【A】
翔ちゃんと電話を切って数時間後、
「みんな行くわよ。」
と母ちゃんが言ったので、
「はーい。」
と荷物を持った。
今日は家族全員で翔ちゃん家で年を迎えて、そのまま翔ちゃん家に泊まる。
父ちゃん、母ちゃん、弟、そして、俺の四人は家を出て駅に向かった。
千葉から東京だから電車で行くけれど、都会の翔ちゃん家までは2時間以上かかる。
乗り換えは何回かあるが一本一本が長いので、俺は掃除の疲れもあって電車で寝た。
「雅紀、雅紀。」
と最後の電車に乗って寝ていると俺は母ちゃんに叩き起こされた。
「……ん……」
起きると、
「もうすぐで着くから翔くんに連絡しなさい。」
と言った。
「わかった。」
と俺は返事して、リュックの中からスマホを取り出すと翔ちゃんに、
「今〇〇駅だからもうすぐ着くー。」
とメールを送ると、
「了解。」
とすぐに返信が来たので俺はスタンプを送ってスマホを閉じた。
そして母ちゃんに、
「翔ちゃん了解だってー。」
と俺は母ちゃんに伝えた。
そのあと俺は数駅乗ってから翔ちゃんの最寄駅に着いた。
「よしっ!」
俺達は荷物を持って電車を降りた。
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(櫻葉メイン、大宮含む)