マンション現場が終わり、一息ついている今日この頃です。
これから、気が向いたら、何回かマンションの回顧録(記録)を書こうかなぁと思っております。
で、今回はエントランスについて。

実は、このエントランスというのが一番寸法に悩みました。
ムダに広すぎても意味がないし、狭かったら建物自体が窮屈に感じてしまう。
そもそも、風除室まで要るのか?というのが最初から議論の対象でしたが、結論的には風除室を設けることになりました。
となると、風除室とアプローチの大きさをどうるすか?
このマンションは敷地内の駐車場の関係で、玄関の前を車が横断します。
ドアを開けて直接外に出るのはあぶない。干渉地帯を設けなければということで、写真のようにアプローチを介して建物の横から入るような形にしました。
でも、こうすると、なおのことスペースが問題です。いろんな制約があって、極力小さくしたい。
でも、当初は宅配BOXも計画していたし(中止)、電気のメーター盤、メールBOX、インターホン、掲示板(実際はホール内に設置)と意外と壁面に張り付くものも多い。
そして、何より、風除室の外壁面はガラスにすると心に決めていたので、取り付ける場所(壁)がなくて大変でした。(^▽^;)
そして、やはりエントランスとしてのデザインもしないといけない。
さーて、どうしようかと図面では壁に段差つけたり、照明入れたり、いろいろ書いていました。
で、実を言いますと、アプローチ正面に見えるガラスブロックは設計にありませんでした。
現場で思いつき、無理を言ってガラスブロックを入れてもらいました。
意外と、図面で考えるより現場で思いつくもんです。(^▽^;)
あと、天井に少しこだわりました。
普通に考えたら、ケイカル板か岩綿吸音板でしょうけど、ちょっと木目のシートを張りました。
この建物の外観は、白かグレー、黒で統一してありますが、ここだけ茶系の色を入れました。
意外と良いアクセントになってます。
結論として、大きさについては、施工中は物もあったせいか、狭いかなぁと思ってヒヤヒヤしてましたが、出来上がってすっきりすると、程よい大きさだったと思います。
住宅なんかは、それほどスケール感に悩みませんが、たまにこういったものの設計をすると、スケール感にものすごく悩みます。
じっさい、このアパートでもちょっとスケール感間違えたかなぁと思う部分もあります。
それは施主も感じるようで、そこに立ったとき、「広いなぁ」と言われました。
(ちなみに、そこはそれほど広くなくていいところです)
ちょっと余裕をもたせたら、広すぎました。(;^ω^A
ほんとあと10㎝くらい小さくすれば、ちょっと広め程度で済んだと思います。
でも、これだから、建築は面白いんですけどね。( ̄▽+ ̄*)