SEVENTEEEEEN

SEVENTEEEEEN

幼すぎる17歳の女子高生。

今、ハマってる事、その日の事を
グダグダ書いていきます。

グダグダしながらみてくださいな。

Amebaでブログを始めよう!

寒空の下深くため息をつく
それは白く染まった。

俺は仕事から家に帰るために
とぼとぼと海沿いを歩いていた。


昼間だというのに太陽は雲に隠れ
少し暗い。

そんな日の海は全然綺麗じゃなくて
暗くて濁っている。
その海を眺めている男の子を見つけ
俺はそのまま踵を返した。


「あれ?翔ちゃん!!何してるの?」


話したくなかったのに、という気持ちが
バレないように笑って振り返った。


「ん?家帰るところ 和くんは?
学校じゃねえの?」

「今日は昼間でだった~」


和くんは喋りながら口の中で何かを
転がしている。


「飴かなんか舐めてんの?」

「ん?ピアス!」


和くんが出した舌の上には
銀色のリングピアスが乗っていて
それは確実に昨日の夜に見た
智くんと同じピアスだった。


「あのね。ピアスが欲しいって言ったら
お父さんがくれたの。だけどねまだ早いって、だから持ってるだけ時々舐めるの」

何かがおかしいことに何故もっと
早く気づかなかったんだろう。

「そう」

とただ呟いて自分を落ち着かせるために
ポケットからタバコを取り出して咥えた


「翔ちゃんはさあ~もし、智くんに
殺されたら嫌?」

「なにそれ 嫌に決まってんじゃん
いくら智くんの事が好きでも
俺の命は俺のもんだろ?違う?」


ふう~ん と和くんは笑いながら呟いて
こちらを向いた。


「違うよ だってね 僕はねぜーんぶ
お父さんのものだから殺されてもいいの」


大きく風が吹いた。





いつか智くんが言っていた




あいつは海から俺の所に戻ってきたんだ

もともと俺のもんなんだ

あれはぜんぶ

どこもかしも

俺のもんだ。