









9/29、30の台風に恐怖を感じながらも観てきました。
予約をしているからというのもありますが、何よりも主役で座長の「宮崎優衣(ざきぽん)」(敬称略)に会いたかったから。
私は「ガルレボ12」「ガスマスクの伊藤さん」に続いての観劇ですが、ざきぽんからすれば砂時というネームと顔は一致していませんからねぇ、さらに言えば!9月はざきぽんの誕生月でもあるのでプレゼントを渡さないわけにはいかないわけですよ!
さて、ざきぽんへの思いのたけはここまで、以降はネタバレを含む感想といってみましょう
※都合3回観劇をしておりまして、都度新しい発見が生まれます。基本的には3回目を基軸とした感想になるのでご理解いただきたい。
タイトルこそファンシーで可愛らしいイメージを連想しがちですが結構重いです。
その重さを緩和させる処置として笑いを提供するシーンも随所にちりばめていました。
まず、要約だけ述べると、「6年前に警察判断では自殺扱いとなった兄が残した手紙(ラブレター)の送り相手を見つける」話になります。
口下手な兄はネコが居座る公園で知り合った女性のことが気になるのですが、なかなか名前を聞き出せず、結果的に名前を知ることなくこの世を去ってしまったわけです、亡くなる前に名前の知らない彼女に宛てた手紙をふとした切っ掛けで見つけた千明が発見し、内容からして自殺であるわけがないと判断、兄の想い人を見つけるというのがメインフレームになっていました。(兄の死去後、家族関係が崩壊寸前になっている状況もあり家族ドラマとしての内容も十分に感情移入ができるので泣き所が満載です)
個人的にOPで主要三人が対角線上に並ぶシーン(舞台右奥に自殺扱いになった主人公の兄「水沼幸太(樋口拓馬)」、舞台中央に主役の「水沼千明(ざきぽん)」、舞台左手前に主人公達の尋ね人「相沢優香里(早坂梨菜/伊東みつき)」が印象深いんです、中央に立つ「千明」が兄「幸太」の書いた手紙を持つのですが、あらすじを知ってから観るとすっごい切なさが込み上げるのよ。
過去の生前の兄の手紙を、時間を超えて今を生きている優香里へ手紙を渡すメッセンジャーとしての「千明」あのOPのワンカットが物語全てを網羅しているといっても過言ではないのかなと、個人的には思うわけです。
公園にやってくる兄、幸太、高校生なのにたばこを吸おうとしますが、先にやってきていてスケッチブックを開いていた優香里が注意をします。幸太は「だれもいないからいいじゃん」と発言、優香里は「ネコが居ます」と言い返して、幸太はそれにあっさりと応じる。優香里はその場を去る準備をする、そこへ千明が登場してくる、千明はこの時、優香里とすれ違うことになるわけだが・・・(後に優香里はこの瞬間のことを覚えているセリフを述べる)
このシーンの幸太と千明の会話でのちのキーワードとなる、「虹色のカブトムシ」が出てくる。
幸太は先に述べたように今は死者である、すなわち彼の出るシーンは全て回想シーンである、つまりタイトルの追憶とは彼の死する直前を追いかけ「死の真実」を見つけることがもう一つのストーリーとなる。
シーン終盤で今の千明が登場し、重い一言を放つ
「あの日から私たち家族はおかしくなった」
家族物語もまた本編を構成するストーリーなのです。
この段階で今から思えば「脚本スゲー!ってなるわけです」
このあとは今と過去を上手く切り替えて物語は進行していきます。
過去の場面は、いうなれば幸太の死と家族危機という流れに乗り、対して今の場面は兄の想い人を見つけ、兄の死の真相解明へという流れになります。舞台の終わりには「過去」と「今」が一本の線に繋がります。その時の感じ方は観た人それぞれで百人十色でしょう、まさに虹色のカブトムシの如く多彩な感情が生まれているのかなぁと思います。
ラストシーンで兄が優香里に宛てた手紙を優香里が朗読します、その時、幸太とシンクロします。これはいい意味でズルい演出です。
もしそれこそ幸太にIFの世界線があるのなら、と想像してしまうわけです(これは観劇した人全てが思うはず)
最終公演前にDVDを予約をしました。惜しむらくはA公演とB公演と別売りにしないで欲しかった・・・。
(とりあえずB公演を予約しましたが発売後に改めてA公演のDVDも買うと思う)
この舞台ですが、一人ひとりの持つセリフにストーリーとは関係ない無駄な言葉は一切ありません。
わたしの観劇歴は浅く、そのほとんどがアリスインプロジェクトでした、一概に比較するなどという野暮なことはしません、導入はキャスト目的で良いと思いますし私もそうですからね、それに合わせて心に残る作品であれば御の字かと思いませんかね?
今回、ざきぽんに会うことが目的で観劇となりましたが、この作品を観ることができて感謝しています、ありがとうざきぽん!
そして、最高の時間を提供してくれましたキャスト含め関係者の皆さん、ありがとうございました!
公式サイト
http://www.median-pro.jp/nyanda.html
トータル3度の観劇をしたわけですが、何度見ても泣けるシーンは泣ける。
舞台は「デッドリースクール 楽園(?)」から3か月後の世界
※(?)が付いているのはデッドリスクールが過去何度も公演されていてそれぞれの世界線として存在している為
外伝は学校の屋上から美術館の屋上へシフトします、とはいえ登場人物は全員女子高生。
石神井かなえ(針谷早織)の陽気な放送からはじまる、ここで面白いのが公演ごとに放送内容に含まれる早口言葉の量が増えるという鬼畜ぶり!千秋楽の2度の公演では見事に達成し、観劇中でも珍しい客席からの拍手喝采
これを起因にバンバンとキャストが登場!舞台が華々しく彩られていきます。
舞台はエンターテインメントですから、いわゆる「普通の女子高生」は出てきません、個性豊かな人間の集まりです。
主人公の三崎倫(酒井萌衣)は一人だけ他校の制服を着ており、必要以上にコミュニケーションを取らない、しかも笑うことが出来ないという、登場時における主人公としては非常にマイナス方面に特化した人物。
物語は彼女を中心として進行していき、何故、ディスコミュニケーションなのか、笑うことは出来るようになるのかという終着駅へのストーリー
さて、ストーリーを追うという野暮なこと止めよう。来年以降、メインストリームと合わせてこの外伝も恒例化した暁には是非とも観劇をして楽しんでもらいたいので。
冒頭における掴みは「笑い」から入ることですんなりと世界の一部に入り込むことができた、あくまでも傍観者ではあるのだが。
そうそう、この舞台の団体「アリスインプロジェクト」の舞台構成は プロローグ → OP → 本編 という流れで形成されていることが多い。OPは歌とダンスが披露されるのだが、毎度観ていて世界観を表す素晴らしいものだと素直に感じることができる。(初見だと全体のストーリーを知る由もないので世界観を云々というのは2度目の観劇以降としての意)
異変から3ヶ月間、生き延びてきたがそこはフィクションの世界です。
当然一石が投じられるわけで侵入者が訪れる、これが切欠で3か月間共にした仲間の一人が命を失う。しかもその原因が主人公が恨みを持つ人物を含むもんだから、軋轢が生まれるわけです。
主人公のネガティブ思考の理由の一旦がこの人物ってのがまた運命なわけですが、自分を誰に投影するかで感想は変わってくる、大抵の人は主人公に重ねるだろうし、私も然り、登場人物が多いのでいわゆる加害者側に弁明的な背景説明がされないのは残念な部分でもあるのだが。
楽園からの観劇なので懐かしいキャラもでる、金属バットの女(ベニシマ)とビデオカメラの女(キリコ)、なんか知っている顔が出てくると安心するよね、バット女は頼もしいし、ビデオカメラ女は緊張をほぐしてくれるし、何より3ヶ月生き延びていてくれたというのがうれしい。
物語は、新たな仲間が増えたこともあり物資の補充を計画します。美術館の施設内にあるプラネタリウム、主人公はそこから逃げてきた生き残りで、親友をそこに残して来た(実際にははぐれてしまった)ことをずっと悔やんでいた、すなわち、プラネタリウム内は地獄絵図であることが自ずと想像できるわけです。
生存者たちのプラネタリウム探索における動機
主人公:安否不明の親友を見つける(生死問わず確認すること)
他の人:冬に備えた物資の調達、通信機器の改修部品
結局のところ彼女たちは安全性の確保が出来れば美術館に居続ける(救助されるまで)選択をしたということですね。それなら消費だけではなく生産をしないと物資、特に食糧はいずれ枯渇するわけだが、この子達なら上手くやっていけそうな気がするのはなんでだろうか・・・(嵐山松子(ゆうの)の存在かなぁ、やっぱ、キリコと同じようにかなり空気を明るくすることのできる子)
当然、頼りがいのある金属バットの女とビデオカメラの女も協力してのプラネタリウムの攻略。
残念ながら主人公の期待する親友:吉川美知子(舞川みやこ/秋元美咲/若林倫香)は発見できず、敢え無く物資の確保に留まるわけですが、さすがに3ヶ月の間、閉鎖された空間で生き延びられる確率は0に等しいよねぇ。
さて、舞台のタイトルである「最果ての星」に関して触れていきたい、主人公の親友が何気に天文に関する知識が豊富なので、それが相まって学校を抜け出してのプラネタリウムで、この惨事に見舞われることになる、主人公は要所要所で彼女から冬の星座、オリオン座の一部であるベテルギウスの薀蓄を披露されており物語としてのキーワードとなる訳ですね、美術館の屋上に避難した際に天文に詳しい生徒がいて屋上でのシーンで二人きりの際にはそれとなく観客に対しても知識を植え付けていく感じでした。
回想シーンでこのベテルギウスが超新星爆発を起こした事が起因とするような場面があります。
なるほど!野暮なことを言えば約642光年(6000兆Km)の距離がある訳で642光年前に爆発したものの影響がこの瞬間に訪れたことになるね!(フィクションなので許容しています)
で、エンディングでもって主人公は望遠鏡を覗きこみ、ベテルギウス周辺に新たな星を見つけるという、そして決め台詞
「見つけた、最果ての星」
そして、今まで笑うことができなかったはずが、自然な笑顔を見せるのでした。
この瞬間、背中がぞぞってしたのよ!
※酒井萌衣の笑顔にヤラレタともいう
私的な解釈なんだけど、ベテルギウスという「パンドラの箱」が超新星爆発をおこして「最悪」をばら撒き、その中に残った「小さな希望」が「最果ての星」に当てはまるのかなと。

7月の半ばあたりから毎週末(土or日)は観劇をしているのですが、週末の楽しみを設定しているという気持ちからか、いつの間にか8月も終わるという感じ(余談ではあるが、私は暑さに弱いので7月8月は年間を通して嫌いな月です、というか夏が嫌い)
夏という季節がらホラー要素である舞台なので興味ある方は一度ご覧ください、出演者も女性オンリーなのがこの団体さんの趣旨なので10代から20代の女性の演劇にも関心があれば楽しめるでしょう!もちろんストーリー(脚本)も素晴らしいものなのでコストパフォーマンスは良いです。
映画と比較するとチケットは高いと思われるかと思いますが、舞台は生物(なまもの)なのでそういった部分も汲み取ってもらえると敷居はさがるかなぁ。
しっかしここまで観劇に嵌るとは思わなかったというのが自分でも驚きなのだよ、過去の私も映画と比較しがちだったこともありましたが同じ天秤に乗せて比べるものではないなと最近では思っている次第でございます。
なにはともあれ9月も観劇で週末にプラモデルの制作時間を取れない予感しかない。
表題の説明は今更感半端ないので割愛!
知りたい方は各自で調べてくださいませ。
今回のBlogでは劇中におけるゾンビの考察!
Twitterでも書いている部分があるので重複することはご理解願いたい。
舞台における動く死者(ゾンビ)の特徴
①明らかにゾンビなのだが、ゾンビという呼称は一切ない
②頭部を破壊することで活動が停止する
③噛まれることによる2次被害
④運動能力
⑤強襲対象
⑥発生原因
①についての考察
海外ドラマ「ウォーキングデッド」でも、動く死体のことを「ゾンビ」という単語では呼ばない、これは劇中内の世界観において「ゾンビ映画」が存在しないため統一された名称が無いことに由来するとなんかで書いてあった。
②についての考察
ゾンビ映画では当たり前の退治方法ですが、「バタリアン」では止まりません。(そのクセ、荷電で活動を停止させることが出来るのは謎)
③についての考察
こちらもゾンビ映画のお約束事項、ロメロゾンビだと怪我の程度にもよりますが、次第に衰弱したのち、死亡からの復活。衰弱段階でだんだんと肌も土気色になっていくので明らかに感染しているのが分かる。
④についての考察
舞台上では厳密な描写はないのであくまでも推測。
ロメロゾンビと同様に緩慢な動作ではあるが一度つかまれると逃げるのが大変、バタリアン(復活組ではなく感染組)やリメイク版だと全力疾走するというおっかない仕様。
※一度死んでいて心肺機能は当然無いので、息切れが無い。すなわち常に全力疾走できる。
同様に力加減をする為のリミッターも無いから、常に火事場の馬鹿力状態、という状態
⑤についての考察
これも④と同様推測。
ロメロゾンビだと動物?も対象(ミミズを取り合う描写がある)
リメイク版だと人間のみ対象(犬をゾンビの群れに放つが無視される描写あり)
バタリアンは脳みそなら何でもOK
ウォーキングデッドも家畜を襲います。
※個人的にデッドリーはロメロゾンビの占める割合が強そうに思える。
⑥についての考察
舞台ではカミナリ?なんらかの天変地異が起きて惨劇の世界に変異する、ゾンビ描写に関しても死者復活というわけではない(というか学園内にそもそも墓地とか死体安置所があったらそれはそれで怖い)ので天変地異の影響で生者がゾンビ化するものと思われる、あるいは天変地異と同時に死者が具現化される?
ロメロゾンビは監督自身がゾンビの発生原因を語ることなく永眠されたので、今後永遠に答えが明示されることない。ちなみに日本公開版のゾンビは惑星爆発の影響で死者が復活という描写があるので、デッドリーに於いてももしかしたらそれを踏襲していたりするのかも
おまけ
昨今ゾンビものが日の目を見ている気がする、ゲームバイオハザードが復活の狼煙を挙げた感があるの私だけだろうか。
ここで個人的なゾンビの区分けをしてみたいなぁと
・ロメロゾンビ:当然ゾンビです、まぁそもそもゾンビはブードゥにおけるものなんだけどね。
・バタリアン:映画ゾンビをリスペクトして作成された亜種、こちらは軍事目的で作成された薬「トライオキシン245」が原因なので簡単に言うと人工ゾンビです。
・28日後:巷というか大多数の刷り込みとしてゾンビ扱いをされているようですが、これ病気ですから!「人間を凶暴化させるウイルス(レイジウイルス)」が蔓延して人間を襲い、襲われた人も即座に感染するってだけでゾンビ扱いはいかがなものかと
・ワールドウォーZ:これが微妙なんだよねぇ、これも病気扱いからのゾンビ変異っぽいんだけど、全速力系ゾンビで感染力もはやい(襲われてから12秒で感染)
・ウォーキングデッド:原作者はロメロゾンビを敬愛しているので性能?は同じかと。ただ、噛まれたりせずとも死後は確実にゾンビ化する。(ここではゾンビと呼称しますが劇中ではゾンビという単語は出ません→フィアーザウォーキングデッドでは何度か出ていますが)
以上、もっと細分化していくこともできますが、あくまでも舞台デッドリースクールを基軸にした考察ネタなので野暮な掘り下げはいたしませんのであしからず。
















































