七月二十四日 月曜 くもり 起床 七時三十分
               就寝 九時 〇分

  朝 目がさめて、時計を見た。七時三十分だった。
 びっくりしてとびおきた。夏休みの友で二四日、日の出の時間をはかることに
 なっているからだ。台所へいくとおかあさんが、朝食をつくっていた。
 わたしはおかあさんに
 「日の出の時間はかられなかったじゃない。」というとおかあさんは
 「外はくもりよ」といったので安心しました。
  勉強がおわって妹が辞典に書いてある英語をうつそうといいだしたので
 いっしょにうつしました。
  夕食はうなぎどんぶりでしたが、おかあさんは、生きているうなぎを
 買ってきて、きりをうなぎの頭につきさして、うなぎのからだをほうちょうで
 二つにしました。それから、はらにあるものを全部だしましたが、
 まだいきていたのでびっくりしました。おかあさんが、うなぎの心ぞうを
 二つにしてもまだ心ぞうがうごいて首をきりおとしても心ぞうは、まだ
 うごいていました。それからせぼねをぬきとるまでは、うなぎの体は
 くにゃくにゃうごいていたのでかわいそうになったのと同時にきみがわるく
 なって、妹といっしょに自分たちのへやへいって本をよんでいました。
  それから、夕方の新聞にうなぎにうろこがあって肉眼では見えないと
 かいてあって、うなぎばかりでてくるので、よるふとんの中でふるえている
 うちにねむってしまいました。

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 最後の「震えて眠った」は、「嘘」「修飾」と自覚して書いた記憶がニヤリ
 ただ、いつまでも動いていた鰻の体の映像は忘れられないニヤリ
 子どもにあんなもの見せちゃいけません。。。

 この時の「夕方の新聞」がいまの夕刊デイリーかどうかは不明。
 最初「夕刊ポケット」というものがあり、そこから分裂して(という記憶が)
 「夕刊デイリー」というものができました。
 この頃は、両社がしのぎを削っていたころです。

 最後に「夕刊デイリー」が勝ち、「夕刊ポケット」は消えました。
 (父の話の受け売りですが。。。)