あるブロガーさんの記事を読んでいたら
ビッグダディの三男の武志君のことについて
書いていた。
それを読んでいて、同級生の女の子を思い出し、
そして境目について考えてしまった。
ビッグダディの本によると、
武志君は年長のときに担任の先生から
「小学校の普通学級は難しいかもしれません」
と言われたそうだ。
結果的には普通学級に入学は出来たそうなのですが、
入学してもおむつが取れなかったんだそうです。
周りからは「あーコイツおむつしてる」と言われたそうですが・・・
そんな言葉に対し、
「だって、俺おむつしてないともらすもん。におったらごめんね」
とケロリといえる武志君。
「武志くん、もらしたんじゃないの?」
「ほんとだ、ありがとう」
と何事もなく普通に感謝できる武志君。
武志君はこんな調子なのでおもらししてもいじめられることは
なかったんだそう・・・
私の小中学校の同級生にR子ちゃんと言う子がいた。
これは昔のブログにも書いたことがあるんですけどね(笑
彼女は、中学のときに不良男子から「半魚ドン」と言われていた。
時には、部活のために3年間ずっとショートカットだったことで
机の上に一冊の本とメッセージが書かれた紙が置いてあった。
紙には
「入学以来ずっと同じ髪型なのでこの本を見て研究してください」
と書かれ、ヘアカタの本が置いてあった。
夕方に不良男子がR子ちゃんを見かけると
「R子ちゃ~~~ん、そろそろ海に帰る時間じゃないの?」
こんなことを言われても、彼女は「うるさいなぁ~」と言いつつ
笑っている。
怒るでも、泣くでも、落ち込むでもなく、面白がっている。
そんな感じだった。
髪型からか「和田アキ子」とも言われて、通りすがりに
笑って許してを歌われたりもする。
それでも笑って面白がっている。
だから、彼女は不良男子からも誰からも愛されていた。
R子ちゃんも武志君も下手をするといじめに
なりかねない要素を持っていたのに二人ともいじめられるどころか
周りから愛されている。
その境目ってなんなんだろう?
本人がそこを自分の負い目とか、触れてくれるな
とせずに触れられても平気でいられる大らかさだったり、
笑い飛ばせるだけの楽しむ気持ちとかを持っているところ
なのかな?
けれど、小学校に入学しておむつをしていても、おもらししても
その子の態度次第でいじめも受けずに過ごす事が出来る。
顔や髪型でからかわれても、お笑い芸人の如く、おいしい!!と
思って笑い飛ばせる度量があれば誰からも愛されることが出来る。
おなじ状態で酷いいじめをうける場合もある。
決して、そのいじめられた子が悪いわけではない。
その子達が大らかさや度量がないと言ってる訳でもない。
ただ、ホントにその境目と言うかでどちらにも転ぶ可能性が
あるんですよね。
そんな中で武志君のを読んでいてR子ちゃんを思い出して、
この二人の生き方というかには何かヒントがあるのかもなぁと
ふと思ったんです。
欠点があったり、何か不得手なものがあったり、
人より遅かったりしても、こんな風にそこをうまくかわす術が
あればこんな風になれるんだなぁ~って思いました。
自分もだめなところがあって指摘されると落ち込んだり、
むかついたりしてしまいがちなんだけど、二人みたいに
なれたらもっともっとよりよく生きていけるのかも・・・って
勉強になったって言うかね。
自分の取り方、受け止め方をちょっとかえると
いいのかもね。
生きるヒントを頂いた気がします。