更新が開いてしまいました。



色々な感情が身体中を巡っていましたが、とりあえず7歳上の姉に、
「こんな手紙が届いたんだけど」
と、写真付きでメールを送りました。

姉は現在、県外に出て生活をしているため、頻繁に会う事はなかなかないのですが、とりあえず、姉妹2人だけの身内なので連絡は取れるようにはしています。

平日の昼間に連絡したので、仕事中だろうと思い、仕事が終わった後にでも見てくれて、返信をしてくれればいいかな、と思ってましたが、
意外にもすぐに姉から着信がありました。

ちょうど仕事の休憩中だったようで、



電話越しの姉の声が、少し震えていました。








何だか色々な事が頭の中をグルグルと巡っていきました。

まず第一に、母が失踪してから数ヶ月間、
姉と父が、あらゆる手を尽くして探し出そうとしていたのにもかかわらず、
一向に見つかる気配すら見えなかった母の所在が、こんなにもあっけなく判明した事に、驚きを覚えました。





(私は当時まだ6歳で、なにが起こっているのかわからずにいました。

いつもいるはずの母の姿がない。


子供の私の頭の中では、
“母が帰ってこない”
という事が、どう言う事なのか。

理解はしていなかったと思います。

ただ、

早く帰ってこないかな?
早く帰ってくればいいのにね!

帰って来る事を信じて疑わなかったんです。


それでも、何日も何日も姿が見えずにいれば、
信じていたものが不安に変わるのは当然で。

姉にくっついて毎晩寝ていた記憶があります。)




それより何より、

死んだ者として考えていた母が、


生きていた。



嬉しいという感情は、ありませんでした。


「何で、今更…」


そんな言葉が、私の口を突いて出ました。

手紙の内容を確認し、頭の中が真っ白になりました。

これは夢なんじゃないか?
こんな事が、あってたまるものか。

心臓の音がやけに大きく自分の耳に聞こえて、くらくらと目眩がして、手も震えてきました。



どこで生きているのか。

いや、もしかしたら、

もう人知れず死んでしまって、この世にはいない人間なんじゃないか。

それならそうと、死んだ者としてこれから先、自分は生きていこう、と、思っていた矢先。


母の生存が確認される手紙が、とある自治体からやってきました。


その手紙は、母は生活保護を受けて生活をする事になり、それに伴い、血縁者である私に、母の援助をお願い出来るかどうかの確認書みたいなものでした。

もちろん、強制ではなく。

援助出来るようなら、どれくらいの援助が出来るか?
私側の意思を確認する為の書類と、返信用の封筒が入っていました。


何なんだろう。これは。

私の中に、言葉では言い表せない思いが一気に渦巻いて行きました。