こんばんは。

シンガーソングライターの伊波新です。

今日は僕の音楽を好きでいてくれる方、

応援してくれる方へ向けたブログです。

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今年、全てが変わった。

その時間の中で新しい活動の在り方を模索して。

これまでにないぐらい、

自分の音楽活動そのものも見つめ直してきました。

その中で変わっていくものと

決して変わることのないもの。

応援してくれる皆様にも伝えられるように、

しっかりと書き記します。

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ありがたいことに、

今僕には音楽活動を応援してくれる"ファン"がいます。

当然、

ソロ活動を始めた10年前にはファンなんて一人もいなかった。

最初は友達や知り合いをライブに呼んでいた。

それでも来てくれる人はあまりいなくて

お客さんが1人や2人のライブなんてしょっちゅうだった。

誰もいない会場で歌ったこともあった。

それでも何とかしようと思って、

FacebookやTwitter、SNSをめちゃくちゃに頑張った。

毎日朝から夜まで発信しまくってた。

その結果、SNSきっかけで応援してくれる人が生まれた。

(2012年頃の写真。今でもライブに足を運んでくれる人もいて感謝してもしきれない。)

学生時代組んでいたバンドも

解散して右も左も分からない中でのソロ活動。

その当時の音楽仲間からの応援もかなりあった。

今でも全部覚えている。忘れない。

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SNS経由で僕のことを知ってくれる人も増えて、

2013年〜2014年頃には音楽トーナメントに出場したり、

ワンマンライブも開催できるようになった。

(初めてアコースティックワンマンを開催した『恵比寿天窓』がコロナの影響で閉店してしまう。本当に残念だし悔しい。思い出はいつまでも胸の中に。)

それからも事務所にも入らないまま、がむしゃらに進み続けた。

ライブハウス中心の活動を続けていくうちに、

僕のことを知ってくれる人も少しずつ増えて、より大きなライブができるようになっていた。

背中を預けられる仲間もできて、

(今でも続く最高のバンドメンバー。)

レコーディングなどの音楽活動もより本格的に出来るようになっていった。

でも、それでも音楽活動を個人で続けていくのは大変だった。

2016年。僕は音楽活動を休止した。

そして会社に入った。

金銭的な問題もあった。

いくらライブをやりたくても、

それにかかる費用がついていかなかったし、

まともな生活もできてなかった。(今もだけど)

それに

毎日四六時中、音楽ずくめだったから、

休憩したい気持ちもあったのかもしれない。

でも、

サラリーマン生活を始めてすぐに芽生えたのは

「音楽がやりたい」

という気持ちだった。

会社員になっても

「また伊波新の曲が聴きたい」

「また伊波新のライブに行きたい」

っていう声をあげてくれる人がいた。

その時、

もしかしたら初めて本当の意味で

"ファン"という存在、

そしてそのありがたさに気付けたかもしれない。

そして翌年。一年後に僕は活動を再開した。

ただの活動再開じゃない。

よりたくさんの人に、初めての人に知ってもらうため、

それまで挑んだことのなかった路上ライブに挑戦した。

プライドもあった。怖さや恥ずかしさもたくさんあった。

サラリーマンの経験をする前の自分じゃ絶対に出来ないことだった。

でもそんなことよりも、

「音楽を続けていくこと」

それが全てだった。

まさに毎日が戦場だった。

路上ライブがキッカケで知ってくれる人も増えた。

それはもとからの友達や知り合いではなくて、

純粋に音楽がキッカケで僕のことを知ってくれた、

そして僕の音楽やライブを好きになってくれた

"ファン"

と呼べる存在だった。

僕はそのことが、死ぬほど嬉しかった。

自分のライブに来てくれた、

一人一人の楽しそうな表情を見るたびに、

それまでの苦労の全てが報われた気がした。

そして僕はファンのことを"アラター"と名付けた。

毎日続く路上ライブに忙しい中、

足を運んでくれる、

そんなファンの人たちにもより楽しんでもらえるように

スタンプカードを工夫したりもした。

(ここだけの話、

周りのアーティストさんのやり方も~~かなりパクった~~ 参考にした)

路上でのたくさんの挑戦と共に出会いや再会の数も増えて、

活動再開の2017年はたくさんライブを開催することができた。(今も続くイベント『あらステ』が始まったのもその年)

そしてその翌年も毎日の路上ライブは続いてった。

(もうそのエピソードは多すぎて、あまりにもたくさんあって。

書き切れないので過去のブログを読んでください👍

全て残してるよ！)

一度は休止した連続のライブ活動、

そしてワンマンも以前よりももっとパワフルに。

開催できるようになっていった。

そして昨年2019年末。

大型ライブハウス『渋谷O-WEST』でワンマンライブを開催することができた。

個人では普通借りることすらできない場所。

そこから見える景色。

応援してくれるファンの皆と迎えた景色。

これまでの音楽人生最高の瞬間でした。

そして、今年。

コロナの影響で予定していた初のツアーも

さらなるイベントも全てが白紙になった。

それでも嘆いてはいられない。

周りの音楽仲間が辞めたり、解散したり-

僕にとっては10年間の活動の記憶が、

ファンの皆にとってはそれぞれ大切な想い出が詰まった

ライブハウスまでもが次々と閉店していく中で。

自分にできること。

今だからできるやり方。

そして、これまでを見つめ直す時間。

これまでにもないぐらい、

色んな想いを巡らせながら今を迎えています。

、、、めちゃくちゃ長くなっちゃったね。

自分でもすげえ懐かしい気持ちや、

こみ上げてくるものがたくさん。

そして。

本当に数え切れないぐらいの支えの中で、

音楽がやれてるなって痛感。

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でも今日のブログはね、

ここからなんです。

そう今までのは全部。

前置きです。(ながっ)

大事なことは

過去を振り返ることだけじゃない。

僕はこの先を考えたい。

未来に進み続けていきたいって考えています。

コロナの状況の中でライブがこれまでのように出来ないことは

紛れもなく最悪なことなんだけど、

それによって生まれた時間があったからこそ、

自分の活動について考えることもできました。

その中で、

変えていく必要があると思ったもの。

寂しい思いをする人もいるかもれない。

というか絶対いると思う。

でも、「何かが嫌だから変える！」

っていうネガティブな感情は一切ありません。

まず忘れないで欲しいのは、たとえ変化があっても、

僕の応援してくれるファンの人たちへの感謝の気持ちはずっと変わらないということ。

その上で、進んでいくための変化です。

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ではいきます。

まず、アラターカードに関して。

これは実は何年間もずっと思ってたことなんだけど。

路上ライブにも毎回電車賃を払って駆けつけてくれる人。

そんな人たちに

「音楽＋アルファの楽しみもあったらいいな」

という気持ちでポイントカード機能をつけてました。

"ポイントが貯まったら昇進する"というシステム。

(某塚田農場さんのカードを~~丸パクリ~~参考にして誕生)

でも、その一方で

「グッズを郵送で購入してくれた人には

ポイントが付けれられない」

っていう気がかりを実は以前から感じていました。

遠方の人が同じ楽しみ方をすることができない。。

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そしてもう一つ、僕が最初は考えてもなかったこと。

もともと

「伊波新のファン=アラター」

という気持ちで作ったアラターでしたが、

『伊波さんのファンだけどアラターではない』

『アラターと遠方のファンって違うんですか？』

『昔のファンのことは忘れてしまったの？』

『伊波さんの歌をもっと聴きたいけど輪に入り込めない』

こういう声が僕やスタッフのアカウントに頻繁に届くようになりました。

でもそれを僕が公につぶやいても応援してくれる人を不意に傷つけてしまうかなって思って、今まで書いてなかったけれど、そういう声がたくさんありました。

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僕としては大小の差なく、

"応援してくれるファンの人たち"の総称のつもりで、

アラターを作ったのが、

逆にたまにしか来れないファンの方や、SNSで応援してくれている遠方の方、僕のことを知ってくれたばかりの新規の方に疎外感を与えてしまうという事実も生んでしまった。

僕の想像力の足りない部分。

思ってもみなかったことでした。

※先にも書いたように、誰かが悪い！とかそういうことでは一切ないです。僕の音楽を好きでいてくれる、応援してくれる全員に感謝してます。

ただ、純粋に楽しんで欲しくて作った"アラター"という枠組みがその一方で少なからずの人たちに疎外感を与えてしまっている。

ファンの皆への感謝の気持ちの一方で

そのことに以前からずっとモヤモヤしていました。

予めそれを想像できなかった自分にも。

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そして今年。

コロナによってリモートライブが増えて、

グッズもarashopやクラファンなど、

郵送でのお届けが増えました。

ライブを開催しても、濃厚接触や密防止の観点からスタンプカードに関しては保留にし続けていました。

でもずっと保留にしていても、

余計にファンの皆もモヤモヤさせてしまう。

なので、決めました。

・アラターカードは廃止します。

こう書くとめっちゃ冷たい感じするし、

俺自身たくさんの想い出があるから寂しい。

でも今だからこそしっかり決めなくちゃダメだ。

アラターカードは廃止。

同時にアラターNo.とアラター社員ランクも廃止します。

悲しい気持ちになる人も多いと思う。

自分の番号をとても大事に思ってくれてる人や、

社員ランクの上がったたくさんの想い出。

いっぱい浮かび上がるな。

だから、俺もとても心苦しいです。

でも、分かってくれると嬉しい。

ライブに久々に来てくれた人にも、

いつもストリートに足を運んでくれている人にも、

配信ライブを観てくれる人にも、

毎回このブログを楽しみに読んでくれる人にも。

応援してくれる人に大小の差をつけたくないんだ。

なので、今後アラターカードのスタンプはなくなります。

そしてその代わりに、

スタンプ式ではない(Noもない)
『リニューアルした伊波新のFANカード』を

今ファンでいてくれている全員にプレゼントします。

遠方のファンの方にもarashopなどの際に郵送します。

今、どんなカードにするか制作中です。

完成まで待ってくれていたら嬉しいです。

何よりも

"伊波新のファンだ"って気持ちをこれからも変わらずに持ってくれたら、それが一番嬉しいです。

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"アラター"という言葉自体は、

「もう使わないで」なんて言いません。

俺も応援してくれる皆のことが大好きだし、

数え切れないぐらいの想い出があるからね。

ただ、今後SNSやブログ、配信やライブでは

『ファン』っていう呼び方をすることが多くなると思います。

決してアラターのことを嫌いになったとかそんなんじゃなくて(笑)、

「初めての人にも伝わりやすくしたい」

「新規の人も疎外感を与えないようにしたい」

そんな気持ちが裏にはあるんだって思ってくれたら嬉しいです。

また、ストリートライブでも

初めての人にも楽しんでもらえるように、

何よりも歌に全力で集中したい。

だからこれまでより、ファンの皆と話す時間は減ってしまうかもしれません。

でも、俺は皆への感謝の想いも楽しみも。

全部を歌の中で、ライブの中で表していきたいと思ってます。

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＋アルファの楽しみをしてもらおうと、

スタンプカードを作ったり、途中で休憩トークしたり、

たまにマジでサボったり(笑)、色んなことをアラターの皆としてきた。

その想い出は最高の財産の一つ。

ぶっちゃけ俺も寂しい気持ちもかなりある。

でも。

何よりも大切なことは進むこと。

それが何よりの恩返しだと思ってる。

そして、進むために必要なことは

「歌を歌うこと」

俺はシンガーソングライターだから。

だから、

ストリートライブでも

「こんな曲が増えた」とか

「新しい歌い方だ」って注目してもらえたら嬉しいな。

アーティストとファン。

どっちも最高だって、街中の人々にも感じてもらえるように

全力で作って弾いて歌っていきます。

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最後に。

ライブ中で話せる時間が減ってしまう代わりに、

配信を通して繋がれる、

＋アルファの音楽活動も先行配信する

『arata＋』(通称エープラス)を

現在ミュエボさんと企画中です。

全貌が明らかになるまでもうちょっと待っててください👍

クラファン動画も制作中！！！！！

ツイキャスも引き続きたくさんやっていくよ🎙

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今回のブログ、かなり長々と

しかも結構な変化を書きました。

あり方の変化は

音楽活動を続けていく以上、

この先もあるかもしれない。

戸惑ってしまう人、

寂しい想いをしてしまう人。

この先の音楽活動で答えていきます。

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そして、何よりも変わらないもの。

いつだって変わらないもの。

一番の想いはそんな応援してくれる人たち。

皆への感謝です。

俺が音楽をやる目的は

「音楽を通じて皆に楽しんでもらうこと」

これだけは最初から最後まで一貫して変わらない。

これから先もずっと。

今、俺がこうやって活動できてるのは

ファンの皆が支えてくれているからです。

だから最大の恩返しができるように、

これからももがきながらも、

躓きながらも。

一歩一歩前進していきます。

いつもありがとう。

これからもよろしく！

伊波新

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・NEWS

明日10/16(金)19:00-20:00

市川駅前イベントが復活！今年初の復活開催に伊波新出演します。全力で歌います。

お楽しみに！！！