いえ、帰りません。
帰るのは家にだけです。
初期の記事を読み返して、評価とか細かく書いてたのを見ましたが、まぁいつしか自然的に消えていったということは、自分自身そこまでの必要性を感じなかったのでしょう。
というわけなので、この感じで続けます。
秋。(一応)
あれ?夜こんなに寒かったっけ?
と感じる日があったかと思えば
あれ?日中25度越え?夏日じゃん
というような日があり、日本の四季が崩壊しつつあるのを改めて痛感させられる日々なわけですが。
暦上は秋。なのです。
秋といえば様々な〜の秋がありますが、皆さんはどんな秋を過ごすのでしょうか。
そんな秋に個人的に観たくなる一作を紹介いたしましょう。
ノッティングヒルの恋人(1999.英)
はい。
こちらはですね、今尚人気を博す、有名ラブストーリーであります。
主演に『ブリジット・ジョーンズ』シリーズや『ラブ・アクチュアリー』などのヒュー・グラント。
ヒロインに『プリティ・ウーマン』『エリン・ブロコビッチ』などのジュリア・ロバーツ。
脚本を務めるのはリチャード・カーティス。
彼の脚本は非常にユーモラスで、個人的にすごく好きです。
ストーリーはといえば、生活圏というか階級の違う男女によるベッタベタな恋愛モノ。
本当にベッタベタです。
ああ、このパターンのやつか。
ってなる方多いでしょう。
書店を経営する冴えないバツイチ男ウィリアム(ヒュー・グラント)とハリウッド女優アナ(ジュリア・ロバーツ)が偶然の出会いから、互いに惹かれ合っていき、住む世界が違うのを自覚しながらも諦めきれず…
といったあらすじです。
いや、それでもう内容わかったわ。
はい、これは観ない。
と思ったアナタ。
ナンセンス。
ただそれだけで終わるならわざわざ紹介しませんよ。
この作品で注目していただきたい点は、まず主役の二人を取り囲むサブキャラクター達の愉快さ。
それぞれキャラの強い男女が複数登場し、二人の仲を後押しするのと、場面を盛り上げるの両方でとても大きな活躍をしています。
そして、脚本と演技。
脚本は先ほど言った通りとてもセンスを感じるもので、個人的には、コメディ映画ではないのにもかかわらずよく笑った記憶が確かにあります。
そしてジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの演技がやはり光ります。
ハリウッド女優がハリウッド女優を演じるというのは簡単なようで難しいはず。
そんな役所をスパッとしっかり演じきるキャパシティの高さ。
ヒュー・グラントの優しさの滲み出る演技は、非常に背中を押したくなります。
穏やかな雰囲気が終始漂いつつ、シーンごとに印象に残るようなインパクトもあるこの作品。
123分と長くはないので、秋の休日にゆっくりお茶(または紅茶でも可というか紅茶の方が雰囲気は出ます)でも飲みながら鑑賞してみてはいかがでしょうか。
ラストもベッタベタですが、観終わった暁には晴々とした気持ちになることでしょう。
スパイク良いキャラしてんだよな〜。
きっと好きになる人いるだろうな〜。
ではまた。