『最後の忠臣蔵』の試写会に行ってきました。
途中からずーっと泣きっぱなしでしたね。
小説を読まれた方も多いと思うのですが・・・
あらすじをざっと申しますと
討ち入り前夜に、内蔵助の隠し子を守って欲しいという
極秘の使命を内蔵助より直々に受けた孫左衛門は、
素性を隠して可音という忘れ形見をそだてあげ、
嫁がせる事となりました。
婚礼の日、寂しい輿入れにお供は孫左衛門たった一人・・・
ところが、婚礼の儀を聞きつけた元赤穂の家臣たちが
次々と現れお供を申し入れ、
いつしか豪華な大行列と変わっていくのです。
使命を果たした孫左衛門は、逃げたと思われていた誤解もとけて
めでたしめでたし、かと思われたのですが・・・
舞台挨拶には、監督が来られておりました。
当初、可音の配役にはすごく悩まれたそうで
吉永小百合さんのデビュー当時のような感じの人を
探していたそうです。
可音役の桜庭ななみさんは、初々しさの中にも
毅然とした感じのある美しい人で、まさにぴったりでした。
可音の白無垢姿には、撮影陣も涙したそうです。
娘を持つ男親は、いちころみたいですね。。。
でも女の人の感情移入されるところは全然別で
孫左衛門を恋しく思う可音の一途な姿に涙するそうです。
わたしも、まさしくこちらでしたね。
「うちの身体であって、うちの身体でない。
内蔵助の隠し子として生まれたこの身をどうすればええのか・・・」
とても切なかったです。。。
武士として貫く、孫左衛門の姿がまた痛ましく・・・
是非ご興味のある方は、見に行ってくださいね。
映画『最後の忠臣蔵』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/main.html