荒木です。
本格的な花粉飛散に時期になり、花粉症の患者様にはつらい時期になってきました。
鼻炎の患者さんの中には、「市販の点鼻薬を何年も使っていて、点鼻薬がないと鼻がつまってつらい・・・」といわれる方がいらしゃいます。
今日は、薬剤性鼻炎について書きたいと思います。
薬剤性鼻炎とは、点鼻薬の使い過ぎによって引き起こされる鼻炎のことです。
市販の点鼻薬の多くには血管収縮剤が含まれています。使用すると血管が収縮し、粘膜の腫れが改善され、鼻づまりの改善になります。
しかし長期間使い続けているうちに次第に効かなくなり、使用前より血管が広がり、鼻の粘膜が腫れてくるようになり鼻づまりが悪化します。
これが薬剤性鼻炎です。
点鼻薬が効きづらくなった状態にもかかわらず使い続けると、鼻炎はますます効かなくなっていきます。効かないから何度もさすという悪循環に陥り、ますます鼻炎がひどくなっていきます。
一般的に、1日に3回以上、1か月以上、点鼻薬を使用している場合は使い過ぎと思われます。
薬剤性鼻炎について、お心当たりのある方はご相談ください。