カナダへ来て初めて感じたことがあります。
それは日本人なら誰でも驚き称賛する寄付行為の機会の多いことです。
1.大金持ちの寄付行為、それは多いに期待したいのですが、Donationは費用となるということ。
それから大金持ちは次は名声に向かうということ。即ち貧すれば鈍すの逆であるということ。
ノーブレスオブリージは余裕がなくても武士道いや騎士道のあるべき高邁な精神に存するのです。
2.行政や学校からの寄付要求が常態化していること。
これは行政の失策を賄う手段として使われているのではないか、ということは余りに貧か?
これが日本なら、なぜ赤字になったのか、その明細が論議されて然るべきなのに、そんな新聞
記事みたことない。
3.トロントにオンタリオ州の行政失策の象徴があります。
407というハイウェイが20kmほど市の東西を横断しているのですが、所有者はなんと私企 業なのです。 州が財政危機に瀕した時に売却してしまったのです。
日本ではとても考えられないなんというイージーゴーイング!
このことを云うとカナダ人が必ずいう言葉 「カナダは未だに発展中の国だから」
(知らずに間違えて乗ってしまい、1kmほど走ったら後から$7の請求が来てビックリ!)
無知は罪悪なりとはよく行ったものです。
恐るべし!現地の法律知識のなさ―この知識は英語よりも先かもしれない。


