多分ラストレシピを観てもっと色んな人に観てほしい!と思った方の大半がぶつかる壁、
「何を言ってもネタバレになりそう」
という壁によって映画の良さを広めるのは本当に難しい…。
レシピ探して料理作って云々なんて簡単な話ではなくて!
現代と満州という点と点がレシピという線によって国境も時代も越えて平たく言えば人間愛を繋げるんだよ!!!
しかも初見より2回目3回目と観ることでさらに泣けるんだよ!!!!!!
って言ってももひとつ伝わらないかもしれない。
だから自分なりに考えてホームページや番宣で話されてる範囲以外での登場人物の紹介として色々書きます。
まずは現代パート
佐々木充(演:二宮和也)
〝絶対味覚〟を持つ本作の主人公。CM見てると「西島さんが主役でしょー?」なんて思われるかもしれないが、ラストレシピを観れば紛れもなく彼が本作の主人公だとわかる。
ダンディーなおじ様に話を聞いて回るだけだと二宮自身は雑誌のインタビュー等で話しているが、山形と同じ〝絶対味覚〟を持つ充が話を聞くからこそ観てる側にもよりわかりやすく山形の苦悩が伝わる。と思ってる。
山形を追う中で彼が生み出した料理を食べる時の美味しさに対する悔しさの表情とビフカツサンドの味を噛み締める顔、エンドロール前の最後の表情はとても良い。
柳沢健(演:綾野剛)
充の良きパートナーであり、とにかく炒飯を作ってるがラストレシピにおいてのキーマン。
充とのやり取りはこの映画においていいクッションになっていて、自責の念から泣いてる彼に充が無言の肩ポンする瞬間は2人の間にある絆を感じる。
ソフトマッチョ好きな女性は炒飯作る時の腕の筋肉に目が行くだろう。
満州パート
山形直太朗(演:西島秀俊)
本作のもう1人の主人公。彼の話を充はダンディーなおじ様に聞いて回る。
天皇の料理番として、そして極秘に新しいレシピ作りを任された料理人としてのプライドが高すぎたが、妻・千鶴の存在で彼は変わっていく。
最期まで失われることのなかった彼の料理に対する情熱や信念、彼の人に対する愛情に胸を打たれる。はず。
山形の最期の表情はまさにその信念を貫いた漢の表情なので目に焼き付けてほしい。
山形千鶴(演:宮崎あおい)
夫の3歩後ろを歩いてついていく大和撫子。ただ夫を立てる優しい妻ということではなく、直太朗にきちんと諭す時もある。
千鶴がいたから(色んな意味で)レシピは完成した。
こういう優しさの中に厳しさを持てる古き良き女性は宮崎あおいちゃんの声質も相まって同世代の女優の中で彼女が一番ではないか。と、母親と話してた。
鎌田正太郎(演:西畑大吾(関西ジャニーズJr.))
原作の小説には出ていないオリジナルキャラであり、山形直太朗の最期を知る人間。
直太朗と同じように、彼もまた料理に対しての情熱を持っていたことを直太朗から尋ねられるシーンは胸が痛くなる。
きっと本作を2回目以降から観る場合は鎌田の機微にも触れたくなるはず。
楊晴明(演:兼松若人)
満州の青年で片言ではあるが日本語も話せる若き料理人。
最初は直太朗達にわからないだろうと中国語で皮肉な発言をしていたが、直太朗の持つ〝絶対味覚〟の凄さと直太朗の人間性を目の当たりにして以降、鎌田と同じように直太朗・千鶴夫婦と家族のようになる。
ちなみに日本人の役者とはわからない程の兼松さんの演技力は圧倒される。
ざっとやるとこんな感じかな。
文章力や語彙力がやっぱりないから伝わりにくいだろうけど、伏線回収や繋がっていく想いとか色々あるんだけど、とにもかくにも観てほしい!それだけなの!!