投票順は、後半に投票した人の分ぐらいは覚えなければなりません。

ですが、覚えようとしていないみたいなんですよね。

後で会議中に、

「あの人、何番目ぐらいに投票していたっけ?」

「どっちが先に投票していたっけ?」

と他の人に聞く場面、しょっちゅう見かけます。

投票順を覚えておくことが大切だということは分かっているようです。3連続理論、スキップ理論のことを知っていたかどうかは知りませんが。知っていたら、何としてでも覚えようとするはずですか。

 

3連続理論とは、人数が多い序盤では、狼は3連続では投票しないことがかなり多い、という考え方です。

スキップ理論とは、人数が多い序盤では、狼は2連続で投票した後1つおいて投票することは結構少ない、もしくは、狼が1人投票した後1つおいて2連続で投票することは結構少ないという考え方です。

要は、人数が多い序盤では、狼はかたまって投票しないということですね。

(詳しくはこちらの記事参照)。

 

おそらく、覚えられないと思っているのでしょう。

ですが、コツを知っていれば7、8人なら簡単に覚えられますよ。

 

そのコツを説明します。

まず、1番の席を勝手に決めます。そして、順に1、2、3‥‥13と番号をふります、頭の中で。

そして、投票順をその番号で覚えておくのです。

7人覚える気なら、7番目から覚えます。

『4、8、3、11、1、5、7』

というふうに。

一度試してみて下さい。あっさり覚えられますよ。

7、8つでもまだ余裕があるという人も結構いると思います。7つだと苦しい人は、5つ覚えておくだけでも損はないでしょう(5つ覚えようとすると、6つ頭に残るものです)。

そして、1(2)日目と2(3)日目の間に、その番号をメモすればいいでしょう。

 

投票順を覚えておいた方がいいのは、主に1日目と2日目ですね。

とにかく、投票順を覚えている人もいるのですから、覚えないとだめです。村人は覚えた方が

かなり有利に戦えるので、覚えないとだめです。

そして、覚えておくことは村アピールに使えるのです。狼は覚えませんから。3連続理論、スキップ理論は村に非常に役に立ちますから。

 

上の覚え方が合わないという人は、自力で覚え方を見つけなければならないですね。

苗字の1字目を覚えていくとか、席に数字をふるんじゃなくて、あいうえおをふるとか‥‥。

 

(麻雀では手出し、ツモ切りを覚えていないとさぼっていると言われます。人狼でもさぼっていると言われないようにしましょう。手出し、ツモ切りを覚えることよりはるかに楽ですし。

13人分の投票順の覚え方もあるにはあります。たとえば将棋の盤面を頭に思い浮かべて、7番の人が1番目に投票したら、7六歩と歩を動かすのです。‥‥。

しかし、13人分を覚えようとすると、他の人の話を集中して聞いていられなくなってしまうでしょう)

 

この覚え方、是非試してみて下さい。

慣れると覚えられる量が増えていきます。

覚えると、人狼ゲームがより深くなりますよ。