おはようございます。

中学受験を考える親の味方,トリトンです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は,論理的な力を育む方法について考えてみます。


中学入試にも論理的な思考を問う問題がありますが,

子どもたちにとってはなかなかハードルが高いようです。


まず,子どもたち自身が論理的に考え行動することとは

かなりかけ離れた生活をしているために,

直感的な,どちらかというと感情的なものに揺り動かされ,

「何も考えずに」と言っていいような行動を

選択することが多いようです。


その普段の生活が勉強面でも発揮され,

そういった論理的にものごとを考える入試問題に直面しても

理由などほとんどなく,直感的に解答している場合がほとんどです。


人間には,さまざまな欲望がありますが,

子どものうちには,食欲や睡眠欲などの欲求の他に

衣食住などの安全欲求,

愛されたい欲求,認められたい欲求などがあります。


これらの欲求が論理的な思考よりも優先されるため,

行動そのものが通常の大人とは異なる場合が多くなります。


子どもが自分の身を守るために

平気で嘘をつくのもこのためです。


「宿題をやった?」と問えば「やった」と言いますし,

「悪さをしなかったか?」と問えば「していない」と言います。


現実にそれをやったかどうかが問題ではなく,

その返答をすることによって,

その後,どのような展開が待っているかを考え,

返答することが多いです。


特に,問いかける方が

怒りモードに入っていたりすると,

「正直に答える」ことより「身の安全を図る」方にスイッチが入り,

「ついつい」口からデマカセを言ってしまうことになるようです。


その後の展開を「考える」ことができているのだから

「考えているのでは?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。


確かに「考えていること」は確かですが,

自分の身の安全を優先するがために,

論理的に飛躍をすることが多く,

理詰めで考えることとは異なり,

悪知恵の域を脱していません。


この辺りを,保護者の方が

感情的に責め立てたりすると,

子どももさらに感情的になり,

子どもの体が体格的に大きければ暴れてみたり,

子どもの体がそう大きくなければ内に引きこもったりするようになります。


自分の子供であるが故に,

ついつい力が入ってしまい,

感情的になってしまうのもわかるのですが,

ここは「子どもをどうしたいのか」という問いかけに

親自身が明確に答える必要があります。


その目的のために親が感情的になるのは

結果的に自分(親)に不利益な結果しかもたらさないことを

親である私達自身が自覚するべきだと思います。