしていけばかなり高収益なビジネスになると思います。
んんー気になるなぁ・・・
IR担当に電話して根ほり葉ほり聞いてみようかなぁとちょっと思いました。
それか単元分の株を買って株主総会で空気を読まずに質問をしまくるか。(笑)
ちなみにイーギャランティの番になると退場者がチラホラ・・・
正直なぜ帰るのか疑問ですね。
大化けするチャンスがあるかもしれないのにね。
もったいない。
まあ人によって投資の仕方は違うので当然と言えば当然ですが。
思ったのが、オンラインでリアルタイム中継してIRセミナーやれば良いのに、と思いましたね。
ちょっと自分でそれ専用の会社作ってそういう仕組みでも作ってみようかなぁ。
典型的な市場の歪みが水面下で起きていた!!
まずはこれを見てみてください。日経ネットの記事です。
少し古いですが・・・
~1円玉原価割れも 金属値上がりでおカネづくり一苦労~
http://www.nikkei.com/biz/product/article/g=96958A9C93819698E3EBE2E28A8DE0E3E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E7E2E3E0E2E3E2E1E3EBE1
これって典型的な価値と価格と乖離ですよね。
調べてみると、2012年3月時点で、1円玉には1.04円の価値がある。
つまり1万円札一枚は一万円の額面価値しかないけど、1円玉1万枚には10400円の実質価値があるということ!!
つまり1万円を銀行で1円玉1万枚に両替して、1円玉1万枚を金属として売ると10400円になるということですね。
典型的な裁定取引のチャンスですよね
やっぱり日頃から、アンテナ貼っていないとダメですね
少し古いですが・・・
~1円玉原価割れも 金属値上がりでおカネづくり一苦労~
http://www.nikkei.com/biz/product/article/g=96958A9C93819698E3EBE2E28A8DE0E3E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E2E7E2E3E0E2E3E2E1E3EBE1
これって典型的な価値と価格と乖離ですよね。
調べてみると、2012年3月時点で、1円玉には1.04円の価値がある。
つまり1万円札一枚は一万円の額面価値しかないけど、1円玉1万枚には10400円の実質価値があるということ!!
つまり1万円を銀行で1円玉1万枚に両替して、1円玉1万枚を金属として売ると10400円になるということですね。
典型的な裁定取引のチャンスですよね
やっぱり日頃から、アンテナ貼っていないとダメですね