❄︎とある肥前国の審神者の日記❄︎ -2ページ目

❄︎とある肥前国の審神者の日記❄︎

肥前国が本拠地の審神者・有栖川魅夜の日記。
twst、とうらぶ、ヒプマイなど書きます。

刀ミュは参戦できていませんがTwitterなどで見てます。

※刀ミュに参戦される方、必ずマナーを守って下さいね?でないと推しに嫌われてしまいますよ。

サムネ、お借りしました。

セベク、おめでとう。

ごめんなさい。イラストは魅夜さんが忙しくて描けませんでしたぁぁぁ驚き(スライディング土下座)


きらパラでおセベクんコーデつくりました。

こちらは寮服カラーをイメージしました。

帽子は小さめの無いので無しで。


こちらは和服?セベクをイメージして作りました。

染色素材集めまくって何とか染めました。



【ずっと居たかったから】

セベ監

セベクが後半、ヤバい←

何でも許せる方向け


監督生である十六夜潮音は黒い紙袋にプレゼントを入れディアソムニアに向かった

そう、本日はセベクの誕生日だから、だ

セベクとは同じ部活で仲良くしているので一応渡しておこうと思った

ディアソムニアに着くと私はセベクを探した

(どこ、かな?)

「おい、人間!」

声がした方を見るとそこにはセベクがいた

「あ、いた。こんにちは」

「ああ、どうした?」

「えっと……これ誕生日プレゼントなんだけど……

「僕にか!?すまない!気を使わせてしまったようだな!!」

「別に、平気。セベクとは同じ部活だから部活仲間として祝うのは当然、だから」

「ありがとう!!開けてもいいだろうか!?」

「うん、いいよ」

「これはなんだ?ペンダントか?」

「そう、護符っていう魔除けみたいなもの」

「綺麗だな。ありがたく頂くぞ!」

「気に入ってもらえて何より。じゃあ。私はこれで」

そう言い会場を後にしようとした

「待ってくれ!少し話さないか?」

.....まぁ、良いけど。その前に飲み物、持ってきても良い?」

「構わない」

「じゃあ、ちょっと待ってて」

そう言うと私はドリンクコーナーに行き自分の分の飲み物とセベク用に甘いコーヒーを持って戻った

「はい、これ甘いコーヒー」

「ああ、すまない。ありがとう」

「それで、話したいことって?」

「そうだな……最近何か変わったことはあったか?」

「んー特にないと思う。強いて言えばグリムが勉強しなくなったくらいかな?」

「あいつは本当に困った奴だな」

「確かにそうだね、だけど私は毎日楽しく過ごせればそれで良いから」

「お前らしいな」

「ふふっ。ねぇ、セベクは楽しい?」

「当たり前だろう!若様の護衛という重要な仕事があるんだぞ!」

「そっか。なら良かった」

「だが、何故そんなことを急に聞くのだ?」

「だっていつも若様、若様ってつの太郎のことばかりなんだもん。今日くらいは主役でいても良いんじゃない?」

「む、それもそうだな。感謝するぞ人間」

「どういたしまして。あれ、食べてみよ」

潮音は目に入った料理を取りに行った「はい、セベク」

「誕生日ケーキか」

「美味しいんだよ、このケーキ。一緒に食べよう」

「ああ、そうだな。しかしこんなにも豪華な食事は初めてだ。どれもとても旨いな!」

「そうだね。やっぱりディアソムニア寮生はこういう場に慣れてるんだろうね」

「僕はあまりこういったものは慣れていない」

「意外。慣れてると思ってた」

「そう言うお前は慣れているのか?」

「まぁ、それなりに。元の世界にいた時はお嬢様の付き添い兼護衛役として」

「ほう、それはすごいな!」

「全然すごくないよ。私よりも凄い人はたくさんいる」

「謙遜しすぎではないか?」

「事実を述べただけ。それに、もうすぐ元の世界に戻れるかもしれないから」

「そうなると寂しくなるな……

「そう、だね...。だけどあくまで可能性だから、ね?」

「ああ、分かっている」

……さっきの話に戻るんだけど、もし私がいなくなったらツノ太郎が悲しむと思うの。それこそあのマレウス・ドラコニアがだよ?想像できないでしょ?」

「全くだな。僕は若様に悲しい顔などさせたくない」

「セベクらしい答えだね。...だから私は考えてるの。二つの世界を往来出来る方法を」

「本当なのか!?」

「まだ確証はないけど。きっと大丈夫だと思う」

「そうか。僕も協力しよう」


そう言い協力してもらった

しかし方法が見つからないままでいたそんなある日学園長が元の世界に帰れる事を伝えた

(どうしよう...)

潮音は悩んでいた

「おい!人間!」

「わっ!びっくりした。急に大声出さないでよ」

「すまない。それよりお前、帰ってしまうというのは本当か?」

「うん、本当だよ。明日の朝には帰る予定になってる」

「そうか……寂しくなるな.....

「うん...

潮音がそう言った瞬間、雷鳴が聞こえた

「うわっ!びっくりした」

........若様がずっと雷を轟かせている。人間、この世界に留まると言う選択肢は無いのか?」

「うーん……今のところはないかな。向こうでやりたい事もあるし」

........そうか」

セベクの言葉を聞くと学園長に言われた部屋に入るなり鏡が割られていた

「え、嘘。なんで……?」

「誰かが意図的に割ったんでしょうねぇ」

その瞬間部屋の扉が開きセベクが入ってきた

「あぁ、割れてしまったのか。だが安心しろ人間。若様にお前と恋仲になる許しを頂いた」

…………はい?」

「お前を僕の伴侶にすると言ったんだ」

……何言ってるか分からない。というかそもそもセベクとは友達としてしか見れないから無理」

「そうか」

そう言うとセベクは潮音に催眠魔法をかけた

……セベク?」

「すまない。少しの間眠っていてくれ」

そう言うとセベクは眠りについた潮音をベッドまで運んだ

……ん、ここ、は?」

「目が覚めたか。ここは僕の部屋だ」

「どうしてここに…………そうだ、鏡、は?」

......今は少し混乱しているだろう。これを飲むと良い。僕が淹れた紅茶だ」

「ありがとう」

セベクは潮音の口に紅茶を流し込んだ

「んくっ……はぁ、おいしい」

「だろう!若様も褒めてくださったんだぞ!」

「そっか、よかったね」

そう言ったが何か大事な事を忘れている気がした

......私、何で...鏡を、探してたんだっけ.......?」

..人間。鏡などどうでも良い。若様の元へすぐに行くぞ!」

「え、でも……

「いいから早く来い!」

「あ、ちょ、ちょっと!」


そのままマレウスの元に連れて行かれ改めてセベクと恋仲になる事を許可された

潮音は何か忘れている気がしたが思い出せないので良いや、と思うことにした。


                    fin.



【お祝い動画です】

capcutというアプリを使って曲をつける前まで編集しました。



改めて、セベク。

誕生日、おめでとう。