浅田真央さんの名を冠したスケートリンクが２０２４年秋にオープンするという。

なんて素敵なニュースなんでしょう！！。

凄いなー。浅田真央さん。

（お写真はお借りしています。スケートリンクの予定地だそうです。さすがポーズが決まってる。）

私は韓国ドラマが好きだけど、韓国ではとても人気のある俳優さんを、　”国民のナントカ”と表現することがある。

そういえば、ライバルだったキム・ヨナさんは「国民の妹」と呼ばれていたらしい。

浅田真央さんはその現役選手時代、正しく「国民のアイドル」だった、と思う。

おそらく日本全国、老若男女を問わず、上はおじいちゃんおばあちゃんから下は小さな子供まで、皆、真央ちゃんが大好きだったはず。

バンクーバーオリンピックの時に、昼休み、会社の食堂のＴＶの前に集まって皆でその演技を見守ったことを思い出した。

私は一度だけ浅田真央さんが出演したアイスショーを見たことがある。

浅田真央さんがリンクに登場すると会場がふわっと温かくなったような気がした。

そして何とも知れない幸せなオーラに包まれたような雰囲気になったことを覚えている。

不思議な感覚だった。

わたしはその時まで、そんな気は全くなかったのに、年甲斐もなく手を振って「真央ちゃーん」と叫んでいたのだった。

現役引退が発表された時は「これからどうするのかな？」と思った。

その時点では、何となく、それまでのOB・OG定番の解説やコーチの道、というのは違う様な気がしていた。

しばらくしてから浅田真央さんは「サンクスツアー」を始めた。

今までのお礼に全国各地を回るという。私が驚いたのはその料金だった。

アイスショーと言えば２万、３万が当たり前と思っていたのに、確か、５５００円ぐらいだったと思う。確かに著名なスケーターは出演しなかったかもしれないが、浅田真央さんのショーなのに…と思ったものだった。

そして、多分、この頃から、私の中に、真央ちゃんてもしかしたら、私が今まで考えていたような、ただ、かわいくて美しくて強い人気のスケーターいうだけとは少し違うかも…というような思いが生まれてきた様な気がする。

今の浅田真央さんのアイスショー「ビヨンド」は更にグレードアップしたものになっているらしい。

そのアイスショーを見たファンの人が「（今までのものとは）全然違います。また、見たい」と話しているニュースを見たことがある。

そして、このアイスリンクの開設である。

「いつかは自分のアイスリンクを作るのが夢」というのは聞いたことがあるけれど、いやー、お見逸れいたしました。

もっとずっと先のことかと思っていた。

私は、何か応援したい！と思ったが悲しいかなスケートはできない。

そのアイスリンクを使うことはできない。

遊びに行って歴代のコスチュームを見たりカフェでお食事したりはできるかもしれないな。

そして、今までは状況が許さなくて見れなかったけど、次のアイスショーは見たい、と思う。チケットが取れればのハナシだけど。

世界で活躍するようなスケーターを育てたいという。

そう遠くない将来、そういう大会で自分の育てた選手の演技を見ながらリンクの外で、コーチとして、飛んだり跳ねたり、踊ったりして応援する浅田真央さんの姿が見られるかもしれない。あるいはキスクラで選手の手を握りしめながら得点を待つ姿が見られるかもしれない。

そしてそういう時も、きっと、相変わらず美しいに違いない、と思う。

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