それは、突然やってきた。


夜の19時30分頃、

長女が、スマホ片手に

「コロナ、陽性だった」と。


PCR検査した結果が、

スマホに送られてきたらしい。


抗体検査で陰性だったから、

「ま、念のために」なんて気持ちで

受けていたものだったのに。


つい、2週間前に

長男の発熱で、

コロナ騒動があったばかりだった。

(これは、陰性でした。)


その時も、

レッスンの代行やら、

長男、次男の学校のことやらで、

そりゃぁもう、大パニック。


発熱センターに電話して、

最寄りの検査病院を教えてもらってる時、

自宅の郵便番号を聞かれて

「えっ???」と 

脳みそがホワイトアウト状態に。


「ちょっと、分からないですねぇ〜」と

人ごとのように、言ってしまう事案が

発生しました。


大丈夫か?  わたし。


まずは、娘を隔離?してぇ〜

仕事関係に報告してからぁ〜

他の約束とか、なかったっけ?


で、これからどうなる訳???


ひとは、

何が分からないのかも分からない状態の時

パニックに陥入る。


とりあえず、情報を整理していこう。


しかし、分かれば分かったで、

突きつけられた現実に、

嘆き、悲しみ、絶望するものだ。


その放心状態が過ぎると、

メールして、報告して、返信して、の作業。


おばさんはLINEの文字を打つのが遅い。

(私だけかもしれん)

時間もかかるし、ストレスもたまる。


洗濯機の中に、いきなり放り込まれて

すすぎ、3回くらいされて

脱水された状態が

その日の深夜0時のわたし。



そして

濃厚接触者になった私たち家族の

自宅待機生活が始まったのである。



次の日の朝、

まずは、水回りの除菌として、

年末やらずに、すっとぼけていた大掃除を始めた。


あ〜、こうやって、やる羽目になるんだなぁ〜

としみじみ感じながら、

「神様、これからは年末にちゃんと掃除しますから、コロナから守ってください!!!」

と、お願いも忘れない。


トイレにいるんだから、

お風呂にも神様おるやろ!



換気扇も目詰まりして、

ウイルスが引っ掛かっちゃったりしないように、

(そんな気がするだけ?)

これまた大掃除。


油まみれも、スッキリとれて

手の油分もどこかに飛んでった。


ビニール手袋してたはずなのに、

手洗い、除菌のオンパレードに

耐えられなかった、私の両手ちゃん。

紙やすりみたくなってるぅ〜



買い物も、突然行けなくなって、

南極観測船のシェフのように

チビチビ野菜を使い始める私。


前の晩の味噌汁を

雑炊みたくアレンジした夫。


野菜もそこそこ入ってるのに

さらにネギを刻んで入れた罪で

「なんで、入れるのよぉ〜」

と野菜管理保安官に、問い詰められる。


冷蔵庫も、とうとう、家宅捜索が入った。


アレンジできる物や

賞味期限切れを探す。


アレンジできるものより

賞味期限切れが多いという結果に

出鼻をくじかれる。


冷蔵庫がスッキリしたのは、

買い物に行けなくなったせいでも

食材を食べ切ったわけでもなく

賞味期限切れの整理という

安定のズボラぶり。


それから、

食器洗い洗剤も、減りが早いことに気づく。

いつもより念入りに洗っているからだ。


[念入りに]と言っても

しょっちゅう、

「お皿に汚れついてるよ」

と家族に指摘され、

マリーアントワネットのように

「汚れているなら、洗えばいいのに」

としれ〜っとした顔で、開き直る私である。


たいしたことはないのであろう。



保存食品はどうだろう?


缶パンが賞味期限切れてる。

保存食なのに、保存できていない!!!


これは死なんやろ。と食べてみる。

けっこう美味い。


ズボラ主婦、胃腸は強い!!!



洗濯も、除菌の意味で

いろんなものを洗いまくって、干しまくった。



家の中でもマスクをしていて、

鼻の中に吹き出物ができるという事態に。

そこかよ!という不快感に、

そして、地味に痛い。

最悪だ。



外に出られなくて、退屈かと思いきや

家事の一つ一つが

除菌やら、なんやらと

工程に一手間加わって、

結果一日があっという間。


いつもは、全てをすっ飛ばす、

ズボラ主婦には、つらいところだ。



このまま、家族みんなが、

次から次へと感染していって

夜戦病院のようになるかと思ったけど


そこは、幸せなことに

広がっていかなかった。



夫が、待機途中、しみじみ言った。


「当たり前だと思っていたことが、

こうやって、突然できなくなるんだなぁ」と。


「うん、うん、そうだよねぇ」とわたし。


夫 「もう、マクドナルドとか

行きたくても行けないんだよ!」


「えっ!」 「そこですか!」


途中まで良いこと言ってたのに、


「中学生か!」と突っ込まれる。


という感じで、

自分のズボラぶりが、次々見つかる

そんなドタバタ生活。



とりあえず、

抗体検査も家族全員 陰性となり、

自宅待機生活を終えました。



早速、安堵と喜びのなか

いつもの韓流ドラマにハマり、

寝るのが朝の3時半という愚行に走るわたし。


そして、私はしみじみ思うのです。


不健康の生活って、

健康じゃないと できないんだぞ! 


って、ね!


皆さんは

名前を必ず、間違えてしまう人はいませんか?


たとえば、上村さんという名前。


かみむら さんだっけ?

うえむら さんだっけ?


一瞬悩んで、迷って

なぜか、必ず、

選んだ方が、必ず間違っている。


確率は半分なのに、

必ず間違う。


なにかの拍子に

悩んで、間違えてしまうと

次からは、

100%の確率で間違う。



今日も、

真中さんだったか、真下さんだったか

悩んで、迷って

間違えた。


それは、先週も間違えていた‥‥。


先週の(この時点で2回目くらい)

間違えた後、

「あっ、大丈夫ですよ〜」と

半ば呆れ顔で、軽く流されて

(電話なんで、私の妄想です)


気マズイ時間が流れたことは

(ここも私の頭の中で)

鮮明に覚えているのに!!


「もはや、間違える気しか、しない!!!」


と、心の声がダダ漏れて

つい口走ってしまうと

そばにいた長女がボソッと


「それねぇ〜、

間違えるという記憶しか 

残ってないことあるから」

とつぶやく。


そ、それだ!


モヤモヤしているものを

バサっと言語化してもらうと

すごくスッキリする。


問題はなにも解決していないのに、

清々しい気持ちになる。

(おい、いいのか!)


見渡すと、

私を清々しい気持ちさせた神は、

いつのまにか、

ガッツリ二度寝している。


まどろみながら呟いたコメントなのに、

相変わらず、キレがいい!!!


と自堕落な生活を送りかけている娘を

怒りもせず、感心する私。


この冷静な観察と、

物事の芯?をついた洞察力。

これが、

旦那や弟2人を震えさせ、

牛耳っているのかぁ!!!

恐るべし。



そういえば、

昨日も、節分だったので、

豆まきしたんだけど、


「鬼わぁ、外ぉ〜!」と言いながら

豆を外に投げる時は

手首のスナップを効かせ

勢いよく投げるのに

(まるで、小学生)


「福わぁ、内〜!」と

家の中に豆を放り投げる時は

50代 主婦 が出てきて

床にそっと豆を置いた仕草を見て、


娘が一言

「そんなんじゃ、福入ってこんやろ」

とつぶやく。


部屋が豆で散らばり、

さらに

それを踏んでしまった時には、

粉々に粉砕され、

二次災害となる。


それがイヤだったんですぅ!!!


ここで、

皆さんに、残念な?お知らせです。


今年は、

小さな福より

掃除が大変!!!

ということを選んでしまった私は

幸せになれません。

(ま、皆さんには、どうでもいいことですが)


一人暮らしの娘が

最近帰ってきて

冷静かつ、的を得たコメントに

スッキリしたり、

震え上がってる 私の近況でした。




今日の朝はマジで、寒かった。


着ても、着ても、寒い。


一度決めたウェアに、

さらに、足して足して

それから、巻いて巻いて

テニスに向かった。


まだ、12月半ばというのに、

すでに、

これ以上着込めるものがない!!

という状態のところまで来ており、


今はいいけど‥‥。

も少し着れるけど‥‥。


「これから先、どうしよう???」

という、

「詰んでいる」絶望感が半端ない。



昔、子供に着せられるだけ洋服を着せて

着れた分は貰えるというTVがあったけど、

(あの、なりふり構わない昭和的な感じ、

好きでした)



しかし、

テニスでは、そうはいかない。


これ以上着ては、

あらゆる関節が曲げられなくなる。


動かなくてはいけないし、

なにより、若干の汗もかく。


その「ほんの少し」が、曲者なのだ。


体がほんのり温かくなったと思ったら、

「ほんの少し」の汗が

秒で、体温を奪っていく。


ホントに少しなので、

汗をかいたなぁ、という自覚はないが、

そのうち、

軽く湿った衣服の寒さで、気づくのだ。


つまり、


運動して、汗をかいたのではなく

着込み過ぎで、汗をかいたのである。


わかっているなら、脱げ!

と言われそうだか、


サウナに入ったから、水風呂に入れる訳で

いきなり水風呂には、飛び込めない。


というわけで、


雪だるまみたいな格好で、

チャリチャリと自転車をこぐ。


家を出てすぐの所に、えぐい坂道がある。


ここで、

「自転車を降りたら、負け!」

みたいな意地を見せつけてしまい、

(誰に???)

ほんのり汗をかく。


でも、ここはおばさんなので、

最後の方は、

今にも止まりそうな回転で、こける寸前。

(降りろや!)


気づけば、

息が落ち着いた頃

背中の辺りが、スーッと寒い。


テニスする前から、やっちまった。


ウォーミングアップであり、

早速のクールダウンである。


さらに、

ネックウォーマーからほんの少し出ている

耳の先っちょが、冷たく痛い。


そこしか、出てないのに!!!


ちょっとしか出てない所なのに、

蚊に刺されたような 残念な気分だ。



テニスコートに到着すると、

赤いボロ自転車が、

郵便屋さんみたいだと言われ、


合間のおしゃべりで、


テニスしている人は

汗をかきながら長い時間いるので

海にいる漁師さんと一緒だという話に

衝撃を受け、

(日焼けの話です)


テニス海で、ボール魚を追い、

不漁のまま港に戻り、


誰にも配達しない郵便屋さんになって、


ブルッと震えながら、

おうちに帰りました。