マンゴー・レイン/角川書店
¥1,785
Amazon.co.jp

マンゴーレイン/馳星周



馳さんの本は夜行虫・ダークムーン・漂流街に続いて4冊目。

この時点で思うのがとりあえず共通するパターンとしてとりあえずろくでもない奴がろくでもない事をしてろくでもない末路を迎えるって言う。ただひたすらそれ。


しかし、パターンは同じにしても、全体の雰囲気…薄暗いと言うか路地裏と言うか、こう言う作風は何か好き。

本好きは母ゆずりなれど、母上は基本ハッピーエンドものが好きなのでお勧めできない現状。

逆に母のお勧めがあまり好みでない。本の貸し借りできない親子。

源氏物語とか、読んでて何度本文投げそうになった事か。光の君が目の前にいたら多分渾身の力をぐーに乗せて顔面にぶつけたいあの男。

ブレイブストーリーも途中で飽きたしごめん宮部嬢。



悪の教典/文藝春秋
¥1,785
Amazon.co.jp

悪の教典/貴志祐介


あとこれ。

別に殺人願望も世間に対する不満も無いけど、こう言うの凄く好き。

バトロワとか当時うきうき読んだし映画も…当時R-15で見れんかったが16歳になった時うきうき見た。

何て言うの。ゲームはヘタでほぼやらんので、ゲーム脳とやらではない。はず。しかし、こう景気良くって言うと表現おかしいかもしれんけど、人がバタバタ死んで行く系は……好きなんよな。

人が死ぬのをよしとしてる訳ではない。自分が人を殺したいわけではない。と言うか無理。血を見て貧血起こす系なので(血の匂いが無理)

母は「折角の物語やねんから、ハッピーエンドがいい」と言う。

しかし私は「折角の物語やねんから、現実では絶対ありえないような展開・話が見たい」なんよね。

こんな無差別人殺し無双、絶対ないと思うから胸が熱い(昨今近い事件がぱらぱらあるのは嘆かわしいけど)

人がどんどん死ぬシーンでわくわくするとか、ちょっと改めた方がいいのかなと思いつつも生来の嗜好ってどうすれば。

なぜ好きかは説明出来んし。

とりあえずこの本は中々面白かった。

(貸してくれたのは同じ会社の元彼さんなのだが「こう言うの好きやろ?」と超いい笑顔で貸してくれたので「大好きですv」と超いい笑顔で答えたものです)


映画も結構楽しみにしてる。

親友を誘ってみたところ「そう言う映画は好きじゃない」と断られ「どっちかって言うとまどマギのが興味ある」と言うので「まどマギでいいよ」って応えたら「でも別にわざわざ映画館行く程見たいわけじゃない」と凄い振り回されたのが3日前の話。

彼女とは親友です。いやほんとに。