研究発表で鈍った体を引き締めるため、御嶽に行ってきました。朝寝坊したので、午後から。
今回の目標は「蟹」。研究発表前にムーブバラしはしたのですが、2~3週間の間研究詰めだった体はどこまで動いてくれるのか。
砂箱岩のガバで懸垂をしたのち、忍者岩へ。
とりあえず、忍者でアップ。クラック取りのスタンスは相変わらずグラグラしているので、その横の細かいカチを拾ってムーブを再構築。
カチ上のサイドを左手で取るときも、左足を高く上げ、膝を右に折りたたむことで安定を図りました。忍者のムーブを確認しつつアップ終了。
アップのしすぎは逆に体の力を抜かせてしまうと聞いたので、早速蟹をトライ。タイミングをはかり、いざ。
序盤はキャンパ。適当に足で壁を蹴りながら進むとバランスが取りやすい。
第一核心の「右手を下ろす」パート。右足を拾うのにまごついたものの、右手のホールディングは無事終了。少し足が切れまし
たが、構わず先へ進みます。
左手クロス、右手を出し、左足ヒール。ハイアングルがバチ聞きしたおかげで一息つく余裕がありました。
左手のカチを取り、体を右へ。忍者の一手目への合流が個人的な核心だったので、できるだけランジ距離を短くできるように、左手を可能な限り握り込み、右足のスメアで体を寄せる。ランジ。今までで一番スタティックに取れた。
体の振られが少ないので、落ち着いて右足をスタンスへ。だんだん指の感覚がなくなってきたので、できるだけ指先に神経を集中させてマッチ。チクタクムーブで完全に忍者の態勢へ。
体を引き上げ、スローパーを取る。飛ばし。体が後ろに引っ張られる感触があったが、ギリギリ残った。このまま行ってしまえ。
左手クロス。まだ腕はヨレきっていないのか、右手も左手もガバに感じる。呼吸を整えて、先ほどムーブを編み出したクラック取りへ。届いた。バチ効きした。
左手カチをとり、左足をあげる。左ひざを可能な限り折り曲げ、右手が効いていることを確認してサイドプルにクロスを出す。取れた。そして、いつも通り持てている。
あとはこれまで登ってきた通り、リップをとり足を上げて体を返す。…
…登れてしまった!
正直、実感がありませんでした。
登っている時は常に次のムーブだけを考えていて、雑念や迷いは全く浮いて来ず、本当に集中できていました。マントルを返してから「あれ、終わっている…」と我に返ったわけです。
とにかく、学生時代の大きな宿題を一つ終わらせられ、久々に大きな満足をえられました。
その後すっかり気が抜けてしまったので、次につなげるためにいろいろな課題をお触り。
肺魚、蛙、虫なども触りましたが、一番登れそうなのはクライマー返しでした。次の目標はこれにしよう。
ピンチオーバーハングの岩に移動。
ピンチオーバーハングは、相変わらず届く気配なし。やっぱりピンチが苦手。
しばらく前に触っていたファットアタッカーに挑戦。中盤、もっとも低い位置のガバを取るムーブに苦戦したものの、足位置を工夫することで突破。
最後の1トライで登りきりました。よかった。
16時39分のホリデー快速で帰るつもりでしたが、登り終えた時点で16時30分。パッキングと掃除を終えて岩場を出たのが36分。やや湿ったマットを抱え、御嶽駅へダッシュし、ギリギリで乗れました。
17時ごろにはすっかり外は真っ暗でした。今日は短期集中で登れたので良かった。打ち込むならもっと朝早く来ないとですね。
次はクライマー返しとファットブロッカーか…。