今日、たまたま全力教室を観たら


宮本哲也さんという塾の講師をされている方が


子供の勉強に対する指導法だったり、親のありよう


みたいなものをお話されていて、とても興味深く聞かせて


いただきました。



子供の勉強のやる気をそぐ一番の悪の存在って言うのは


親だと。


赤ちゃんのころは誰もが学ぶことが楽しくて仕方ないんだと。


それが、段々と勉強するのがイヤになっていくのは親の


態度、台詞が原因になっているんだと。



言ってはいけない台詞


大丈夫?


頑張って!



だそうです。




大丈夫なの?


頑張って!


っていうのは、子供のやっていることに対して


信頼をしていないことの表れとして子供が受け取ってしまう


ことがあるのだという。


一生懸命に問題を解こうと思っているところに、この台詞を


言われると、頑張ってないと親は思っているだったり、


きちんとやれてないのでは?と親が思っていると受け取って


しまい、そういうところからやる気を失くしたりってことに


なっていくことになりかねないのだそうだ。



なので、同じ台詞をいうときも言い方を少しだけ変えるだけで


全然違うんだそうだ。



頑張って!は、頑張ってるよね♪


大丈夫なの?は、大丈夫だよね♪


こう言われるとやってること、出来てることを前提とした


言い方になってるってことなんでしょうね。



そして、一番はやはり口出しをしないって言うのが


一番大事だそうだ。


子供が集中してない様に見えても、問題が解けなくて


悩んでいても親はそこに介入してはいけない。


親が先回りしてやり方を教える、答えを教える・・・


では子供が自分で考えるという一番大事なことを奪ってしまう


ことになるんだそう。



確かにそうですね・・・



わかっていても、ついイラッとして口出ししてしまう・・・


なんてことは多くの親が経験しているのではないでしょうか?


もちろん私もその一人です。


このずっと見守る、とにかく子供のやりたいことをやらせきって


あげるというのはなかなかどうして難しいものなんですよね。


ついつい・・・


それこそ、朝ごはんにしてもそう、歯磨きもそう、着替えもそう、


ついつい口に出してしまいがちです。


けっこう頑張って見守ってみるけど、つい「なんかやり忘れてることない?」


「時間大丈夫なの?」


そんなことを言ってしまいます。



きっと、小学生になれば宿題はやったのか?勉強をしろ!などと


これまた言ってしまうんでしょうね。


でも、自分が子供の頃に言われていやだったことをいま自分が


言ってるんですからホントに大人になるってことはそういう


過去のイヤだったことをすっかりと忘れて、良かれと思ってという


大義名分の下に口うるさく言ってしまいます。



自分って、親って、大人って勝手だよね・・・


そう思って、明日からは絶対に言わないでおこう!と決意しながら


やっぱり言っている自分がいる。


毎日そうやって過ぎていく。



本当に親になるって言うことは相当な腹をくくらないと


出来ないもんだなと思います。



宮本先生が言っていたこと。



子供は親を喜ばせるために生まれてきたのではない、


子供は自分の人生を生きるために生まれてきた。



確かそんな感じのことを言っていた(違ったらすみません)



本当にそうだ。




そういえば、前に似たような台詞を独身のときに言われたな(笑


あなたは親の面倒を見るために生まれてきたわけじゃないって。



そうだね、タイガーもドラゴンだってそうだ。


私たちが二人の存在で幸せに感じることはあっても、


彼らに幸せを要求してはいけないんですよね・・・



いろいろと勉強になりました。


私は短気で子供をなが~~~~~い目で見守るのが


本当に苦手なんですが、少しでもなが~~~~い目で


みてあげられるように、そんな親になれたらいいなって


思いました。