コロナ危機は世界の実態を暴露〜ルネサンス・再生の好機 | あらやす日(本)誌

コロナ危機は世界の実態を暴露〜ルネサンス・再生の好機

平成時代、

日本「円」の健全な国内循環が崩れ、

ジャパン・ゲート開門。

(年金積立金・郵貯等の公的資産、

貯金等の民間銀行の資産が外国流出…)

 

国・社会(実体経済)の「金融」は生命体の血液。

道徳観のある日本の伝統的な金”融”(”融”の中の害虫駆除)が壊れて

”害虫”まみれになり金融は「金虫」化。

 

先人らが最後まで防衛してきた「経済」的独立をほぼ失いつつある。
日本は昭和時代に「軍事」的独立をほぼ失ったが、

「経済」的防衛を最後の砦にしてきた。

 

 

 

平成時代、

日本社会は、

ヒト→モノ→カネの順番・優先順位と中身が変わった。

すなわち、

カネ→モノ→ヒト

すべてのモノ・ヒトがカネのために動く短期的金儲け主義化。

カネだけを共通言語にするこの金儲け主義=グロバ化(黒・馬鹿)は、

東西冷戦終焉後、東西南北の壁を壊して(国際化)世界を席巻。

 

グロバ化の精神的な基盤には、

人々を「労働者」で隷属化する共産主義がある。
共産主義の思想は、

脳内から「資本家」を完全に排除する。

しかし、

彼らは脳内で「資本家」をタブー視して悪人のレッテルを貼る。

その結果、

彼らの脳内で経済・金融・経営観は下の下に置かれる。

その結果、

健全な「資本家」に必要な知見・知識がムチ(無知→ムチ)化してゆく。

その結果、

社会の実態把握ができず、

無知化のムチ(鞭)で叩かれるのは…

一般の社会人、一般の国民、多くの人々…。

 

「資本家」周辺をまとめて無知化した脳内では、

東西南北の国境線を越えて進出するグロバ化が見えず、

この経済的欲望=金儲け主義のポチになっても、

認識できない。


平成時代、

「経済」的独立のための民族資本の砦が破壊されて

ジャパン・ゲート開門と同時に…

 

‪①ヒト:従業員主権の破壊

    →非正規雇用の正当化(人件費削減等)

    →配当金拡大→株主主権主義
‪②モノ:サプライ・チェーン(供給連鎖:系列等)の破壊

    →地域経済縮小・実体経済の外国依存化
‪③カネ:株式持ち合い等の長期的経営戦略の破壊

    →外国系株主の拡大

    →民族資本の健全な国内循環の劣化

 

カネ→モノ→ヒトの順番の筋道で、

日本はヒトを非正規雇用を正当化するヒトのモノ化、

全世界各地で移民化=安い労働力のヒトを商品化するヒトのモノ化が定着。

 

コロナ危機は…

失ったものの再生・ルネサンスの好機になるか…。

さもなくば…。