こんにちは。この子です。
私が乳がんを患い、乳房再建をした理由について2回書いてきました。
主治医から乳房再建を強く勧められ、あんなに考え「乳房再建しない」と決めた心が揺らぎ始めます
何度も何度も主治医が話してくれた言葉を思い出します。
「再建した方が良い」と思う理由をきちんと話してくれた主治医
その中で一番印象に残っていたのが「これから、まだまだ生きるのだから・・・」
これが一番大きかったかもしれません。
何故かって私は乳がん告知をされた時に「もう死んじゃうんだ」という思いを強く持っていたから。
だから「再建しても長く生きられないなら意味ないじゃん」とどこかで思っていたのだと思います。
ところが主治医の「これからまだまだ生きるのだから」のセリフに、私的には「え?私、まだまだ生きられるの?」という気持ちがぐるぐるし始めます。
ちなみに旦那くんに「私、まだまだ生きられるのかな」と言った時に
「そのために手術して治療するんでしょ??」と驚かれました。
そうなんですよね、そのための手術・治療なんです。
死のイメージを勝手に持ち過ぎていて、再建にも前向きになれていなかったのだと改めて思いました。
人間の命はいつどうなるかわからないとわかっていても、アラフィフになるまで深く考えることなく過ごしてきました。
告知によって目の前で人生のシャッターを降ろされた気分で過ごしてきましたが、その頃に少しだけシャッターが上がっていくような気持ちになることができました
そして主治医が言うように、せっかく乳房再建ができる病院で治療を受けられるのだから「やってみよう!」「乳房再建をして、これからの人生をしっかり生きていこう」と思ったのです
ところが、、、
私が乳房再建手術を受け、エキスパンダー留置中に起こったのが「アラガン社のインプラントリコール問題」です。
入れ替えの手術で使う予定だったインプラントが使えない・・・。
もーもーもー!!
入れ替え手術を少し延期して、これから承認が降りるかもしれない別のインプラントを待ちましょうとなりましたが、この時は少し「やっぱり再建しなきゃよかったかな」なんて思ったりもしました。
そこから新しいインプラントも決まり、いよいよ手術!と思ったら、今度はコロナの影響で延期。
もうとっくに再建完了しているはずだったのに、いまだにエキスパンダー留置のままです
でも時はきちんと流れていて、もうすぐ手術予定です
再建して良かったのか悪かったのかは、そのあとにわかるのだと思います。
また手術が終わったら、感想を書いてみたいと思います。
でも今のところは再建することに決めて良かったなって思っています。
エキスパンダーが留置されていると、胸の形がとてもおかしいので着る服にも影響が出てきますが、目立たなくわからないように着こなしを考えることにもすっかり慣れました
リコール問題のときは少しへこたれましたが、入れ替え手術の時は少し寂しくなりそうです