晴天なれど波高し
久々に新潟を旅した。雪深い奥会津から県境を越え、海岸線にたどり着いたときそこは強風と波浪の世界だった。困難な自然環境が好きだからウキウキワクワクしながら国道402を西へ。角田岬灯台をゴールとしたが、灯台への急な登り道はさすがに危険だったので自粛した。(また来ればいい)旅のあるあるだが、お目当ての風景以外での発見や出会いが多い。今回もたまたま立ち寄った浜で印象的な風景と出会えた。昨年は写真から距離を置く時期があったりと写真家としては不安定な1年だった。世界のなかでトップを競う日々にちょっと疲れたのかもしれない。年末の小さな旅で自分の写真熱に火が付いたような気がする。というのも、時間を忘れるくらい楽しめたからだ。印相的な被写体との出会い、対峙。カメラの設定、シャッターを押す行為。ひとつひとつに手ごたえと喜びを感じながら贅沢な時間を過ごせた。吹き荒れる日本海からの風に激励された。